チェルシーは土曜日の午後、南海岸でサウサンプトン相手に終始優勢に試合を進め連敗から見事に立ち直った。この試合結果はセインツに対しての過去最高の勝利であり、ブルーズはトップ4入りに向けて弾みをつけた。

4つのゴールは前半に生まれた。前半序盤からマルコス・アロンソが開幕戦以来のリーグ戦でのゴールを決め、さらにサウサンプトンのライバルチームであるポーツマスで育ったメイソン・マウントが素晴らしいミドルシュートで追加点を挙げた。これでマウントはチェルシーに移籍して以来、3回ともセント・メアリーズでゴールネットを揺らしている。

さらに、ティモ・ヴェルナーがその名を轟かせるゴールを決め、トーマス・トゥヘル率いるチームは20分強の時点で3-0とリードを広げた。その後ヴェルナーの突破からカイ・ハフェルツがここ10試合で7得点目となるゴールを決めた。ヴェルナーは前半のうちに3度もシュートをポストにあてた。

後半には、ヴェルナーとマウントが、それぞれこの試合2点目となるゴールを決め、6-0でチェルシーが圧倒した。

この勝利に加え、マンチェスター・ユナイテッドとアーセナルが敗れたため、3位のチェルシーは勝ち点62、4位のスパーズと5位のガナーズはともに勝ち点54となった。

スタメン

レアル・マドリードにホームで敗れた試合から、両ウイングバックを含む4人が変更された。セサル・アスピリクエタがコロナ陽性のため欠場し、リース・ジェイムズがベンチに下がったため、ルベン・ロフタス=チークがクリスマス以降数回プレーしていた右ウイングバックを務めることになり、マルコス・アロンソが左サイドに復帰した。中盤は、ジョルジーニョに代わってマテオ・コヴァチッチが入り、前線はクリスチャン・プリシッチに代わってティモ・ヴェルナーが入った。

最高の出だし!

ブレントフォードとレアル・マドリードのホームでの敗戦の後、長引く不安を解消するためにも、早いゴールはまさにチェルシーが最も必要としていることだった。試合開始2分、ヴェルナーの低い打点で放ったシュートは不運にもファーポストに当たって跳ね返された。その次の攻撃では、フリーでボールを受けたハフェルツがシュートを放ったが、残念ながら枠を外れた。

ヴェルナーはロフタス・チークのクロスを身をかがめながら頭で合わせたが、近距離からのシュートはクロスバーに当たってしまい、早くもこの試合2度目のポスト(バー)直撃となった。

8分、チェルシーがゴールを決める。ロフタス・チークが再びゴール前でフリーになったマウントにループパスを送ると、ゴールに背を向けたマウントは巧みにボールを横流しし、前進してきたアロンソがゴールを決めた。

ロフタス・チークは今日、右ウイングバックとしてプレーし、2点目にも絡んだ。この時、彼のパスは完璧ではなかったが、こぼれ球を拾ったマウントは20ヤード以上の距離からゴール下隅にシュートを決めた。

ヴェルナー、ついに

フォースターの素晴らしいセーブにより、ヴェルナーはすぐに3-0とすることはできなかったが、前半の半分が過ぎた時間帯に、相手GK、ポスト、バーのいずれにも阻まれずに素晴らしいゴールを決め、ほぼ勝負の行方を決めることになった。

セインツのキャプテン、ジェームス・ウォード=プラウズがヘディングシュートを失敗した後、ヴェルナーは相手ゴールに向かって走り出し、ホーム側のディフェンスが無駄に追いかける。そして、パスを受けたヴェルナーはフォースターを抜き、角度のないところから無人のゴールに蹴り込んだ。

その後ヴェルナーはセインツのペナルティエリア内で3人のディフェンダーを引き連れて4点目を決めようとしたが、シュートは先ほどとは逆のポストに直撃した。しかし、その跳ね返ったボールをハフェルツがつめて4-0とする。

ハーフタイム直前、ロフタス・チークがコーナーから放ったヘディングシュートがモハメド・サリスに当たってゴール方向にそれたが、フォースターが低い位置でセーブし、これ以上のダメージを防いだ。ハーフタイムのホイッスルが吹かれたとき、セインツは当然の如くサポーターからブーイングを浴びることになった。活気に満ちたブルーズを止めることはできなかったのだ。

容赦なし

後半、ハフェルツはクリスチャン・プリシッチと交代して休んだが、ブルーズはセインツの中央をまっすぐに切り裂き、後半わずか3分で5-0とする。アロンソがスルーパスを出し、エンゴロ・カンテがチップシュートを試み、これはGKがセーブしたが、弾いたところをヴェルナーが落ち着いてこの試合2点目となるゴールを決めた。

前半、エドゥ・メンディとディフェンス陣はほとんど何もすることがなかったが、セインツが右サイドからクロスのチャンスを作った後、チェ・アダムスの至近距離からのシュートをメンディがセーブする場面があった。

6点目はマウントの2点目だった。前半、サウサンプトンは3バックに変更したが、チェルシーがスペースを見つけるのに苦労することはなかった。アロンソがクロスを上げ、フォースターがプリシッチとヴェルナーのシュートを防いだが、最後はマウントがタップインでゴールを決めた。

残り時間はまだ30分以上あったが、残りの時間、ブルーズはチャンピオンズリーグに向けてエネルギーを蓄えつつ、試合をコントロールすることができた。マルコス・アロンソがシュートを放ったが、ファーポストをかすめたシーンが追加点に最も近いものだった。

ドイツ時代の所属チームの監督を倒したティモ

今日の2ゴールで、ヴェルナーはRBライプツィヒでの元監督ラルフ・ハーゼンヒュットルに対して5ゴールを挙げたことになる。今日までのリーグ戦でのゴールは、10月にホームで行われた対セインツ戦での3-1の勝利が最後だった。

アウェーでの好成績

この圧勝で、もともとボビー・キャンベル監督時代の2部昇格シーズンの1988/89に記録し、フランク・ランパード監督時代の2019/20シーズン早々に更新したリーグ・カップ戦合わせてアウェー7連勝というクラブ記録に並んだ。火曜日、ベルナベウでクラブ新記録を樹立するチャンスがある。

今後の予定

チャンピオンズリーグ準々決勝第1戦レグで3-1とリードを奪われたレアル・マドリードとの第2戦に向けて、チームは月曜日にスペインへ飛び立つ。試合は火曜日午後8時(イギリス時間)キックオフとなる。

そして、次の日曜日にはウェンブリーでクリスタルパレスとのFAカップ決勝戦が行われる。

チェルシー(3-4-3):メンディ、クリステンセン、シウバ(ジェイムズ63)、リュディガー、ロフタス=チーク、カンテ(C)、コヴァチッチ、アロンソ、マウント(ツィエク69)、ハフェルツ(プリシッチ46)、ヴェルナーサブ:ケパ、チャロバー、サール、サウール、ジョルジーニョ、バークリー得点者:アロンソ8、マウント16、54、ヴェルナー21、49、ハフェルツ31

サウサンプトン(4-3-1-2):フォースター;リヴラメント(スモールボーン73)、ベドナレク、サリス、ウォーカー=ピーターズ、S.アームストロング、ワード=プラウズ(C)、ロメウ(ヴァレリ36)、エルユヌシ、アダムス、A.アームストロング(ディアロ46)サブ:カバジェロ、スティーヴンズ、レドモンド、ペロー、テラ、ウォルコット警告:ベドナレク

主審:ケヴィン・フレンド