アルマンド・ブロヤは、2028年までの新たな長期契約にサインし、チェルシーに将来を託すことを約束した。
今月末に21歳になる若きストライカーは、6年契約の締結に際して「本当に考えただけで言葉を失うよ。ずっとプレーすることを夢見てきたクラブであり、応援しているクラブであり、大好きなクラブだ。子供の頃からずっとここにいるので、自分にとっても家族にとっても非現実的な感覚だ」と語った。
「トップチームでこのユニフォームを着ることができるのは、夢のようなことだ。世界でも有数のビッグクラブだし、ピッチでプレーできることは素晴らしいことだ。常に競争があり、誰もがプレーしたいと思っているので、その一員になれることは幸せなこと。多くの試合に出場して、チームの成功の一翼を担えればと思う。」
2021/22シーズンにレンタル移籍したサウサンプトンでプレミアリーグでの活躍を見せたブロヤは、今シーズンすでにトーマス・トゥヘル監督率いるチームで3度の交代出場を果たしている。ハンプシャーのチームでは、リーグ戦でトッテナムに勝利したのをはじめ、38試合に出場して9得点を記録している。
新契約の合意にあたり、トッド・ベーリー会長は「アルマンドがチェルシーに貢献してくれることをうれしく思う。彼は若くて有望なストライカーであり、我々の今後の計画の大きな部分を占めている」と述べた。
共同オーナーであるベハダ・エグバリとホセ・E・フェリシアーノは、「アルマンドは多くの才能を持っており、チェルシーでそれを発揮できると確信している。私たちは皆、今シーズン、そしてそれ以降の彼の成長を楽しみに見守っています」とコメントしている。
以前はSBVフィテッセにレンタル移籍し、11ゴールを挙げ、エールディヴィジ4位とKNVBカップ決勝進出に貢献した。ヨーロッパで最も得点力のある10代の選手の一人として、このシーズンを終えた。
その最初のレンタル移籍の前に、アルバニア出身のブロヤは2020年3月にチェルシーでトップデビューを果たし、Covid-19によるサッカーの出場停止前の最後の試合となったプレミアリーグのエヴァートンとの対戦でベンチから出場している。ブロヤは、U-9のシーズン終了後からブルースに籍を置き、コブハムで出世する間、常にアタッカーとしてプレーし、ゴールを量産してきた。
国際舞台では、アルバニア代表のブロヤは、これまで15回のフル出場中4回ゴールしている。