チェルシーはオリヴィエ・ジルーの先制点、そしてティモ・ヴェルナーの待望の追加点でニューカッスルに2-0で勝利した。

ブルーズは前半に圧倒的なパフォーマンスで特にサイドからマグパイズを攻略して勝負を決めた。

前半30分過ぎに左サイドからヴェルナーがドリブルでチャンスをつく。低いクロスにGKダーロウが反応するが、負傷したタミー・エイブラハムに代わって入ったオリヴィエ・ジルーががら空きになったゴールにボールを押し込み先制点を挙げた。

更にCKからのプレーに何とか反応したヴェルナーのシュートをダーロウがセーブするが、既にゴールラインを割っておりVARのチェック後、ゴールと認められる。

しかし後半はニューカッスルが調子を上げ試合の流れは大きく変わる。チェルシーは相手の攻撃に苦しむが、ケパがウィロックのシュートに対し素晴らしいセーブを見せ、久々に出場したリーグ戦でクリーンシートを達成した。

トーマス・トゥヘルは前節から4人の選手を替えた。特に注目されたのは木曜日のFAカップのバーンズリー戦でクリーンシートを達成しエドゥアール・メンディの代わりに入ったケパだった。

その試合で決勝点を決めたタミー・エイブラハムもレギュラー出場し1トップとしてティモ・ヴェルナー、メイソン・マウントとブルーズの攻撃を担い、オリヴィエ・ジルーはベンチスタートとなった。

その他にはカラム・ハドソン=オドイとマルコス・アロンソがスタメンに戻り、リース・ジェイムズとベン・チルウェルが外れ、中盤ではFAカップで温存されたコヴァチッチとジョルジーニョがメンバー入り、そして守備ではチアゴ・シウバが負傷のため欠場となり、アントニオ・リュディガー、アンドレアス・クリステンセン、キャプテンのアスピリクエタが出場した。

試合開始前、チェルシーの選手たちは春節のために特別に用意された中国語で丑年と新年を祝う言葉が書かれたトレーニングウェアを着てウォーミングアップを行った。

鋭い出だし

いつも通りのブルーのユニフォームで試合を開始したブルーズはすぐにダーロウのゴールを脅かす。

ポール・カノヴィルも誇りに思うだろう右サイドのカラム・ハドソン=オドイが個人技を見せる。チェルシー初の黒人選手で現在入院中のカノヴィルの写真はブリッジのコーナーの新しいバナーに表示された。

その後ボールはコヴァチッチからマルコス・アロンソにわたり、ニアポストにクロスを上げたがGKダーロウにセーブされる。

その後メイソン・マウントのコーナーからアスピリクエタが頭で合わせたが、ゲイルに当たり惜しくも枠を外れる。

ニューカッスルの4バックがお互いに近い位置で守ったため、サイドのライン際でプレーしたハドソン=オドイとアロンソの両ウィングバックはポゼッション時に自由にボールを持つことができた。

そしてタミー・エイブラハムが決定的なチャンスを掴むが、最後にラスセルズにタックルを受け得点できない。更にこのプレーで負傷したエイブラハムはオリヴィエ・ジルーに代わり途中退場となってしまった。

この交代劇でブルーズのリズムが下がると思われ、ニューカッスルはウィロックがエリア付近でチャンスをつくるが、アントニオ・リュディガーが素晴らしい反応を見せ、さらにサン=マクシマンのシュートはDFがブロックする。

その後攻撃に移ったブルーズは、アロンソがヘディングでエリア中央にパスを出すが、ティモ・ヴェルナーは完全にミートすることができず、シュートは枠を逸れてしまう。

しかし、30分過ぎに唇からの流血の治療を受け戻ったヴェルナーが左サイドからドリブルで突破する。

ヴェルナーはそのまま低いクロスを上げ、マウントが走りこむがこれはダーロウがセーブする。しかしそのこぼれ球に反応したジルーが無人のゴールにボールを押し込み先制点を挙げた。

そのすぐ後、コヴァチッチが中盤で相手2人を抜きマウントとワンツーで抜け出したヴェルナーがシュートを打つがこれはバーの上を超える。

前半終了前の追加点

しかしヴェルナーは前半終了前にコーナーからファーポストへ流れたボールに反応しシュートを放つ。、GKダーロウが何とか反応するが、セーブした時点で既にゴールラインを割っており、ブルーズの追加点となった。

45分間鋭いプレーを見せ続けたヴェルナーのリーグ戦における得点は11月以来となった。更にその後にもカウンターから追加点のチャンスが訪れるが、マウントはうまく連携できずシュートは枠の右に外れる。

流れが変わった後半

しかし後半になるとケパがこの試合初めてハイデンのシュートをセーブし、更にシェルヴェイのFKをダイビングキャッチする。

ハーフタイムにマグパイズが対策を講じたのは明らかで、サン=マクシマンがニアポストに出したパスをウィロックが詰め切れなかったのはラッキーだったと言えるだろう。

前半のようなポゼッションを再び見るのに15分ほどかかった後半は、非常に均衡した展開となった。ニューカッスルはゲイルをよりフィジカルの強いジョエリントンに代え、チェルシーのディフェンスを崩そうと試みる。

一方のチェルシーはコヴァチッチのシュートはバーの上、更にアロンソのヘディングシュートはダーロウにセーブされる。ペースをつかめないブルーズは、ここで運動量の多いエンゴロ・カンテ、そしてハドソン=オドイよりも守備能力にたけるリース・ジェイムズを投入する。

しかし、ニューカッスルはまたもやチャンスをつくりウィロックのヘディングはケパがファインセーブでしのぎ、アルミロンのボレーはニアポストの枠を大きく外れる。

先週のFAカップのバーンズリー戦のように残り時間あと10分ではチェルシーが粘り強い守備を見せ、ニューカッスルに得点機会を与えない。結局ヴェルナーの追加点のおかげでナーバスになることなく2点のリードを守ったブルーズがこの試合を制した。

今後の予定

ブルーズはリーグ戦で土曜日12時30分にアウェーでサウサンプトンと対戦し、その3日後にブカレストでチャンピオンズリーグ・ラウンド16でアトレティコ・マドリードとの試合に臨む。

チェルシー(3-4-2-1):ケパ;アスピリクエタ(C)、クリステンセン、リュディガー、;ハドソン=オドイ(ジェイムズ78)、ジョルジーニョ、コヴァチッチ、アロンソ;マウント(カンテ70)、ヴェルナー;エイブラハム(ジルー20)

サブ:メンディ、ズマ、チルウェル、エメルソン、プリシッチ、ツィエク

得点:ジルー31、ヴェルナー38

ニューカッスル(4-3-3):ダーロウ;ルイス、クラーク、ラスセルズ(C)、クラフト;シェルヴェイ、ハイデン、ウィロック(キャロル79);アルミロン、サン=マクシマン(フレイザー72)、ゲイル(ジョエリントン64)

サブ:ドゥーブラフカ、S・ロングスタッフ、M・ロングスタッフ、ダメット、マーフィー、リッチー

主審:ピーター・バンクス