アーセナル戦、ロメル・ルカクが序盤からゴールを決め快勝し、チェルシー復帰戦として完璧なスタートを切った。

15分には、ガナーズのディフェンスを惑わせスペースを作り、リース・ジェイムズのクロスをゴールに押し込み、完璧な連携を見せた。

30分過ぎには、メイソン・マウントのパスを受けたジェイムズが、ベルント・レノの守るゴールへシュートを決め、リードを2倍に広げた。

これに対し、アーセナルはハーフタイム後、いくつかの見せ場を作った。エドゥアール・メンディがブカヨ・サカのシュートをセーブし、セサル・アスピリクエタがエミール・スミス・ロウを見事に阻み、攻撃を防ぎ、ロブ・ホールディングの6ヤードの距離からヘディングシュートもゴールには至らなかった。

しかし、実際のところ、逆転の可能性は決して高くはなかった。ブルーズは敵チームをほぼ完全に抑え込んでおり、最終局面での正確さがもう少しあれば、さらなるゴールを加えられただろう。ルカクのヘディングシュートはバーに阻まれたが、これが後半もっとも得点に近いシーンだった。

しかし、このベルギー人ストライカーの2度目のチェルシーデビューは、記憶に残るものとなった。地元のライバルを相手にゴールを決め、チームは勝ち点3を獲得した。

今夜のロンドンはブルーズのものだ。

スタメン

トーマス・トゥヘル監督は、ルカクに加えて、カイ・ハフェルツとジェイムズをリーグ戦での初めて先発起用した。ティモ・ヴェルナー、トレヴォ・チャロバー、そしてクリスティアン・プリシッチがベンチに下がった。

負傷していたエンゴロ・カンテとハキム・ツィエクがベンチ入りで復帰、二人とも後半から投入された。

アーセナルは、ブレントフォードでベンチだったサカが先発。ベン・ホワイトが欠場したため、パブロ・マリとセドリック・ソアレスが守備陣に入った。

スピーディーな立ち上がり

開始60秒、最初のチャンスを作ったのはサカだった。ボックスの端にいたスミス・ロウへボールを送った。シュートは枠へ飛んだが、メンディが簡単に処理した。

次はチェルシーの番だった。マルコス・アロンソが20ヤードの距離からジェイムズにチャンスを与え、グラニト・シャカが顔を使ってブロックした。

北ロンドンの日差しの中、ゲームのテンポとテンションは高く保たれたが、ブルーズがポゼッションを支配し始めた瞬間に、その時はやってきた。

復帰ゴール!

このゴールは、ルカクがチームへ彼の全てを見せつけるもので、素晴らしいプレーだった。マテオ・コヴァチッチがボックスの端で彼にボールを供給し、アーセナルのセントラル・ディフェンダーを振り切ってゴールに向かった。ルカクはコヴァチッチにボールを預け、コヴァチッチはマークを外したジェイムズを選び、右手に鋭いロフトパスを出した。

その間、ルカクはマリを振り切って6ヤードボックスに入り、ジェイムズのセンタリングを見逃さなかった。その瞬間、アウェー席の観客はルカクに歓迎の大声援を送った。

ルカクの強さのおかげで、マウントはハフェルツとほぼ同じ高さまで飛び出すことができ、素早い追加点を求めた。ハフェルツの絶妙なパスを受けたジェイムズが再びフリーになったが、マウントのシュートはブロックされてしまった。

ルカクとマリの攻防は続き、ルカクが右サイドを脅かすと、マリがブロックした。30分には、ハーフウェイでルカクへのタックルで、マリに警告が出された。このように、マリにとっては気分の良い午後ではなかっただろう。

二つのトラブル

そして、追加点がやってきた。今回は、左サイドのアロンソとハフェルツが、スペースを作ったことが大きかった。アロンソのパスはマウントに届き、マウントはすぐにジェイムズにパスを出した。先制点とは違い、ジェイムズは自らゴールを目指し、ボールはゴールに突き刺さった。

2点のアドバンテージに甘んじることはなかった。マウントの見事なスピードとスキルに合わせて、ハフェルツがマウントのクロスからゴールを狙った。

ジェイムスとサカが競り合った後にPKのアピールがあったが、これは却下された。降りしきる雨と暗い空は、エミレーツの大部分の観客の気分を反映していた。

しかし、後半開始直後も、ルカクがもう少しでゴールを決めるところだったが、最終的には阻止されてしまった。このとき、メンディに初めて本格的なピンチがやってきたが、サカのロングレンジのシュートをしっかり弾いた。

アーセナルは引き続き、攻撃に勢いをつけようとしており、60分、もう少しで報われる場面がやってきた。チェルシーはプレシーズン、コーナーからのゴールを許していたが、マリが最初のヘディングシュートとホールディングのヘディングシュート、2度のピンチを防いだ。

その後、ミケル・アルテタがサカに代えてピエール・エメリク・オーバメヤンを投入すると、彼はオフサイドトラップをうまく抜けたが、警戒し駆けつけたメンディがクリアしてこれを阻止した。続いて、負傷したキーラン・ティアニーに代わってヌーノ・タヴァレスが投入され、その後、カンテが投入されたが、アウェーの観客からは大歓声が上がった。その後コヴァチッチが後に続いた。

常に頼りになるセサル・アスピリクエタの見事なブロックが、スミス・ロウの至近距離からのシュートを阻止した。

ジェイムズが首を痛めて地面に倒れこむなど心配な場面もあったが、幸いなことに、プレー続行に問題なかった。

残り15分でルカクに2点目、つまりチームの3点目のチャンスが巡ってきたが、マウントのクロスからのヘディングシュートをレノは見事なポイントセーブが阻んだのだ。

ハフェルツは終盤に何度かチャンスがあったが、同じくドイツ代表のレノに阻まれてしまった。結果2−0で勝ち点3を奪い今日のゲームは幕を閉じた。

次の予定は?

リヴァプール戦が、土曜日にアウェイで行われる。17時30分キックオフ予定。

チェルシー(4-2-3-1):

メンディ;アスピリクエタ(c)、クリステンセン、リュディガー;ジェイムズ、ジョルジーニョ、コヴァチッチ(カンテ72)、アロンソ;マウント(ツィエク82)、ルカク、ハフェルツ(ヴェルナー90)

サブ:ケパ、チルウェル、チャロバー、チアゴ・シウバ、ズマ、ハドソン=オドイ

得点:ルカク15、ジェイムズ35

アーセナル(4-2-3-1):

レノ;ソアレス、ホールディング、マリ、ティアニー(タヴァレス66);ロコンガ、シャカ(c);ペペ、スミス・ロウ、サカ(オーバメヤン61);マルティネリ(バログン79)

サブ:ラムズデール、チャンバース、コラシナツ、メイトランド・ナイルズ、エルネニー、ネルソン

警告:マリ34、ホールディング45、ロコンガ67

審判: ポール・ティアニー 観客数 58,729人(チケット販売数)