FAカップでルートン・タウンに3-2で逆転勝利したことに満足した表情を見せるルベン・ロフタス=チークは、この試合でセンターバックを務めたことに、誰よりも自身が一番驚いていると語った。

雨で冷え込んだケニルワース・ロードで、チャンピオンシップのルートン相手に2度ビハインドを負ったが、いずれも同点に追いつき、試合時間残り10分で逆転ゴールを奪い、無事に準々決勝進出を決めた。

ロフタス=チークは、ホームで勝利を狙う相手との試合について、敵地での難しいコンディションにもかかわらず、楽しんで戦えたと語り、また、この勝利を誇りに思うと述べた。

「非常に厳しい試合だった。特に、かなり早い時間帯に失点してしまったこと、そして相手サポーターの熱烈な応援が試合をより難しくした。サポーターの声援は、相手選手たちのに多くの希望を与えているように見えたし、それはチェルシーにとって序盤に臨むものではなかった。」

「ファンを静かにさせ、序盤で自分たちの実力を示すことで、彼らの期待を薄めようとしたんだ」。2-1で敗れたときは、難しい試合だったけど、最終的に這い上がり、仕事をやり遂げたことは選手たち自身の功績だ。」

「こういった状況で試合をするのは楽しいよ。緊迫するように見えるけど、スタジアムが騒々しいと、サッカー選手としてプレーしたくなるものだからね。」

「振り返ってみると、とてもいい環境でプレーできたと思う。良いプレーができたし、次のラウンドに進むことができた。チェルシーファンの声援は素晴らしく、終始聞こえてきたし、チームが這い上がるために必要なサポートを与えてくれた。チェルシーファンのみんなにありがとうと言いたい。」

トーマス・トゥヘル監督は、日曜日のカラバオカップ決勝からFAカップの試合で先発メンバーを9人変更した。それは、特にディフェンスにおいて、負傷者により選択肢を制限され、やむを得ない部分もあった。

その結果、ロフタス=チークは初めて3バックの中央という慣れない役割を担うことになったが、26歳の彼は、つい最近までこの交代劇を予想していなかったことを認めている。

「驚きだったよ! 前日にそこでプレーするかもしれないことを知ったんだ。ディフェンダーの多くが故障しているし、週末には120分プレーしてPK戦に臨んだ選手もいたからね。」

「自分が起用された場所で仕事をしなければならないし、それでも自分の資質やロフタス=チークらしさを試合に出そうとしたんだ。それしかできなかったけど、本当に楽しかったよ。」

「12歳か13歳の時に、1シーズンか2シーズン、センターバックをやったことがあるんだけど、好きじゃなかったんだ!でも、今夜はちょっと違っていた。当時は4バックのセンターバックとしてプレーしていたんだ。今回は、もっと自由に飛び出して、最初から攻撃を仕掛けることができたから、楽しめたよ。」

ロフタス=チークは、ティモ・ヴェルナーに2点目の同点弾をもたらす貴重なパスを出すなど、ディフェンスの中心に位置しながらも、攻撃面で多くの貢献をしたが、ゴールの功績はストライカーにあるという。

「ボールを持つ時間が長かったし、誰も自分にプレッシャーをかけてこなかったんだ。だから、ティモがディフェンダーの裏を指差していたから、彼にパスを出そうとしたんだ。ティモの素晴らしいタッチ、素晴らしいフィニッシュだった。」