週半ばに行われたサウサンプトン戦、チェルシーは前半にリードを奪ったが、その後逆転され開幕から5試合で2敗目を喫した。

前半ラヒーム・スターリングが2試合で3度目となるゴールを決め、ハキム・ツィエクもスタメン復帰して好プレーを連発したが、ハーフタイム前にはセットプレー、そしてオープンプレーからロメオ・ラビアとアダム・アームストロングにゴールを奪われた。

トーマス ・ トゥヘル後半、負傷によって交代を強いられたが、ブルーズは昨シーズンに快勝したスタジアムで十分な脅威を与えるにはチームとしての団結力を欠いた。

この結果、サウサンプトンはセント・メリーズで2013年以来となるリーグ戦でのブルーズに対する勝利を手にしたが、マルク・ククレヤとチアゴ・シウバのゴールライン上でのブロックがなければ、その差はもっと広がっていたかもしれない。

ブルーズは週末のロンドン・ダービーとチャンピオンズリーグの開幕を前に、早期の改善に迫られる。

スタメン

リース・ジェイムズは病気のため、そしてトレヴォ・チャロバーは週末に負った怪我のため欠場となったが、出場停止処分を受けていたカリドゥ・クリバリがスタメンに復帰した。

キャプテンのセサル・アスピリクエタがジェイムズの代わりに入り、前節退場処分となったコナー・ギャラガーの代役としてハキム・ツィエクが今季初スタメン入りとなった。

前回のスタンフォードブリッジでの試合ではリーズで大敗を喫したため、チェルシーはこの試合でも堅実なスタートを切ることを望んでいた。

セインツの攻撃的MFモハメド・エルユヌシが序盤にエドゥ・メンディを脅かしたが、チェルシーのGKは落ち着いてボールを処理した。

スターリングの攻撃

チェルシー初のチャンスはラヒーム・スターリングに巡ってきたが、マウントからのパスを受けた彼はシュートをきちんと打つことができない。そしてツィエクもマウントからのパスをうまく処理できなかったが、チェルシーはこの時期にしては意外と消耗しているピッチで、インパクトを与え始めていた。

スターリングはこの試合、3トップの中央でプレーしていたが、20分には右サイドでツィエクと良いコンビネーションを見せていた。その結果、マウントに初めて得点するチャンスが訪れたが、セインツはなんとか守り、すぐ後のスターリングのチャンスもアルメル・ベラ=コチャプの好タックルで阻止した。しかし、サウサンプトンはこの夏に加入した彼を長くは留めておけなかった。

左サイドに流れたハフェルツが後ろから走り込んだマウントにパスを出し、マウントのセンタリングをスターリングが受ける。当初、17番はダイレクトでシュートを打てなかったが、混戦の中冷静さを失わず、振り向きざまに至近距離からゴールネットを揺らした。

セインツの逆襲

ツィエクの素晴らしいパスがハフェルツに渡り、追加点を決めるチャンスを得たが、角度のあるところからシュートは、ゴールキーパーの手の中に吸い込まれる。しかし、チェルシーのアドバンテージはわずか5分しか続かない。

防げるはずのCKをクリアしたが、中途半端になり、ボールを拾ったロメオ・ラビアがペナルティエリアの端からメンディの届かない右隅にゴールを決めた。

そしてハーフタイム前には逆転ゴールを許す。セインツがパスをつないでディフェンスを引き伸ばし、エリア内でノーマークでボールを受けたアダム・アームストロングがメンディーを破り逆転弾となった。

トーマス・トゥヘル監督は、後半開始からルベン・ロフタス=チークに代えて怪我から復帰したばかりでスタメン起用を避けていたマテオ・コヴァチッチを投入した。ロフタス=チークは足にアイスパックを巻いてベンチに姿を現した。

トリプルチェンジ

ブルーズはまたしても相手にチャンスを与えてしまうが、エルユヌシのヘディングシュートはククレヤがゴール前で何とかブロックし、さらにその後に放たれたエルユヌシのシュートはメンディが弾いた。

トゥヘル監督はベン・チルウェル、クリスチャン・プリシッチ、そして昨シーズン、サウサンプトンにレンタル移籍していたアルマンド・ブロヤの3人を投入する。

それでも再びゴールに近づいたのはサウサンプトンで、ゴール前でのヘディングシュートをチアゴ・シウバが何とかクロスバーの下に引っ掛け、ゴールを逃れた。

試合時間残り10分、スターリングのクロスからファーポストのブロヤがシュートを狙うが、相手にマークされ思うように狙いを定められない。さらにスターリングは、マウントとのパス交換の後、エリア内からクロスをあげるが、キーパーに正面でキャッチされてしまう。その時の彼の明らかなフラストレーションは、この夜の多くを反映していた。

今後の予定

チャンピオンズリーグの日程の関係で、次節ブリッジでのウェストハム戦は以前予定していた日曜日の試合から土曜日の午後3時に変更された。

チェルシー(4-3-3):メンディ;アスピリクエタ(C)(ブロヤ66)、チアゴ・シウバ、クリバリ、ククレヤ;ロフタス=チーク(コヴァチッチ46)、ジョルジーニョ(チルウェル66)、マウント;ツィエク;スターリング、ハフェルツ(プリシッチ66)

サブ:ケパ、アンパドゥ、チュクエメカ、ギルモア、ヴェイル

得点者:スターリング23

警告:プリシッチ80

サウサンプトン(4-2-3-1):バズヌ;ウォーカー=ピーターズ、ベラ=コチャプ、サリス、プロー(ジェネポ73);ラビア(アリボ59)、ディアロ;ワード=プラウズ(C)、エルユヌシ、A.アームストロング(リャンコ86);アダムス

サブ:ヴァレリー、ウォルコット、マッカーシー、マラ、S.アームストロング、ベドナレク

得点者:ラビア28、A.アームストロング45+1

警告:サリス53、ワード=プラウズ64

主審:マイケル・オリヴァー