FAカップ、スタンフォードブリッジで行われた2時間に及ぶスリリングな一戦の後、チェルシーのトップチーム・コーチであるアルノ・ミヒェルズが、プリマス・アーガイルに2-1で勝利したこの試合を振り返った。
新型コロナの検査結果が陽性となったトーマス・トゥヘルが自粛期間に入ったため、監督不在の中行われたこの試合、ドイツ人コーチはメディア対応を引き受け、セサル・アスピリクエタとマルコス・アロンソのゴールによって第5ラウンドに進出することとなった勝利を評価した。
カップ戦では一進一退の攻防が続き、自分たちの思い通りにはいかなかった。ピルグリムスに先制され、延長戦に突入したが、ライアン・ハーディーのPKをケパ・アリサバラガが防ぎ、PK戦を目前に試合を決めた。
一息ついてから、ミヒェルズは試合を振り返り、何が自分たちを苦しめたかを語った。
「サイドからのクロスやボックス内でのタッチなど、多くのチャンスで3-1とリードすることもできた時間が60分間ほどあった。」
「クロスバーとポストに嫌われる不運があり、ミスも多かれ少なかれあり、私たちに困難をもたらした。」
「最後にPKでピンチに陥ったが、FAカップで最も重要なのは通過することだと誰もが言うだろうし、そうできてよかった。」
ミヒェルズは、コーチングスタッフがトゥヘル監督と常に対話をしていたことを明かした
「ベニ・ヴェーベル(アシスタントコーチ/アナリスト)を通じて、継続的にコミュニケーションが取れていた。彼は我々のゲームを知っているので、試合中ずっとトーマスと連絡を取り合っていた。私たちがやりたいことはすべて明確だった。」
「トーマスの状況や復帰時期については、今はまだ正確にはわからない。彼は政府のルールに従わなければならず、自己隔離しているので、数日後を考えている。」
PKをセーブしたケパを賞賛する言葉もあった
「彼のPKセーブだけではなく、試合を通してのパフォーマンスも非常に良かった。この前の試合から、彼のプレーはとても信頼できると感じていた、ケパにはとても満足している。彼は、トレーニングで常に非常に良い、信頼できる仕事をしている素晴らしい男、我々の信頼に値する。」
「これまでカラバオカップで2回、ビリャレアル戦(スーパーカップ)でPKストップを見せている。トレーニングでも、彼に勝つのは難しい。彼は選手の心理や何をしようとしているのかを読み取る能力があるので、今日は彼が救ってくれたことを嬉しく思っている。」
またケガで欠場した数人の選手についても、最新情報を伝えた
「メイソンは延長戦でシュートを打った時に違和感があった。試合中は深刻な問題ではなく、彼は痛みを感じたことにすぐに気づいたので、彼を休ませ、さらに検査をすることになった。あまりひどい状態でなければいいが、今のところ、どのような状況なのかわからない。」
「ハキムは少し問題があり、アスピはハムストリングに問題があった。怪我とまでは言わないが、筋肉系の問題がいくつかある。明日か月曜日にはトレーニングに戻れるよう、小さなものであることを祈っている。」
最後に、ミヒェルズはダグアウトからのチームワークを称えた
「ジョルト・ロー、アンソニー・バリー、そして私にもイラーリオとベンニを含めたチームワークで臨んだ。」
「私たちは皆、トーマスの横にいることに慣れているので、確かに少し緊張気味だったが、チームはとてもやりやすく、私たちの仕事を助けてくれた。私たちはとても良い気分で、サポートされていると感じた。」