チームのためならどのポジションでプレーしても構わないというマウントだが、自分にとって最適なポジションで起用されればチェルシーや代表でもさらに活躍できると明かした。

現在イングランド代表に召集されているマウントは、アイルランド戦を前に報道陣の質問に応え、中盤ではここ数週間ブルーズでプレーしている8番のポジションが、自身にとって最も本領を発揮できる位置であると語った。

「今までずっと中盤でプレーしてきた。少し位置を上げて10番もやったけど、自分のポジションは8番だと思ってきた。」

「短いパスよりロングパスの方が得意で、8番というより低い位置にいた方がそれがやりやすくなる。中央でプレーするのが好きなんだ。ボールをもってビルドアップしたり、前線に攻撃参加することもできる。」

これは、英代表監督のガレス・サウスゲートがマウントをチェルシーアカデミー卒で、現在アストンヴィラで好調を維持するジャック・グリーリッシュと一緒に起用する可能性を示しているかもしれない。

SNS上ではマウントの代わりにグリーリッシュを起用するべきという声が多いが、マウントは外部からの声に反応せず、チェルシー、そして英代表で全力を尽くすことだけに集中することを覚えた。

「コメントは色んなところにあるけど、SNSはあまり見るタイプじゃないよ。」

「ファンがスタジアムで観戦できない状況だから、サッカーの話題で盛り上がるのもわかるけど、それほど気にすることはないよ。自分にとってはピッチ上でのプレーが最も大事で、それ以外のことに影響を受けないようにしている。チームのためにベストを尽くすためにトレーニングを積んでいる。それを悪い意味でとる人がいるのかもしれない。イングランド代表には世界でもトップレベルの選手がいるから、自分の実力を発揮するために最善を尽くすことが大事だ。自分は頑固な性格だし、周りに影響されることはあまりない。フランクもそういう部分は自分に任せてくれている。」

代表でプレーすることはここ数年マウントにとっての目標であり、チェルシーで育った彼はヨーロッパのエリートクラブと対戦したことが良い経験になったと語る。

「チェルシーでプレーすることは、ヨーロッパの強豪と対峙することを意味する。」

「U8でもトップチームでも変わらない。トップレベルの選手としのぎを削ることができるのが、このクラブでプレーする最大の魅力だと思う。」