チェルシーのプレシーズンは、ルベン・ロフタス=チークとハキム・ツィエクの得点により、ウディネーゼ相手に快勝で幕を閉じた。

昨日のウディネーゼとの親善試合同様、この練習試合でもブルーズは相手を圧倒した。トーマス・トゥヘル監督は来週から始まる本番に向け、より多くのメンバーに貴重な試合出場時間を与えることができた。

この試合では、ロフタス・チーコが前半のアディショナルタイムに先制点を決めるまで状況を打破することはできなかったものの、チェルシーXIは特に好調で、何度もチャンスを作り出した。

さらに後半、ロフタス=チークがファウルを受けて得たPKをツィエクが見事に決め、後半半ばにはイタリア遠征に参加した28選手全員が試合に出場した。

ブルーズは帰国後、一週間で2022/23プレミアリーグ開幕戦となるアウェーのエヴァートン戦に備えることになる。

スタメン

予想通り、トゥヘル監督は前日ウディネーゼを3-1で破った時とは全く違うメンバーを起用した。

マテオ・コヴァチッチがキャプテンを務め、ベン・チルウェル、トレヴォ・チャロバー、ツィエク、クリスチャン・プリシッチも先発した。ロフタス=チークとアルマンド・ブロヤは今夏初のプレシーズンゲームに出場、ケパがGKとして入り、イーサン・アンパドゥ、マラング・サール、コナー・ギャラガーもスタメン入りした。ベンチ入りしたフィールドプレーヤーは昨日と同じだった。

活発な序盤

チェルシーは、14時間前と同じように前半から北スタンド側に攻め込み、今回も素晴らしいスタートを切った。開始2分にはチルウェルがゴールを狙ったが、シュートはブロックされ、さらにツィエクのパスからギャラガーもシュートを放った。

12分、両チームにチャンスが訪れる。ギャラガーのCKからブロヤがヘディングでゴールを狙うが、ブラム・ヌイティンクがぎりぎりのところでブロックしポストに当て、ゴールから外れる。その後、サンディ・ロブリッチがシュートを放つが、これはケパがセーブした。

チェルシーの好チャンス

チェルシーは、チルウェルからパスを受けたギャラガーがエリア手前で回転しながら、ゴール左上隅に向かって弧を描くシュートを放った。しかし、ダニエレ・パデッリがブロックし、シュートはポストに当たった。ここから生まれたCKをサールが頭で合わせるが、シュートはサイドネットに突き刺さった。

前半の半ばに、ブロヤが狭いところを見事に抜け出し、ツィエクがシュートを打つが、これは相手に当たりゴール裏に逸れていった。その1分後、ツィエクが低い位置からクロスを上げ、ブロヤがシュートを放つが、枠を外れる。

残り10分、ブロヤにまたチャンスが訪れた。コヴァチッチのパスを受けたブロヤは、パデッリの頭上を越えるシュートを放つが、これもクロスバーに阻まれる。サールがツィエクを放ったときも同様で、ツィエクは巧みにコントロールしたが、シュートは大きく枠を外れた。

やっと訪れた突破口

コヴァチッチは、前半終了間際のアディショナルタイムに、そのパフォーマンスにふさわしいアシストを見せた。針の穴を通すようなパスをロフタス=チークにボールを送ると、右ウイングバックに入ったルベンは巧みにパデッリの頭上を超えるシュートを決めた。素晴らしいパスと素晴らしいフィニッシュだった。

後半、ブロヤに代わってカラム・ハドソン=オドイが登場し、中盤でプレーした。55分にリードをさらに広げる攻撃の起点となったのは彼だった。

ハドソン=オドイが右サイドに大きく展開し、ロフタス=チークがプリシッチとパス交換しながら中に切り込み、明確なファールを誘った。そしてこのPKをツィエクがゴール右下に叩き込んだ。

気迫のこもったルベン

ロフタス=チークは、右ウイングバックとしてツィエクとチルウェルのチャンスを演出し続けた。給水ブレークを挟んで、チルウェル、サール、ケパに代わって、ケネディ、エメルソン、マーカス・ベッティネッリが登場する。

そのケネディが脅威となり、ロフタス=チークがオーバーラップし、ウイングバックのコンビネーションで右サイドに大混乱を引き起こした。ルベンのプレーはこれが最後となり、ハーヴェイ・ヴェイルと交代する。そしてギャラガーに代わって、ビリー・ギルモアが入った。

暑さのためか、テンポは悪くなったが、一方的な試合展開が続いた。試合終了後、両チームとも良いトレーニングができたと満足げだった。

今後の予定

とうとう来週プレミアリーグが開幕する!チェルシーは、8月6日(土)現地時間17時30分(日本時間25時30分)からマージーサイドでエヴァートンと対戦する。

チェルシー(3-4-3):ケパ(ベッティネッリ 67);チャロバ、アンパドゥ、サール(エメルソン 67);ロフタス=チーク(ヴェイル 77)、コヴァチッチ(C)、ギャラガー(ギルモア 77)、チルウェル(ケネディ 67);ツィエク、ブロジャ(ハドソン=オドイ h/t)、プリシッチ

得点者:ロフタス=チーク 45+1、ツィエク56(PK)

ウディネーゼ(5-3-2) :パデッリ、エボセレ、アバンクワ、ヌイティンク(C)、ゲサンド(アブダラ 78)、パルンボ、サマルジッチ(コチェッタ 73)、ロブリッチ、パフンディ、プセット(カスタニャビズ 73)、ネストロフスキ

サブ:ピアーナ、アサンテ