チェルシーが世界王者に!!

チャンピオンズ・リーグの決勝ゴールでチェルシーのFIFAクラブ・ワールドカップ出場権を獲得したカイ・ハフェルツが延長戦残り3分でPKを決め、ブルーズは世界王者となり、獲得可能なすべてのトロフィーのコレクションを完成させた!

彼が決めたPKはこの試合2度目のハンドによるものだった。

チェルシーはロメル・ルカクのゴールで先制したものの、チアゴ・シウバのハンドで相手が同点に追いつかれた。延長後半、残り時間が少なくなる中で、エドゥ・メンディのままいくのか、それとも今季すでに3回のPK戦でチームに勝利をもたらしているケパを起用するのかに注目が集まりそうになっていたが、結局、相手のハンドとカイの冷静さによって、その心配は必要なくなった。

対照的な戦術でとなった前半は、無得点に終わった。パルメイラスは守備的で、チェルシーのディフェンダーのミスを誘うような形で反撃を狙った。

チェルシーは引いて守る相手に対しパスを回し、チアゴ・シウバがかなり遠くの距離からシュートを放つが、惜しくもゴールとはならない。

後半に入り、ルカクが頭で決めてリードを広げたが、その後、パルメイラスがPKで同点に追いつき、終わりかけた試合は再び緊迫したものになった。

1-1のまま延長戦に突入したが、パルメイラスのカウンターの脅威は、チェルシーの攻撃力が増すにつれ弱まり、結局、より積極的に攻めた方が正当な結果を手にすることになった。

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スタメン

伝統的なヨーロッパ対南米の対決となった決勝戦だが、アブダビのムハンマド・ビン・ザイード・スタジアムはスタンフォードブリッジと同程度の収容人数だが、この日は33,000人近くが観戦し、パルメイラスのサポーターの数が上回った。

そのアンバランスさを考えれば、緑と白のシャツを着たブラジル人ファンを静めるようなスタートが理想的だったが、それは叶わず、前半は通してこのパターンに落ち着くことになる。

タイトな前半

キックオフ直後、パルメイラスが6ヤードボックス内でルーズボールを失い、それがどこにあるのか誰もわからないというハプニングがあったが、試合の序盤はトーマス・トゥヘルがキックオフ直前のインタビューで語ったとおりの展開となった。相手は自陣でのチェルシーのポゼッションを嫌がらず、堅い守備でチャンスがあれば素早く長いボールを攻撃陣に送り込んだ。

パルメイラスは準決勝でエジプトのアル・アハリを破ったときと同じメンバーで、序盤に2本のシュートを放ったが、1本は後ろに逸れ、もう1本はメンディが簡単にセーブした。チェルシーは反撃のチャンスを得たが、ハドソン=オドイのシュートはブロックされた。

ルカクへのファウルからマウントがフリーキックを放つが、これはニアポストを大きく外れる。メンディは、クリアされたフリーキックからのパルメイラスのヘディングでキャッチしてピンチとはならない。

前半の半ばには、パルメイラスのFWドゥドゥがロングボールからシュートチャンスを得るという危ない場面もあった。しかし、シュートはバーを越えた。

ハフェルツは何度かチャンスがあったが、ゴールには程遠く、ドゥドゥは前半最高のチャンスを活かせずシュートを大きく外してしまう。

メイソンの怪我

チェルシーは30分過ぎ、プリマス戦で負傷したマウントが倒れ、代わりにクリスチャン・プリシッチが登場した。

その数分後、アメリカ人はゴール前のハフェルツにパスを送ったが、その狙いに気づかなかったカンテがボールに触れチャンスを台無しにしてしまう。

前半終了間際のアディショナルタイムには、チアゴ・シウバが35ヤードの距離からシュートを放ったが、代表でチームメイトのGKウェヴェルトンに弾かれた。コーナーキックからチアゴ・シウバがヘディングシュートを放ち、さらにファーポストでトニ・リュディガーがシュートを放ったがゴールとはならなかった。チェルシーにとっては、興味深い、しかしフラストレーションのたまる前半45分間が終了した。

先制点と同点ゴール

後半開始早々、リュディガーがチアゴのように長距離からゴールを狙うが、若干高くバーを越える。後半開始直後から、相手の緩慢な動きからか、試合はより流動的になる。

そのバランスの変化が、55分のチェルシーのゴールとなる。コヴァチッチがハドソン=オドイにボールを送ると、そのセンタリングからルカクがディフェンスを振り切ってゴールポスト直前でヘディングシュートを決め、これぞセンターフォワードというゴールになった。

