イアン・マートセンが来季、チャンピオンシップのコヴェントリーにレンタル移籍することが決まった。

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リー・ボウヤー、ナイジェル・アドキンスの下で、彼は中盤から右ウイング、さらには左のフルバックまで、さまざまなポジションをこなし、その多才ぶりが称賛された。

2018年夏に母国オランダのPSVアイントホーフェンから加入したマートセンは、2年間にわたってアカデミーチームでプレーし、その攻撃力と守備の堅実さの両方で注目を集めた。

2019/20には、育成チームの守備の要として何度かキャプテンを務め、FAユースカップでウルブスを7-0で撃破した試合ではゴールも決めた。同シーズンの初めには、カラバオカップのグリムズビー・タウン戦で途中出場して17歳でシニアデビューを果たし、その1年後の18歳の誕生日に新たに4年契約を結んだ。

昨シーズン、南ロンドンのチャールトンにレンタルされていたマートセンは、すぐにサポーターの間で人気者になり、レギュラーとして活躍した。4月のドンカスター・ローバー戦では、右ウイングとしてプロ初ゴールを決めたが、シーズン終盤の4試合は2つの引き分けにより昇格のチャンスを逃した。

オランダ出身のマートセンは、昨季チャンピオンシップ復帰1年目にして降格ゾーンから12ポイントの差をつけて6位となったコヴェントリーにレンタル移籍することになった。