チェルシーは、日曜日のデーゲーム、スタンフォードブリッジでバーンリーを迎え、トーマス・トゥヘル体制での初勝利を挙げた。

11月に入ってから初めて行われたプレミアリーグのデーゲームで、新チームは意外な選手のゴールで初の勝ち点3を手にした。

セサル・アスピリクエタがハーフタイム直前に強烈な一撃でネットを揺らし、先制点を奪った。 ゴール前で全てがうまくいったわけではなかったが、トゥヘル率いるチームは知的で気迫のある守備をしていたため、バーンリーは最後までゴールを奪うことができなかった。

週初め、バイエルンにゴールを決められて以来チームは無失点を維持しており、4日後トッテナムとの直接対決を前に、チェルシーの方が既に多くの試合を消化しているが勝ち点で並んでいる。

選手起用

トゥヘルは今週半ばに行われたウルブスとの引き分けから、チェルシーでの50試合目の先発出場となったメイソン・マウントをはじめ、9月以来の先発出場となったアロンソを起用するなど、4人のメンバー変更を加えた。攻撃面ではティモ・ヴェルナーとタミー・エイブラハムが復帰した。ブルースは再び3-4-3のシステムを採用し、前節で印象的なパフォーマンスを見せたカラム・ハドソン=オドイが再び右ウイングバック。

3バックとゴールキーパーは変更なし、中盤にはジョルジーニョとマテオ・コヴァチッチが入った。エンゴロ・カンテがベンチに戻ってきたが今月初めの試合以来まだ出場機会には恵まれていない。

バーンリーは、元ブルージャックのコークとマチェイ・ヴィドラが復帰したことで、週半ばに行われたアストンヴィラ戦3-2での勝利から2人の変更を行った。

クラレッツのゴールに迫った立ち上がり

この試合は、1956年から1965年までの間に279試合に出場した元センターハーフのジョン・モーティモア氏に敬意を表する機会となった。彼は週の初めに86歳で亡くなり、チェルシーの選手たちは彼に敬意を表して黒い腕章をつけて試合に望んだ。

バーンリーとの戦いは、まさに1960年代初期のディフェンダーが喜ぶような、献身的な守備とフィジカルの強さが求められるテストのようなものだ。彼らのアプローチは、完璧な集中力を必要とし、キックオフ前にトゥヘルが明らかにしたように、アロンソがベン・チルウェルよりも好まれた理由の一部であった。

しかし、序盤は攻撃の姿勢を示していたにもかかわらず、開始20分間、ニック・ポープのゴールに浴びせた何本かシュートはイングランド代表GKに簡単に処理された。

コヴァチッチとジョルジーニョの巧みなやりとりでバーンリーの中盤のラインを崩した後、ハドソン=オドイが左足を振り抜いて場面がゴールにもっとも近付いた瞬間であった。マウントも同様にボックスの外からチャンスを伺っていたが決定的な場面には至らなかった。

クリエイティブなカラムがチャンスを決めきれず

チェルシーの3-4-3のフォーメーションが複数の攻撃の形を作り、ウイングバックが高く開いた位置にポジショニングすることで、マウントとヴェルナーがエイブラハムの近くでインサイドフォワードとして機能することを可能にしていた。ディフェンス時はすぐにバック5の形に変化し、センターMFが運動量を増やすことで、セカンドボールを拾うことも可能だった。

ハーフタイムが進むにつれて、ブルースはより明確なチャンスを作った。アロンソがバックポストのスペースに飛び出し、ジョルジーニョからのボールをファーコーナーに向かってヘディングシュート。クラレッツを脅かしたが、ゴールを奪うにはシュートの精度が低過ぎた。

ウルブス戦の記録に比べれば、ポゼッションの時間は減っていたが、チャンスはより自然に作れていたがゴール前で決定力に欠けていた。

マウントがシュートを放ち、ヴェルナーがそのシュートをブロックしてしまった場面では、トゥヘルが悔しさを露わにしていた。

キャンプテンの活躍

フォワードの選手たちが不調に陥っていたため、先制点のチャンスは前半終了4分前に、キャプテンの手に委ねられていたのだが、このゴールは、マウントのハーフウェイからのダイレクトドライブが大きく貢献している。

