チャンピオンズリーグ・グループステージ第2節、後半開始すぐに失点を喫したブルーズはトリノにてユヴェントスに1-0で敗れた。

両チームとも明確なチャンスがほとんどなかったこの試合、勝負を決めたのはフェデリコ・キエーザのゴールだった。チェルシーは失点後に挽回したが、勝ち点を得ることができず、先週末のマンチェスター・シティ戦に続き、1-0の連敗となってしまった。

ユヴェントス戦では、前半はチェルシーがボールを支配し、相手はカウンター攻撃を仕掛けるかたちとなったが、ブルーズがハーフタイムまでに放った枠内へのシュートはロメル・ルカクの1本だけだった。

前半、フェデリコ・キエーザが放ったシュートは枠を外れたが、後半に入ってわずか10秒後、左足で先制点を決めた。

後半、ユヴェントスは追加点のチャンスを逃したが、最後まで強さを発揮したのはブルーズだった。しかし、ルカクとカイ・ハフェルツはゴールを決められず、イタリアでの5回目のチャンピオンズリーグでの敗戦となった。

これで、チャンピオンズリーグのグループリーグで12戦無敗という記録も途絶えてしまった。

スタメン

トーマス・トゥヘル監督は、最近の3-5-2からより慣れ親しんだ3-4-3に戻し、マンチェスター・シティ戦から3人を変更した。そのうち2人は、コロナに罹ったエンゴロ・カンテと負傷したリース・ジェイムズだった。

チアゴ・シルバ、ハキム・ツィエク、カイ・ハフェルツがスタメンに加わり、ティモ・ヴェルナーはベンチスタートとなった。

決定機のない前半

グループステージの開幕戦で勝利した両チームにとって、この試合はグループステージ首位突破に一歩近づくチャンスだった。

この日、左サイドに位置していたハキム・ツィエクが、序盤からクロスを供給した。ルカクが低い弾道のシュートを放ったが、これはGKシュチェスニーにセーブされる。

マテオ・コヴァチッチは自陣ペナルティエリアの端で見事なタックルを見せピンチを救ったが、その後パスをミスしてアドリアン・ラビオにクリアされてしまう。チェルシーにとっては幸運なことに、ラビオもミスによりチャンスを潰してしまった。

また、Euro 2020で優勝したイタリア代表のキエーザは、持ち前のスピードで抜け出しメンディの守るゴールを狙うが、開始30分に放ったシュートは大きく枠を外れた。

チェルシーはなかなかユーヴェのゴールに近づくことができない。ルカクにボールが届くこともあったが、彼はユヴェントスのセンターバックと激しい攻防を繰り広げていた。

インターバルが近づくと、ラビオが遠くから力強くシュートを放ったが、これはバーをかすめた。ラビオのスピードには何度も悩まされたが、ホームチームが最も光ったのは後半開始からすぐのことだった。

ハーフタイム直前には、ルカクがコーナーを獲得し、CKからのチアゴ・シウバのシュートがブロックされる。その後も僅差で勝負が決まるようなタイトなゲームが続くことは明らかだった。

瞬く間に決められたゴール

ハーフタイムにマルコス・アロンソに代わってベン・チルウェルが投入されたが、彼のサイドにボールが渡る前に、ユヴェントスは負傷したアルバロ・モラタとパウロ・ディバラに代わって投入された2人のストライカーが決定的なプレーを見せリードを奪った。

フェデリコ・ベルナルデスキがキエーザにボールを送ると、キエーザはトニ・リュディガーより前にボールをチェルシーのゴールに押し込んだ。

この後半開始早々の衝撃の後、ブルーズは安定感を取り戻し、ハフェルツのパスがマヌエル・ロカテッリに当たり、あわやオウンゴールとなる。

その後も攻撃を続けるブルーズは、60分に3人の選手を交代させ、カラム・ハドソン=オドイ、ルベン・ロフタス=チーク、トレヴォ・チャロバーを投入した。

しかし、ユーヴェが再度攻撃に出てベルナルデスキがシュートを打つが、これは枠を大きく外れる。

残りの時間は、ほとんどがユヴェントスの陣地で試合が進む。試合終了間際にはハドソン=オドイのクロスからルカクがヘディングシュートを放つが、ゼニト戦での決勝点とは異なり、シュートは大きく枠を外れていった。

続いて、後半に交代したロス・バークリーのパスを受けたルカクが再びチャンスを得たが、抜け出して放ったシュートは枠を外れてしまう。

続いて、ハフェルツがボールをバーの上に飛ばし、残り時間わずかのところで、コーナーからのヘディングシュートも外れて惜しくも1-0で試合終了となった。

今後の予定

チェルシー(3-4-3):メンディ;クリステンセン(バークリー75)、シウバ、リュディガー;アスピリクエタ(C)(チャロバー62)、ジョルジーニョ(ロフタス=チーク62)、コヴァチッチ、アロンソ(チルウェル46);ハフェルツ、ツィエク(ハドソン=オドイ62)、ルカク

サブ:ケパ、ベッティネッリ、サール、サウール、ヴェルナー

警告:アロンソ18、ツィエク61、リュディガー65

ユヴェントス(4-3-3):シュチェスニー;ダニーロ、ボヌッチ(C)、デ・リフト、サンドロ;ベタンクール(キエッリーニ83)、ロカテッリ、ラビオ(マケニー76);クアドラード、ベルナルデスキ(クルセウスキー65)、キエーザ(キーン76)

サブ:ペリン、ピンソーリオ、ルガーニ、デ・シリオ

得点:キエーザ46

警告:クアドラード89

主審:ヘスス・ヒル・マンサーノ(スペイン)

観客:19,934