昨日の決勝点が生まれた裏側にはメイソン・マウントとタミー・エイブラハムのコンビネーションについてハーフタイムの話し合いがあったようだ。
エイブラハムはすでに古巣相手にゴールを奪っており、その後もチャンスを多く迎えた。アストンヴィラも前半のうちに同点に追いついていたため、4試合ぶりの勝利には少なくともあと1点が必要であった。しかし後半の数分のうちに決勝点が生まれる。タミー・エイブラハムの落としからマウントの見事なボレーが決まった。
マウントはこのゴールを説明。
「後半に入るまではトンネルにいるみたいだった」と話したマウント。「タミーの下にボールが来てそれをシュートすることができない場面では自分が近くにいるとお互いに話していたんだ。そしたらまさしくその状況になったね。来た時は興奮したよ」
「自分にとっては完璧な落としだった。しっかりとパワーを伝えられたよ。ヒートンは素晴らしいGKだから彼の近くに行ったボールは防がれてしまう。出来るだけ届かないように遠くにボールを打ったよ。その結果ボールが良い所に飛んでくれた」
「個人的にここの5、6試合でゴールやアシストを記録できていなかったから自分にプレッシャーをかけていた」とマウントは加えた。
「ゴールを奪えていない期間は難しい。このゴールを奪って自信が戻ったからこれを続けていきたいね」
ウェストハムとの敗戦から見事に立ち直ったが、マウントはまだまだ改善の余地があるとコメント。マウントのゴールが決勝点ではなく3点目、4点目になった可能性もある。
「ウェストハム戦はファウルを一つも犯さなかった」と加えたマウント。「今節は積極的に前に行ってセカンドボールを奪つ必要があったけれどしっかり出来たんじゃないかと思う。より良いパフォーマンスだった」
「今季の序盤のホームゲームでもう少し勝利したかったね。今回の試合の前半は良いプレーができていたけれどファイナルサードの部分で粗さが出てしまった」
「後半はより攻撃的にいけばもっとゴールを奪えたと思う。より前に行きやすくなったし、自分のプレーがしっくり来たよ」
「勝利を目指してより高い順位にいることを目指すよ」と話したマウント。
「前に進み続けたい。自分たちの立ち位置は分かっているよ」
フランク・ランパードがメイソン・マウント、タミー・エイブラハムについてコメント