チェルシーは、レスター・シティとのアウェイ戦、3点差をつけ勝利を収めた。

ホームチームは、ファンの前で気合の入ったスタートを切ろうとしたが、それも長くは続かなかった。ベン・チルウェルが強烈なシュートを放ち、クロスバーを叩いた。その後、チルウェルのコーナーからアントニオ・リュディガーが頭で押し込んで早々と先制。

アデモラ・ルックマンがマーク・アルブライトンのクロスに反応した場面、レスターが同点に追いついたかと思われたが、オフサイドの判定を受けた。前所属チームを相手にネットを揺らしたのは、エンゴロ・カンテだった。ボールを運んだ後、躊躇していたディフェンダーの隙を逃さずシュート、ボックスの端から左足を振り抜き、カスパー・シュマイケルの守るゴールネットを揺らした。この追加点でハーフタイムまでに2点のリード。

ハーフタイム後、チェルシーはさらにギアを上げた。交代で入ったハキム・ツィエクとクリスチャン・プリシッチの連携から3点目を決めた。さらに、カラム・ハドソン=オドイ、プリシッチ、リース・ジェイムズのゴールがラインズマンによって取り消されたが、審判の判定は絶対、最終的には、試合に勝利するのに3点で十分だった。

スタメン

トーマス・トゥヘル監督は、インターナショナルブレイク前のプレミアリーグ、バーンリーとホームで1-1に引き分けた試合のメンバーから2名を変更した。チアゴ・シウバ、アントニオ・リュディガーに加えて、トレヴォ・チャロバーがディフェンスに入り、エドゥアール・メンディが彼らの後ろでゴールマウスに入った。

中盤の4人は前節と変わらず、リース・ジェイムズとベン・チルウェルがウィングバックとして、エンゴロ・カンテとキャプテンのジョルジーニョの両サイドを固めた。

攻撃陣では、カラム・ハドソン=オドイとカイ・ハフェルツが定位置を確保したが、歯の手術のためにマルメ戦とニューカッスル戦を欠場し、7-0で勝利したノリッジ・シティ戦でハットトリックを達成して以来の復帰を果たしたメイソン・マウントが先発出場した。

また、ちょうど1ヶ月前にホームで行われたマルメ戦(4-0)でハムストリングを痛めて以来、戦列を離れていたティモ・ヴェルナーも、復帰してベンチ入りした。

レスターは、リーズ・ユナイテッドと1-1で引き分けた前回の試合から2名を変更し、ユーリ・ティーレマンスとリカルド・ペレイラに代えて、ダニエル・アマーテイとマーク・アルブライトンを起用した。チェルシーアカデミー出身で、2012年のチャンピオンズリーグで優勝経験者のライアン・バートランドもベンチに入った。

序盤の盛り上がり

レスターは、チェルシーの3-4-3システムに合わせて試合を始め、ウイングバックが相手チームに与える脅威を抑えようとしたが、ブルーズは3分で早くもその計画を頓挫させかけた。

ジョルジーニョがセンターサークル内でファウルを受けた後に素早くフリーキックを蹴り、左サイドのチルウェルに繋いだが、彼の強烈なシュートはクロスバーを叩き、ゴールとはならなかった。

序盤の先制パンチはこれで終わりではなかった。ジェイミー・ヴァーディがゴール前に放った危険なボールを、リュディガーが素早くクリアした。一方、レスターのキーパー、カスパー・シュマイケルも、ハドソン=オドイが右サイドを突破した後、ジェイムズが6ヤードボックス内に放ったクロスを、同じようにクリアした。

その後、試合は少し落ち着いたが、間もなくチェルシーはリードを奪い、キングパワースタジアムで優位に立った。チルウェルは、相手サポーターを黙らせるようなゴールは奪えなかったものの、右からのコーナーでゴールをアシストしたのだ。

リュディガーはGKの前を起点にして巧みにスペースを取り、ヘディングでファーポストへとボールを押し込んだ。

その直後、カンテに完璧なパスが出たが、ボールの跳ね返りが悪く、しっかりとボールを捉えられなかった。

マウントのフリーキックもクロスバーを越えていった。25分には同点に追いついたとホームのファンが一瞬、大歓声を上げた。しかし、アルブライトンのクロスをバックポストで折り返したアデモラ・ルックマンは、オフサイドの判定を受けた。

追加点

レスターサポーターの歓声が静まるやいなや、チェルシーは2点目を奪い、彼らの傷口に塩を塗った。チャロバーとジェイムズがハーフウェイラインからボールを運び、カンテが素晴らしい動きを見せた。

30ヤードの距離までボールを運び、徐々にチャンスが生まれるゾーンに入っていくと、ディフェンダーが下がり続ける中、フランス人選手は即座にシュートを放った、ボックスの端から左足でニアポストの内側にシュートを放ち、自身が初めてプレミアリーグチャンピオンになったスタジアムでゴールを決めた。

