トニ・リュディガーは周りと同じように、新シーズンに向けてクラブが大型補強行ったことを喜んでいる。

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月曜のブライトン戦を前に、リュディガーはチーム全体が補強を評価し、新規入団選手たちがチームにいち早く馴染むことができるようサポートしていくと語った。

「新しい選手がたくさんいるから、ファンやメディアだけじゃなく、チームのみんなも喜んでいる。面白いシーズンになるだろうね。まず新しい選手たちを歓迎して彼らがチームに溶け込めるようにしなくてはならない。それが迎え入れる選手たちの責任だ。」

彼のサポートは、特に二人のドイツ人、ヴェルナーとハフェルツにとって貴重なものとなるだろう。3人はドイツ代表で一緒にプレーしているが、ヴェルナーはシュトゥットガルトでもチームメイトだった。

「ああ、その通りだ。特にドイツ人二人は祖国を離れるのが初めてだから、色々と世話をするよ。ティモは前から知っているし、代表でも一緒だ。素晴らしい選手で点取り屋だ。ブライトンとの親善試合でも代表戦でもゴールを決めたから、これからチェルシーで得点を重ね続けてほしい。カイは代表で2年間一緒にプレーしているし、お互いのことをよく理解している。二人ともちゃんと世話するよ。」

ドイツ代表の2選手だけでなく、リュディガーは世界最高峰のDFチアゴ・シウバの入団も歓迎する。

「彼はあの年代で最高のDFだ。もちろん彼の様な偉大な選手から多くを学びたいし一緒にプレーしたい。周りの選手をさらにレベルアップさせてくれるだろうから楽しみにしている。」

既に基盤ができているチームに新規入団選手が加わったことで、フランク・ランパード監督の選択肢はさらに増えた。リュディガーは選手層の厚さが意味すること、そしてチーム内の競争が激しくなることがもたらす効果について語った。

「世界中の監督にとって選択肢が多いことは良いことだし、選手は好調を維持しないとポジションを奪われてしまう。だから監督だけでなくチーム全体、個々の選手にとって良いことなんだ。選手リストを見るだけで競争が激しくなることがわかる。だけどそれは去年も同じだった。サッカーはそういうものだし、自分のポジションを確立しなくてはいけない。それはすごく良いことなんだ。」