チェルシーは、5人の選手がネットを揺らし、さらに2人の選手がデビューを飾ったこの試合の勝利で、FAカップ4回戦を突破した。

チェスターフィールドはナショナルリーグの強豪であることを証明したが、試合の主導権はチェルシーにあり、開始5分過ぎにティモ・ヴェルナーが無人のゴールネットを揺らした瞬間から、結果は決して疑いようのないものであった。

カラム・ハドソン=オドイが遠目からこの試合のベストゴールを決め、ロメル・ルカクがこの日がデビュー戦だった17歳のルイス・ホールのセンタリングでゴールを決め、前半の半ばまでに3-0とした。ハーフタイムが近づくと、アンドレアス・クリステンセンが完璧なタイミングでヘディングシュートを放ち、4点目となった。

後半はさらに浮き足だった展開になり、フィールドプレイヤーの半数が様々な時間帯に交代した。ピッチに残った一人、ハキム・ツィエクがクリスティアン・プリシッチへのファールで与えられたPKで5-0とした。

もう一人のデビュー組、マーカス・ベッティネッリが好セーブを見せたが、残り10分でチェスターフィールドのサブメンバー、アクワシー・アサンテがゴールネットを揺らし、その名を世界に知らしめた。

これで、両チームともに晴れやかな気持ちで帰路につくことが出来た。ブルーズはFAカップ3回戦で24回目の勝利を収め、次は国内カップ戦、カラバオカップ準決勝のセカンドレグで水曜日にトッテナムに乗り込んでいく。

スタメン

トーマス・トゥヘルは、ベッティネッリとホールをチェルシーデビューをさせ、ホールは、左のセンターバックに入った。クリステンセンは、3バックの右サイドとして怪我から復帰した。

サウール・ニゲスは、マテオ・コヴァチッチとプリシッチを含む中央の中盤を支えました。ツィエクとハドソン=オドイが攻撃的なウイングバックに入り、ルカクとヴェルナーを攻撃陣に選んだことは、監督がこの試合を軽視していないことをはっきりと示した。

ベンチには若手のザビエル・シモンズ、ハーヴェイ・ヴェイル、チャーリー・ウェブスター、そして2014年のこの大会でチェルシーデビューを果たしたルイス・ベイカーが名を連ねた。ヴェイルとベイカーはピッチで試合を終えることになる。

ブロックの外側を素早く

予想通り、敵はエネルギーとアドレナリンに満ち溢れた状態でスタートし、ボールを前に運び、新体制のバックラインを混乱させようとした。実際、ルカクがツィエクのコーナーキックからシュートを放った直後の6分、彼らの失点はチェスターフィールドの攻撃から始まった。

チェルシーで初めてキャプテンを務めたコヴァチッチが、マッチアップした相手選手を外して主導権を握った。彼はツィエクを走らせ、彼のシュートはGKスコット・ローチにセーブされたが、こぼれ球に反応したヴェルナーがしっかりと仕事をした。

力の差を見せつけるゴール

チェスターフィールドがさらに前に出てくるのを阻止し、主導権を握った。ローチが右手でツィエクを阻んだが、元ワトフォードのキーパーはハドソン=オドイを止めることができなかった。ハドソン=オドイは、プリシッチがディフェンスを誘き寄せ空いたスペースへドリブルすると、ボックスの外からカーブをかけたシュートを放ち、ファーサイドのゴール隅に突き刺した。

その数分後、3-0となった。ホールが左サイドでボールを追い、相手DFスパイアイツのミスを誘うと、ルカクに低いクロスが入り、ルカクはこれを見逃さなかった。ルカクは、このアシストのお礼に、デビューしたばかりのホールへ一直線に走っていった。(ページトップの写真)

30分過ぎ、ルカクはツィエクのコーナーから、そしてヴェルナーのカットバックから、60秒の間にほぼ同じ2つのチャンスを得えたがゴールとはならず、ゴール裏の6000人のアウェイサポーターを大いに喜ばせてしまった。

