ミッドウィークの一戦を控え、メイソン・マウントがベテラン選手の存在、チャンピオンズリーグの意義、チームの目標について語った…

2019/20シーズンはクラブと代表を合わせても1試合しか欠場していないマウント。プレミアリーグでは4ゴールを記録しアシストも重ねている現状は、自身の予想を上回る好調ぶりのようだ。

スタンフォードブリッジにアヤックスを迎え撃つ今回、マウントはプレミアリーグとチャンピオンズリーグの違いについて言及。フランク・ランパードやベテラン選手の存在が助けになっているとし、今シーズンはタイトルも狙えると抱負を語った。

まずはチャンピオンシップでプレーしていたのも束の間、今度は舞台をチャンピオンズリーグへと移した現状についてコメント。

「常に準備はしていた」と話すマウント。「クラブには長いこと在籍しているから、いつかあの舞台に立つために自信は培ってきた」

「思ったより早く環境は変わったけど、準備はしてきた。今はこのチャンスを逃さないよう集中している。一瞬一瞬を楽しんでいるよ」

マウントには信頼を置いている様子のランパード監督。昨シーズンはダービーでも共に戦っている間柄だが、この3ヶ月出場機会が続く要因は、純粋に練習や試合でのパフォーマンスに裏付けされたものだ。

「誇らしい選手だよ」と試合前記者会見で語ったランパード。「昨シーズンはダービーで、そのプレーを見てきた。今シーズンの活躍ぶりは予想を上回っているが、いずれにせよプレーさせるつもりでここに残したんだ」

「だがここまでとは予想してなかったよ。ここまでは順調だが、これからはまだ彼次第。信じているし、この先も成長は続けていかないといけない」

ランパードの影響について、アカデミー時代から自身の目標でもあると話すマウント。何度も映像を見返しては自身のプレーに反映させてきた中、今では日々直接学んでいる。

「とてつもなく大きな影響になっているよ」と話すマウント。「昨シーズン指導を受けて、仕事の仕方やプレースタイルは掴んでいた。この経験は自分やフィカヨ(・トモリ。同じくダービーでプレー)にとってチェルシー復帰後のアドバンテージになったと思う」

「素晴らしい存在だよ。攻守にわたって完璧を目指すため、日々学んでいる。これ以上のお手本は他にないよ」

今シーズンはプレミアリーグもチャンピオンズリーグも同じ展開のチェルシー。いずれも初戦は黒星としながら、そこから立て直して結果を残し続けている。リールとアヤックスをそれぞれアウェイで下したことでグループHを優位に進めつつあるチェルシー 。しかしながらマウントは僅差の争いとなっているグループステージに油断はできないと念押しをした。

「チャンピオンズリーグは結果が全てだ」と話すマウント。「初戦を落として雲行きは怪しかったけど、それでも前向きでいた。フランスにオランダとアウェイで結果が必要だった中、しっかり形になった。スタンフォードブリッジでもこの流れを継続させたい」

「チャンピオンズリーグはまた違う雰囲気なんだ。試合数が少ない分、勝利の意味が大きい。プレミアリーグも同じだけど、勝ち点を取り返すチャンスという意味ではチャンピオンズリーグの方が限られている。グループステージはどこも強豪ばかりだしね」

今シーズンのチェルシーはマウントをはじめ、アカデミー出身選手が花開いている。ゴールを量産するタミー・エイブラハム、守備で貢献するトモリ、攻撃のアクセントとなるカラム・ハドソン=オドイ、そしてリース・ジェイムズも出場機会を増やしつつある。

その一方でマウントは、ベテラン勢の存在について言及。ジョルジーニョやマテオ・コヴァチッチとのプレーも大きな支えになっているとコメントした。

「若手にとって、ベテラン勢の支えは大きいんだ。屋台骨はあくまで彼らだからね」と話すマウント。

「プレーを見れば納得だよね。チームをひとつにするため、ボールを動かす自分たちのプレーのために汗をかいている。若手のゴールが多いかもしれないけど、先輩たちがチームを支えてくれているからこそだよ」

一方でこれだけの若手の起用は、補強禁止処分の影響だとする声も。マウントも含め、移籍市場で動きが出ればポジション争いに巻き込まれることは必至だ。しかしながら、マウント自身はチェルシーに10年以上在籍する立場からすると覚悟の上だとコメントしている。

熾烈なスタメン争いについて、マウントはチームの一体感と前向きな姿勢がタイトル鍵だとしている。

「アカデミー時代からポジション争いに揉まれ続けてきた」と話すマウント。「チームには海外からの選手も多かったから、自分の実力を示していくしかない。チェルシーはそういうクラブだ。競争があるのは覚悟しているよ」

「タイトルが欲しいし、リーグ優勝もしたい。チームとしてしっかり一体感を持って、一緒に戦う姿勢が優勝には不可欠だ。トロフィーを掲げるのが今後の目標だね。少しずつ改善を重ねる。これまでの通りね」

「このパフォーマンスが継続できれば、どんな大会でも上を目指せるはずだよ」