チェルシーでの100試合目を迎えたアントニオ・リュディガーは後半立ち上がりに先制点を記録。その後逆転されたが、再びヘディングから同点ゴールを挙げ2得点を記録した。
チェルシーの2得点はいずれもマウントのセットプレーから生まれた。一方のレスターはバーンズとチルウェルがゴールを記録。前半は両チームともにチャンスを創り出す。チェルシーはジェイムズとアスピリクエタの両サイドバックがクロスでエイブラハムの得点チャンスを演出するが得点には至らない。レスターはヴァーディーがチャンスを迎えるが、カバジェロがセーブ。ここまで2番手に甘んじるGKが活躍を見せた。
カバジェロの起用
先週末のFA杯ハル戦からカバジェロとペドロがスタメンをキープ。ウィリアンはターンオーバーでスタメンから外れ、エイブラハムとジェイムズが怪我から復帰してスタメンに名を連ねた。中盤はマウントの後ろにカンテとジョルジーニョが構える形に。
前半はゴールを奪えず
立ち上がりからペースを掴んだチェルシーは前半16分にチャンスを迎える。エイブラハムがアスピリクエタからのパスを受けたがゴールには繋げられない。その後ジェイムズのクロスにまたもエイブラハムが飛び込むがうまく合わせられず。
ゴールへの動きを続けるエイブラハムはペナルティエリア内でソユンクに倒される。VARでノーファールの判定となったが、それでもチェルシーは試合のペースを握っていた。
中々チャンスを作れなかったレスターはヴァーディーが抜け出してシュートを放つ。ここはカバジェロが足で防ぎ、チェルシーゴールを守った。前半のレスターの枠内シュートはこの一本のみ。
試合が動く
後半開始から1分も経たずに試合が動く。マウントのコーナーにファーサイドでリュディガーが打点の高いヘッドで合わせ先制。リュディガーは今シーズン自身初ゴールをマークした。
セーブを続けていたカバジェロだったが、54分にバーンズに同点ゴールを決められる。ディフレクションしたシュートはファーサイドから弧を描いてゴールに吸い込まれた。その10分後にレスターが勝ち越しゴールを挙げる。飛び出していたカバジェロはティーレマンスのクロスに合わせたチルウェルのシュートにうまく反応することができなかった。
3点目を狙ったティーレマンスのシュートはカバジェロがセーブ。すると71分にマウントのフリーキックからまたもリュディガーがヘディングで合わせ、同点ゴールを奪った。リュディガーはすぐにボールを拾い上げ三点目を狙いに行く!
その後レスターは2つのチャンスを作る。エヴァンスとバーンズが決定機を迎えたもののゴールを奪えない。
アディショナルタイムにはリュディガーのペナルティエリア内でのハンドが疑われたがVARによりハンドは認められず、結局試合は2-2で終了。今季のリーグ戦でのレスターとの対戦は2戦とも引き分けに終わった。
ロジャースの記録
元チェルシーアカデミーコーチのロジャースは今回もチェルシーを相手に勝てず。これまでの対戦成績は0勝8分6敗。
次の試合
プレミアリーグは2週間のウィンターブレイクに入る。次は2月17日にマンチェスター・ユナイテッドとホームで対戦
チェルシー (4-3-3): カバジェロ; ジェイムズ、 クリステンセン、 リュディガー, アスピリクエタ (c); カンテ、 マウント; ジョルジーニョ (コヴァチッチ 74); ハドソン=オドイ、 エイブラハム (バークリー 83)、 ペドロ (ウィリアン 74)サブ ケパ、 トモリ、 アロンソ、 バチュアイ
得点 リュディガー 46、 71
警告 ジョルジーニョ 56、 コヴァチッチ76
レスター (4-1-4-1): シュマイケル (c);ペレイラ、 エヴァンス、 ソユンク、 チルウェル; チョードゥリー; ペレス、 ティーレマンス (プラート 80)マディソン、 バーンズ; ヴァーディ (イヘアナチョ 80)
サブ ウォ―ド, ジャスティン、 フクス、 グレイ、 アルブライトン得点 バーンズ 54、 チルウェル 64警告 マディソン 61、 エヴァンス 90観客数 32,186審判 リー・メイソン