ヨーロッパリーグ優勝で自身26個目のタイトルを手にしたペドロ。さらにUEFA大会決勝3試合いずれもゴールを決めている。
チェルシー、バルセロナ、そしてスペイン代表とタイトル続きのペドロ。
バルセロナ時代ですでに全タイトルを手にしたペドロは、スペイン代表でW杯、ユーロも獲得。そして2015年、チェルシーへとやって来てもなおその勢いは止まらない。
2年目でプレミアリーグ優勝を果たすと、昨年はFA杯、そしてバクーで新たなタイトルを手にした。
これでペドロが手にしていないタイトルはリーグ杯のみ。今年のチャンスはマンチェスター・シティによって退けられている。
さらにこれだけではない。チャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグ、スーパーカップと全てのUEFAクラブ大会決勝でゴールを決め、いずれも優勝しているのだ。
もちろん最後の一手は水曜日のアーセナル戦。エデン・アザールのクロスに合わせて2-0とし、最終的には4-1でアーセナルを下している。
今大会も14試合に出場し、5ゴールを決めて優勝の立役者のひとりだ。
2011年のチャンピオンズリーグ決勝でも、バルセロナの一員としてゴール。ウェンブリーでの一戦ではマンチェスター・ユナイテッド相手に前半で先制点を記録、3-1の勝利へとチームを導いた。なおバルセロナ時代には3度、同大会を制している。
またUEFAスーパーカップでは2回、決勝点を記録した。
ゴールはいずれも延長戦になってからのものだ。まずは2009年、モナコでのシャフタール・ドネツク戦。そして2015年、セヴィージャを相手に5-4の熱戦を制している。そしてその9日後、チェルシーへの移籍が発表されたのだった。