チェルシーは、暖かい日のブリッジにてレスター・シティを相手に10人で1時間以上プレーし、気迫と巧妙な策略で勝ち点3を獲得した。

ラヒーム・スターリングのブルーズでの初ゴール、そして2点目は、後半開始から16分間に生まれた。最初の得点はカーブのかかったシュート、2点目はジェイムズの鋭いクロスをタップインした。前半、コナー・ギャラガーが2度のイエローで退場したことで、ブルーズは長時間数的不利に立たされたていた中での貴重な2ゴールだった。

チェルシー2点目のすぐ後、ハーヴェイ・バーンズがすぐに点差を縮め、その後チェルシーは試合終了まで必死のディフェンスを強いられ、エドゥアール・メンディが何度も好セーブを見せるなど、一筋縄ではいかない展開となった。

この日の試合は、フォクシーズの12本のシュートに対し、チェルシーが放ったのは5本となったが、結果はチェルシーが逃げ切った。ロンドン南西部の日差しの中、素晴らしい努力と工夫の結果であった。

スタメン

この日の試合では、出場停止のカリドゥ・クリバリに代わり、トレヴォ・チャロバーが今季初出場を果たし、これがリーズでの敗戦からの唯一の変更点となった。

4バックで臨んだこの試合、ルベン・ロフタス=チークは若干ポジションを上げ、中盤に入った。

攻撃陣ではカイ・ハフェルツがスターリングとコンビを組み、ギャラガーはジョルジーニョと並んで中盤に入った。1試合の停止処分を受けたトーマス・トゥヘル監督は、スタンドから試合を見守った。

良い感覚

プレミアリーグ開幕3試合で勝ち点4を獲得したものの、2022/23シーズン初の土曜日午後3時のキックオフ時には、スタンフォードブリッジ周辺は夏の日差しと期待に包まれ、爽快な雰囲気に包まれた。

さらに、先日のユーロでイングランド代表の優勝に貢献したフラン・カービー、ミリー・ブライト、ベサニー・イングランドの3人のライオネスが、キックオフ前に観客に紹介され、温かい歓迎を受けた。チェルシー・ウィメンは日曜日、キングスメドウでトッテナムとのプレシーズン最後となる親善試合に臨む。

試合が始まると、トーマス・トゥヘル監督の4-2-2-2が前線4人のローテーションを可能にし、ホームチームはテンポよく好印象を与える。ジョルジーニョがボールを奪ってターンオーバーすると、スターリングが前進し、ロフタス=チークに完璧なクロスを供給するが、フォクシーズのGKダニー・ワードがゴールラインから駆け寄り、至近距離からのシュートを防いだ。

取り消しとなったPK

12分後、ロフタス=チークとユーリ・ティーレマンスがボックス内で激しくぶつかり合い、ブルーズがPKを獲得したとき、先制点のチャンスがやってきたように見えた。

しかし、VARによるチェックでは、ビルドアップの際にハフェルツがわずかにオフサイドだったと判定され、PKは取り消された。

コナーとカード

この試合は、30分を前にギャラガーがレスターのカウンターアタックを阻止するために、ハーフウェイでハーヴェイ・バーンズに対しファウルをし、2度目の警告を受けた。このカウンターは、マルク・ククレヤの不正確なCKから生まれたものだった。

ギャラガーは自分の運命を嫌々ながら受け入れるしかなく、頭を下げて立ち去った。一方、トゥヘルはロフタス=チークをジョルジーニョの横に置きポジションを下げさせた。

束の間の喜び

チェルシーだけでなく、レスターのサポーターたちも、ブリッジの熱狂的な雰囲気に包まれた。レスターのサポーターは、バーンズがCKからのルーズボールをゴールに蹴り込んだとき、大喜びしたのだが、レフェリーはすぐにエドゥアール・メンディへのファウルとして、それを取り消した。バーンズは、左サイドからのCKにヘディングで合わせる前に、メンディを抑えつけていたのだ。