マウントはアカデミーの元同級生であるハドソン=オドイにパスを送ると、その合図でアスピリクエタがオーバーラップで前に飛び出してきた。ハドソン=オドイは彼の走りを見抜いてボールを送り、キャプテンが力強いシュートをゴールに流し込んだ。

31歳のアスピリクエタは、4試合で2得点を決めた2019年の初めぶりにネットを揺らし、ブルースのボスとしてハーフタイムのロッカールームでの緊張を大きく和らげただろう。

後半、ニューパターン

しかし、ハーフタイムの間にも変更があった。クリスティアン・プリシッチがエイブラハムの代わりに投入され、ヴェルナーが攻撃ラインのトップに押し出された。後半開始直後もチェルシーが流れを掴み、プリシッチが早速良い動きを見せた。ルーズボールを拾い、ベン・ミーのチャレンジをかわしたがゴール前に味方が走り込んでいなかった。

ハドソン=オドイが右サイドで主導権を握り、クロスを上げ空中でヴェルナーにチャンスを与えたが、彼のヘディングはポープが掴みやすい高さに飛んでしまった。しかし、その直後には、ハドソン=オドイが深い位置からの素早い攻撃で前に出て、ゴールを狙った。しかし、このシュートは、エリック・ピーテルスに当たり軌道が代わりニアポストに嫌われた。

タッチライン側では、イングランドリーグで3番目に長く監督を務めている監督と新任監督との間で知恵の戦いが繰り広げられ、トゥへルは声高らかに指示やその詳細を新しい選手たちに伝えていた。試合時間が残り4分の1になろうとしていたがショーン・ダイチェ率いるチームは枠内にシュートを打てていなかった。なぜならチアゴ・シウバが素晴らしいディフェンスを見せていたからだろう。68分、ロビー・ブレイディからボックス内に入った危険なボールをチアゴ・シウバが見事にインターセプト、相手にチャンスを与えなかった。

反対側のゴール前では、ブレイディからボールを奪い背後に抜け出したハドソン・オドイがシュート性のクロスを送った。このクロスはミーに当たりコースが変わったが、ポープが見事に防いだ。

またもやスペイン勢の活躍で追加点

ハドソン=オドイは残り15分で交代したため、ゴールもアシストも記録できなかったが、アタッキングサードでの彼の活躍は大きかった。彼の代わり入ったのリース・ジェイムズは、ファーストタッチで振り抜いた右足のシュートがネットを揺らすかと思われたが、ポープがまたしても低い位置で、素晴らしいセーブを見せた。

試合は、84分にアロンソが見事なゴールを決めたことで幕を閉じた。左サイドからオーバーラップしたアロンソは、プリシッチのパスを胸で受け、足元でいったんコントロールした後、強烈なボレーを放った。勝利を決めるのに十分なゴールであり、トゥヘルはドイツ出身のチェルシー監督として、ブリッジで勝ち点3を確保した。

次の試合は?

この最もフィジカルに容赦のないシーズンは来週も続き、木曜日の夜にトッテナム、そして日曜日にシェフィールド・ユナイテッドとのアウェイゲームが2試合続く。

チェルシー(3-4-3)メンディ;アスピリクエタ(C)、チアゴ・シウバ、リュディガー;ハドソン・オドイ(ジェイムズ73)、コヴァチッチ、ジョルジーニョ、アロンソ;マウント(ハフェルツ80)、エイブラハム(プリシッチh/t)、ヴェルナー

サブ:ケパ、クリステンセン、ズマ、チルウェル、カンテ、ジルー

得点:アスピリクエタ41; アロンソ84

バーンリー(4-4-2) ポープ;ロートン、タルコフスキ、ミー(C)、ピーターズ;ブレイディ(マンボンゴ76)、ウェストウッド、コーク、マクニール;ウッド(グドムンドソン62)、ヴィドラ(ロドリゲス57

サブ:ピーコック=ファレル、バーズリー、ロング、ダン、ベンソン、スティーブンス

警告:ウエストウッド 60

主審: グラハム・スコット