ストライカーらしいゴールで先制点をもたらしたオリヴィエ・ジルー。ヨーロッパリーグ得点王となった自身のこれまでを振り返っている。
先制点を決めたのはジルー。キックオフ時点でヨーロッパリーグ得点ランク1位タイに立っていたジルーは後半序盤にネットを揺らした。これでルカ・ヨヴィッチに差をつけ、得点ランク単独トップでヨーロッパリーグを終えることとなった。
「誇りに思うよ」ジルーは話す。
「今シーズンはヨーロッパリーグで多くの試合に出て、チームのためにベストを尽くそうとしてきた。世界で一番幸せな気分だよ」
「エメルソンから良いクロスが来て、自分はニアサイドに走り込んだ。良いヘディングだったし、チームメイトに感謝しないとね」
ジルーにとっては古巣相手のゴールでもあった。18ヶ月前、エミレーツからスタンフォードブリッジへと活躍の場を移したジルーはFA杯とヨーロッパリーグ制覇に貢献。昨夏はW杯に全試合出場し、母国フランスをW杯制覇へと導いている。
「アーセナルからチェルシーに来て成長できたし、トロフィーを手にするチャンスがあることはわかっていた。W杯を制覇した次の年にヨーロッパリーグの頂点に立てるなんて嬉しいね」
「自分はブルー。間違いなくブルーだ。自分のキャリアにおいて新たなステージだと思うよ。ゴールを決めることができたのはスペシャルだね。チームのことを誇りに思う」
「自分はもうすぐ33歳だけど、もっとたくさんの成功を手にできると感じているよ。次のシーズン、チャンピオンズリーグでプレーできるのが楽しみだね」