試合を支配しながら、失点を重ねたチェルシー。勝ち点を積むことなくロンドンへ戻ることに。

2-0

近年グディソンパークとは相性の悪かったチェルシー。これでエヴァートンは対チェルシー、リーグ戦ホームゲーム12試合で7勝目を記録している。

フランク・ランパードは3日前にアストンヴィラを下した試合からメンバー変更なし。

しかし試合は開始5分、クロスにリシャルリソンが合わせて早速先制されることに。

32分にはエイブラハムが1-1とするチャンスも、マウントからのボールには合わせきれず。続くヘディングもネットを揺らせない。

後半開始早々、エヴァートンが追加点。ズマとプリシッチを破ってカルヴァート=ルインが追加点。VARの判定もゴールは覆らなかった。

しかしそのわずか3分後には点差を詰めたチェルシー。クリアボールに反応したコヴァチッチのボレーが決まり再び1点差に。

しかしながら残り6分、ケパのクリアミスが拾われると最後はゴール前の混戦から再びカルヴァート=ルイン。3-1と離され万事休す。

この敗戦を引きずる間もなく、チェルシーはミッドウィークにチャンピオンズリーグを控える。決勝トーナメント進出を懸け、リール相手の勝利は絶対だ。

チェルシー (4-3-3): ケパ;ジェイムズ (バチュアイ 82)、クリステンセン、ズマ、アスピリクエタ (c);カンテ、コヴァチッチ、マウント;ウィリアン (ハドソン=オドイ 70)、エイブラハム、プリシッチサブ カバジェロ、トモリ、エメルソン、ジョルジーニョ、バークリー得点 コヴァチッチ 52

エヴァートン (4-4-2): ピックフォード;シディベ、キーン、ホルゲイト、ディグネ (ベインズ 82);ウォルコット (バーナード 86)、シュナイデルリン、シグルドソン (c)、イウォビ;リシャルリソン (デイヴィス 70)、カルヴァート=ルインサブ ステケレンブルグ、ニアッセ、トスン、キーン得点 リシャルリソン 5、カルヴァート=ルイン 48, 84警告 ディグネ 30、リシャルリソン 42、カルヴァート=ルイン 68観客数 39,114人主審 クレイグ・ポウソン