前半終盤、試合はオープンな展開となる。スターリングのクロスを受けたジェイムズがシュートを放つが、これは木枠に当たり得点とならない。

一方、レスターはティーレマンスからのパスを受けたジェイミー・ヴァーディがシュートを放つが、大きく枠を外れる。前半最後のプレーでは、メンディが右サイドからプラートのチャンスを好セーブで阻止した。

至高のラヒーム

前半終了後、トゥヘルは東スタンドの席を立ち、ロッカールームで選手たちに声をかけた。後半からセサル・アスピリクエタを投入し、3バックにして、ジェイムズとククレヤウイングバックに配置したのが大きな変更点となった。

後半開始からわずか2分、スターリングの放ったシュートがダニエル・アマーティのつま先に当たり軌道が変わり、念願のチェルシーでの初ゴールを決めた。スターリングはエリア手前で巧みにスペースを作り、狙いを定めてシュートを放ち、そのボールがGKウォードの上を通過してゴール隅に完璧に収まった。

スターリングはそのすぐ後に、ククレヤのクロスに反応し2点目を狙ったが、低い弾道のシュートはファーポストに弾かれた。

前半を優位に進めたレスターは、後半はなかなか調子が上がらず、後半開始すぐにバーンズが遠目からヘディングシュートを放ったが、メンディが難なくキャッチしただけだった。

そして、ゴールを決めたのはまたもやチェルシーだった。スターリングは60分過ぎにジェイムズの深い位置からのクロスを落ち着いて押し込んでこの日の2点目を決めた。

レスター相手に苦戦

しかし、この試合は熱狂的な盛り上がりを見せ、チェルシーが数的不利の中、これで終わるとは考えられず、ブレンダン・ロジャースのチームはすぐにブルーズを苦しめることに成功する。

スターリングが2点目を挙げたわずか3分後、バーンズがゴールを決め、点差を縮めた。バーディとのワンツーで左サイドを突破し、ニアサイドにシュートを放ち、不意を突かれたメンディを破ってゴールを決めた。

残り20分、レスターが同点弾を狙う中バーンズは常にチェルシーにとって脅威となったが、メンディが最後の砦として大きな影響力を発揮し、相手のチャンスを摘み取った。

メンディは、まず左サイドから切り込んだバーンズのシュートをセーブし、そしてヴァーディーの6ヤード・ボックス内からのシュートも防いだ。

終盤、マテオ・コヴァチッチとクリスチャン・プリシッチが投入されたが、全体としてのエネルギーレベルは必然的に低下し、前回のトッテナム戦のロスタイムでの失点が思い浮かび、スタジアムの雰囲気も緊張感が漂う。

83分、ヴァーディが最後のディフェンダー、チャロバーを抜き、メンディをかわしたが、これはタイミングが遅れシュートはサイドネットに当たった。

さらに、交代出場のアジョセ・ペレスがシュートを放つも、バーの下側に当たってしまい、跳ね返ったボールもアスピリクエタがクリアしてチェルシーはこの試合最大のピンチを凌いだ。

今後の予定

来週は週半ばの火曜日にアウェーでサウサンプトンと、そして土曜日にはブリッジでウェストハムを迎える。

チェルシー(4-4-2):メンディ;ジェイムズ、チアゴ・シウバ、チャロバー、ククレヤ(チルウェル92);ロフタス=チーク、ジョルジーニョ(C)(コヴァチッチ76)、ギャラガー、マウント(アスピリクエタ46);スターリング(プリシッチ76)、ハフェルツ

サブ:ケパ、アンパドゥ、ハドソン=オドイ、ツィエク、ブロヤ

警告:ギャラガー22、ハフェルツ93

退場:ギャラガー28

得点者:スターリング47、63

レスター(4-5-1):ワード;カスターニュ、アマーティ、エヴァンス(C)、ジャスティン;プラート(ペレス55)、ティーレマンス、スマレ(イヘアナチョ55)、デューズバリー=ホール、バーンズ;ヴァーディ

サブ:メンディ、オルブライトン、ダカ、アイヴァーソン、ディディ、ソユンク、トーマス

警告:デューズバリー=ホール31、プラート40

得点者:バーンズ66

主審:ポール・ティアニー
観客数:39,953