ハーフタイムが近づいてくると、フォックスは混乱してきた。シュマイケルが後方でルーズなパスを出し、それをハドソン=オドイがインターセプトしたが、彼のタッチは大きく外れ、パスがハフェルツに通る前にジョニー・エバンスが戻りクロスをクリアした。

その後もハーフタイム前に3点目のチャンスがあった。ハドソン=オドイが見事にボックス内でボールをキープした後、素早くボールを運び、左サイドのマウントに繋げた。しかし、カンテとハフェルツがペナルティ・スポット付近でボールを受けようとしたとき、お互いに邪魔をしてしまったため、カンテのヘディングシュートは勢いを欠き、キーパーが軽々と受け止めた。

レスターのブレンダン・ロジャーズ監督は、ハーフタイムに2人の選手を交代させ、ジェイムズ・マディソンとケレチ・イヘアナチョを投入してチームに良い反応を引き出そうとしたが、後半開始直後にマディソンのクロスをメンディが鋭く飛び込んでセーブした。

しかし、すぐに元の展開に戻り、チルウェルに惜しいシーンがやってきた。ジョルジーニョが左サイドのハドソン=オドイに繋ぎ、オドイがボールを持ってボックス内に入ると、ボックスの端にいたチルウェルに横パスを出した。シュートはゴールの隅を狙っていたが、シュマイケルの見事なセーブによってポストをかすめた。

60分、レスターに最大のチャンスが訪れた、マディソンが放ったロングシュートだったが、メンディがしっかりとセーブした。対するチェルシーは、チャロバーの見事なロングパスにチルウェルが反応し、ハドソン=オドイが左サイドからカットインしてシュートを放ったが、これは惜しくもゴールならず。

その後、アマーテイのシュートなどがあったが、メンディがしっかり防ぎ無失点を維持。

ブルーズが攻め続ける

レスターはなんとか勝ち点を獲得しようとしたが、そこまでの支配力はなかった。逆にチェルシーはさらにリードを広げようと試みた。途中出場したハキム・ツィエクのクロスに、クリスチャン・プリシッチがあと一歩のところで届かない場面など、前に出る力は十分にあった。

ほどなく、この2人のコンビネーションで3-0となったが、守備陣も十分に称賛に値する。このチャンスは、レスターのロングボールをジョルジーニョの足元に落としたチアゴ・シウバの見事な守備から始まった。そのボールをチャロバーが受け、前に運び、ツィエクにスルーパス。彼が、ゴール前に低いパスを送ると、プリシッチが左足で合わせてコントロールし、右足でスライディングして確実にゴールに流し込んだ。

ハドソン=オドイ、プリシッチ、ジェイムズの3人がネットを揺らしたが、ラインズマンがオフサイドを指摘して旗を上げた。チェルシーにとって唯一のマイナス要因は、ジョルジーニョが負傷し、ルーベン・ロフタス=チークと交代してピッチを去ったことだ。

最終的には、フォックスの闘争心を完全に打ち砕き、自由にボールを操ることができた。審判の判断が正しかったとはいえ、3つのゴールが認められず、ホームチームにとっては失点を3で抑えたのは幸運だっただろう。3-0という結果は、キングパワースタジアムでのチェルシーの圧倒的なパフォーマンスを反映していた。

次の予定は?

火曜日の夜、チャンピオンズリーグ、ユベントス戦に向けてスタンフォードブリッジに戻る(現地時間20時キックオフ)プレミアリーグ次節も西ロンドンで行われ、次の日曜日の午後4時30分にはマンチェスター・ユナイテッドをブリッジに迎える。

チェルシー(3-4-3);メンディ;チャロバー、チアゴ・シルバ、リュディガー;ジェイムズ、カンテ、ジョルジーニョ(c)(ロフタス=チーク 77)、チルウェル;マウント(ツィエク 62)、ハフェルツ(プリシッチ 62)、ハドソン=オドイサブ: ケパ、アロンソ、アスピリクエタ、クリステンセン、バークリー、ヴェルナー得点: リュディガー14、カンテ28、プリシッチ71警告: メンディ 65

レスター・シティ(3-4-3):シュマイケル(c);アマーテイ、エヴァンス、ソユンチュ;アルブライトン、エンディディ、ソウマーレ(デュースベリー・ホール75)、カスターニュ;ルックマン(イヘアナチョh-t)、バーディ、バーンズ(マディソンh-t)。サブ: ワード; バートランド、ヴェスターガード、チョードリー、ダカ、ペレス

警告:アマーテイ40、エヴァンス45、シュマイケル45+1

主審 :ポール・ティアニー

観客: 35,497人