チェルシーは、カイ・ハフェルツとタミー・エイブラハムのゴールにより、アーセナルとのプレシーズンマッチで見事な勝利を収めた。

このハフェルツは、今夏の欧州選手権後、プレシーズンに遅れて合流した7人の選手のうちの一人であり、ドイツ代表でのチームメイトでもあるティモ・ヴェルナーが、先制点をお膳立てした。

マテオ・コヴァチッチ、トニ・リュディガー、クル・ズマも前半45分間に出場し、親善試合マインドシリーズのスタートを楽しませてくれた。

後半の早い段階でハキム・ツィエクにリードを広げるチャンスがあったが、思うようにいかず。時折脅威を見せていたアーセナルが、残り20分でグラニト・ジャカのヘディングシュートで同点に追いついた。

しかし、アーセナルのバックラインのミスからエイブラハムが見事にゴールを決め、すぐに2-1とした。その後は両チームにチャンスがあったが得点はなく。相手は、ほぼベストメンバーで、その多くが昨シーズンのチェルシーのレギュラーメンバーよりも長い時間ピッチに立っていた選手達だった。

水曜日もロンドンにて、トッテナムをブリッジに迎えて2試合目が開催される。

試合はまずまずのペースで始まった。開始5分のうちに、ルベン・ロフタス=チークのシュートがブロックされ、エドゥアール・メンディはピエール=エメリク・オーバメヤンのクロスがエミール・スミス=ロウ に届くのを警戒し止め、さらにキーラン・ティアニーのパスはアレクサンドル・ラカゼットには通らなかった。

リュディガーがフランス人ストライカーへ激しく、しかしフェアにタックルした事で、このロンドンダービーへの本気度を見せてくれた。観客も最初から静かには見ていられなかった。

徐々にではあるが、確実にプレシーズンの試合らしいスピードになっていった。ブルーズはより落ち着いたポゼッションをするようになり、いつものように攻撃を仕掛け始めた。

25分にヴェルナーとハフェルツのコンビネーションからリードを奪う前から、二人の連携はすでに警告されていた。アーセナルが前線に人数をかけていたこともあり、コヴァチッチがフリーのヴェルナーにボールを渡し、ヴェルナーは時間をかけてハフェルツへ繋いだ。ハフェルツはファーストタッチでボールをコントロールし、ツータッチ目でのシュートはベルント・レノの頭上を越えるものだった。

すぐに2点目を狙おうと、ツィエクの絶妙なパスでヴェルナーが抜け出したが、シュートはサイドネットに突き刺さった。

続いて、スミス=ロウがボックスの端からシュートを放つが、ボールはポストに当たり救われた。その後、アーセナルが2度にわたってPKを要求したが、認められなかった。

ハーフタイムが近づくと、今日は左ウイングバックに起用されたカラム・ハドソン=オドイがタッチラインから切れ込みゴールを狙ったが、シュートは少し高すぎた。さらに、ツィエクが狭い角度からゴールを狙ったが、ゴールには至らなかった。

ハーフタイム前に、もう一度チェルシーにチャンスがあった。このときもハドソン=オドイが前に出て、カラム・チャンバースをかわして、レノに向かって至近距離からシュートを放った。

チェルシーは、5人の選手交代をして後半をスタートさせた。デュジョン・スターリング、マラング・サール、ダニー・ドリンクウォーター、ダヴィデ・ザッパコスタ、そしてエイブラハムだ。

ザッパコスタとエイブラハムのコンビネーションでチャンスを作ったが、途中出場で入ったアーセナルのベン・ホワイトがエイブラハムのシュートをブロックした。一方、アーセナルはペペのシュートがポストを直撃した。

1−0のまま迎えた54分、ロフタス=チークのパスがアーセナルのオフサイドトラップを誘発したが、レノより先にツィエクがボールに到達し、エリア外にいたキーパーの上にボールを上げた。シュートを打ったが、ホワイトにブロックされ、さらにレノに阻まれた。

ここまで、メンディは特筆すべきセーブをしていなかったが、60分前には、ラカゼットのフリーキックを左に跳ね除けた。

64分にはカンテとバチュアイを含む5人のチェルシーのサブメンバーが登場した。カンテのプレッシャーでガナーズのバックラインにミスが生じたが、ロス・バークリーのシュートはレノを脅かすにはパワーも精度も不足していた。

試合時間残り20分、グラニト・ジャカがヘディングシュートを放ち試合は振り出しに戻った。

しかし、同点は長くは続かなかった。アーセナルはサブメンバーを大量に投入、入ったばかりのエクトル・ベジェリンがエイブラハムにボールを渡してしまい、エイブラハムがうまくコントロールしレノをかわしてゴールを決めた。

同点に追いつきたいアーセナルは、オーバメヤンが6ヤードの距離からヘディングシュートを放ったが、大きく外れた。

また、ぺぺがケパを押し込んだ後、ジョー・ウィロックのボールがバーの下側を叩いた。リプレイではボールはラインを越えていたが、この試合ではゴールラインテクノロジーは使用されなかった。

チェルシー(3-4-3)

メンディ(63分 ケパ);ズマ(46分 スターリング)、チャロバー(86分 クラーク=ソルター)、リュディガー(46分 サール);プリシッチ(63分 バークリー)、ロフタス=チーク(63分 カンテ)、コヴァチッチ(46分 ドリンクウォーター)、ハドソン=オドイ(63分 ババ);ツィエク(63分 バチュアイ)、ハフェルツ(46分 ザッパコスタ);ヴェルナー(46分 エイブラハム)

サブ:ベッティネリ

得点:ハフェルツ(26分)、エイブラハム(72分)

警告: コヴァチッチ(42分), ザッパコスタ(54分)

アーセナル(4-2-3-1)レノ;チェンバース(70分 ベジェリン)、ホールディング(46分 ホワイト)、マリ(70分 コラシナツ)、ティアニー(70分 タヴァレス);エルネニー(70分 サンビ・ロコンガ)、パルティ(40分 ジャカ);ペペ、スミス・ロウ(70分 ウィロック)、オーバメヤン;ラカゼット(70分 エンケティア)サブ: オコンクウォ、ウィリアン、メイトランド=ナイルズ、ソアレス、ネルソン

得点:ジャカ(69分)

主審:アンドレ・マリナー