エマニュエル・オイェレケが20ヤードの距離からシュートを放ったが、ゴールの右ポストをかすめるだけであった。

クリステンセンのゴールで4点目

しかし、チェルシーがすぐに攻撃に転じ、再び得点に結びつけることができた。今度はショートコーナーから、最終的にホールに到達。しかし、このシュートはローチがセーブ。こぼれ球をクリステンセンがヘディングでゴールネットを揺らし、チェルシーでの2点目(11試合ぶり2点目!)となった。

トゥヘルは後半、カイ・ハフェルツとルベン・ロフタス=チークの2人を投入した。ルカクとコヴァチッチが退き、クリステンセンがキャプテンマークを巻いた。

前半と同じように、プレーが再開されると、攻め立てたのはビジターの方だった。ロングボールが放たれると、アウェーのファンは期待に胸を膨らませ、マラン・サールとベッティネッリも一瞬ヒヤッとしただろう。しかし、若きフランス人DFは、危険なカボンゴ・ティマンガがボールを受ける前に、うまくクリアをし、ホールが冷静に対処した。

5人目のゴール

すぐにまた攻撃に転じた。ツィエクが赤シャツ集団の間を縫うように進み、ローチのセーブを誘う。このボールはハフェルツに渡たったが、ガビン・ガニングが顔面でブロックした。

54分、チェルシーがPKを獲得する。プリシッチがボックス内に流れ込み、それを止めようとしたカルヴィン・ミラーが足元をすくわれ、ラグビータックルのようにプリシッチを地面に叩きつけた。このPKをツィエクが力強く決めた。

60分過ぎ、チェルシーがさらに2人投入する。プリシッチに代わってヴェイルが、クリステンセンに代わってベイカーが、スタンフォードブリッジでのデビューを飾った。クリステンセンは8年前、ダービー・カウンティとの対戦で、ブルーズとしての初出場を果たしている。

ハドソン=オドイに代わってロス・バークリーが5人目、そして最後の交代選手として入ったが、この18番がファーストプレーで放ったカーブシュートは、わずかに枠を外れてしまった。

感動の瞬間

フレイザー・カーは、ロングフリーキックをファーポストで受け、角度のないところからシュートを放ち、チェスターフィールドとしては最も惜しい場面だった。ヴェルナーのパスを受けたヴァイルがネットを揺らすが、その前にバークリーからパスを受けたヴェルナーがオフサイドの判定。

残り10分、チェスターフィールドに待望の瞬間が訪れる。アサンテのフリックオンでツシマンガがフリーになり、体をくねらせながらシュートを放つ。ベッティネッリが後ろ足で好セーブを見せたが、こぼれ球は相手攻撃陣の手に渡った。アサンテがゴールを決め、ゴール裏は騒然となり、ブリッジ全体から拍手が沸き起こった。

終盤、チェルシーの攻撃はほとんど空振りに終わり、事実上最後のキックで6点目のチャンスがあったがツィエクがローチに阻まれたのだった。

ラウンド4の抽選は明日、ウェストハム対リーズの試合の後に行われる。

次の予定は?

ブルーズは水曜日にノース・ロンドンに向かい、カラバオカップ準決勝のトッテナム戦の続きを戦う。そして、今日から1週間後、プレミアリーグでマン・シティとのアウェイ戦が待っている。

チェルシー(3-5-2):ベッティネッリ;クリステンセン(ベイカー59)、サール、ホール;ツィエク、プリシッチ(ヴァイル58)、サウール、コヴァチッチ(C)(ロフタス=チークH/T)、ハドソン=オドイ(バークリー66);ルカク(ハフェルツH/T)、ヴェルナー。サブ: アリサバラガ、シモンズ、ジョルジーニョ、ウェブスター得点: ヴェルナー 6、ハドソン=オドイ 18、ルカク 20、クリステンセン 39、ツィエク 55(PK)警告:サウール8

チェスターフィールド(4-3-2-1) :ローチ;カー、ガニング(C)(グライムス 60)、クロール、ウィトル;キング(ミラー h/t)、オイレケ(マグワイア 73)、ウェストン;ケラーマン(アサンテ 66)、カーン(マンデビル h/t);ツシマガ。サブ: ミンター、マコート、タイソン、ペイン得点: アサンテ 80警告:キング 29

主審:ジャレッド・ジレット観客数: 39,795