やっと先制したブルーズは、その後もクリスチャン・プリシッチが2点目に近づくが、シュートはファーポストを外れる。しかし、ビハインドから10分も経たないうちに、パルメイラスがPKを獲得し試合を振り出しに戻す。

主審がVARによるビデオレビューを行い、ボールは空中戦で相手と競り合ったチアゴ・シウバの手に当たったと判定された。このPKをハファエウ・ヴェイガが落ち着いて決めて、パルメイラスが同点に追いつく。

その後、チェルシーにチャンスが訪れる。ハフェルツは角度のないところから大きくドリブルし、プリシッチはカンテとルカクの好プレーで再びゴールに迫った。

パルメイラスも攻撃に出ようとするが、この日絶好調のリュディガーが多くの危険なプレーを止める。

後半のアディショナルタイムには、コヴァチッチがペナルティエリアの外から非常に難しいボレーシュートのチャンスを得たが、これは抑えきれずバーの上へ。

勝負は延長戦へ

後半にティモ・ヴェルナーとサウールが途中出場したように、延長戦からはハキム・ツィエクとマラング・サールが出場した。

延長戦の前半はこれまでの流れと同じように、チェルシーはボールを支配するものの、パルメイラスの堅いディフェンスに直面する。その中でヴェルナーが抜け出してあげたクロスがポストに直撃するが、その前のプレーで彼はオフサイドであるように見えた。

一方、パルメイラスの交代選手、ハファエウ・ナバロがゴールに向かいそうな気配を見せると、リュディガーが再び割って入る。

延長後半、ヴェルナーがツィエクとの鋭いワンツーからシュートを放ったが、わずかにゴール上に外れた。そしてその後アスピリクエタがシュートを放つと、ペナルティエリア内で相手DFにブロックされた。しかし、チェルシーの選手たちは即座にハンドボールと抗議する。

レフェリーがVARをチェックするまでの間、プレーは続行となったが、リプレー確認後、下された判定はPKだった。

当初、キャプテンが自らPKを蹴るかのように見えたが、その後、ハフェルツにボールが渡り、長い助走を取り、これ以上ないほど力強くPKを決めた。その数分後、ルアンがゴールに向かって独走していたハフェルツを倒して退場処分となったが、既に勝負は決まっていた。

今夜、チェルシーが世界王者になったのだ!

名門クラブの仲間入り

チェルシーは、マンチェスター・ユナイテッドとリヴァプールとともに、このトロフィーを獲得した3番目のイングランド勢となり、また、マンUとドイツの強豪バイエルン・ミュンヘンとともに、FIFAクラブワールドカップとUEFA主要トロフィー(欧州カップ/チャンピオンズリーグ、UEFAカップ/ヨーロッパリーグ、カップウィナーズカップ、スーパーカップ)をすべて獲得したクラブとなった。

個人レベルでは、2012年のこの大会の決勝で敗れたセサル・アスピリクエタが、プレミアリーグ、チャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグ、UEFAスーパーカップ、FAカップ、リーグカップに加え、クラブワールドカップの優勝記念メダルを獲得した。

今後の予定

チェルシー(3-4-2-1):メンディ;クリステンセン(サール90)、シウバ、リュディガー;アスピリクエタ、カンテ、コヴァチッチ(ツィエク90)、ハドソン=オドイ(サウール77);マウント(プリシッチ31)、ハフェルツ;ルカク(ヴェルナー76)

サブ:ケパ、ベッティネッリ、チャロバー、アロンソ、ケネディ、バークリー、ジョルジーニョ、得点者:ルカク55、ハフェルツ117(PK)警告:ハフェルツ118

パルメイラス(4-2-3-1):ウェヴェルトン;ホシャ、ゴメス、ルアン、ピケレス;ダニーロ、ゼ・ハファエウ(ジャイルソン60);ドゥドゥ(ナヴァホ103)、ハファエウ・ヴェイガ(アトゥエスタ78)、スカルパ;ホニ(ウェズリー77)サブ:ムリロ、ロンバ、マイケ、ジョルジ、マテウス、ロペス、クセヴィック、デイヴェウソン得点者:ハファエウ・ヴェイガ64(PK)警告:ウェズリー105、ルアン115、アトゥエスタ116退場:ルアン120+6

主審:クリス・ビース(オーストラリア)観客:32,871