チェルシーが対戦するリールはブルーズと馴染みが深い。そのリールでプレーするストライカーは2014/15シーズン、チェルシーのタイトル獲得に貢献したものの、この貢献はしばしば過小評価される。

ロイク・レミーはチェルシー時代、地に足のついた性格で、控えめな行動をとる選手であった。しかし、レミーのチェルシー初シーズンでプレミアリーグ制覇に貢献。ブルーズサポーターは優勝に貢献したレミーのいくつものゴールを称えるべきだろう。

イングランドとスペインで6年間を過ごした後に自身の故郷であるフランスへと復帰を果たしたレミーは、今日の夕方、チェルシーを相手に結果を残し、リールに貢献したいと望んでいることだろう。そのレミーはチャンピオンズリーグのアヤックスとの開幕戦、ベンチに座った。しかし、レミーがQPRからチェルシーへと加入したのは2014年の8月に遡る。

そのシーズン、ディディエ・ドログバ、ディエゴ・コスタとともにポジション争いを繰り広げていたレミーは、出場した27試合のうち17試合が途中出場。限られた時間の中でのプレーとなった。しかし、レミーはその中でベストを尽くしてみせた。

スタンフォードブリッジで過ごしたレミーの時間は、スタートから好調だった。デビュー戦となったプレミアリーグのスウォンジー・シティ戦、レミーは途中出場。そのレミーはピッチ投入後9分で、ゴールを奪ってみせ、チームはスウォンジーに4-2で逆転勝利を収めた。

しかし、そのレミーはスウォンジー戦でハットトリックを決めたディエゴ・コスタのバックアッパーを務める形に。夏にチェルシーへと加入したスペイン人のディエゴ・コスタは自身のプレミアリーグ最初の4試合で7ゴールを決めている。

しかし、出場機会を与えられると期待通りのプレーを継続して披露したレミー。ロンドンのライバル、トッテナムを3-0下したゲームでは、後半に追加点を挙げ、チームの勝利をぐっと引き寄せたレミーがブルーズサポーターを虜にした。

マンチェスターの2クラブに差をつけ、好調を維持してリーグ首位を走っていたチェルシーはクリスマス明けに失速。これといった失速の原因は見当たらなかったが、クラブはこれまでのようなプレーを披露することができず、タイトルを逃す可能性が浮上。それでもレミーはチームが苦しい中でも決勝点を決めるなど、活躍を見せた。

その結果の表れが1月に行われたマンチェスター・シティとのホームでの一戦である。この試合、ディエゴ・コスタは出場が不可能だったため、スタメンに名を連ねたレミー。そのレミーはアザールからの低いクロスに合わせ、前半に幸先よく先制点を奪う。マンチェスター・シティとのゲームは1-1のドローで終えたものの、チェルシーは2位との勝ち点差5をキープ。

3月、ハルシティとのゲームでは苦戦を強いられた。開始10分で2点のリードを奪ったものの、2分間で2ゴールを許し、スコアをタイに戻されたチェルシー。

試合時間残り16分、レミーは怪我人のディエゴ・コスタに代わってピッチに立った。少なくとも3点目を奪うにはボールに触れる必要があったレミー。そのレミーはまたもボックス内で低いクロスに飛び込むと、強烈なシュートを叩き込んでチームを勝利に導いた。

次節のストーク戦で、レミーがまたもチームを救う。ハムストリングに怪我を負っていたディエゴ・コスタに代わってスタメン出場を果たしたレミー。ハルシティ戦と同様、アザールのゴールで先制点を奪ったものの、65ヤード離れた位置から放たれたチャーリー・アダムのゴールによって試合は振り出しに。

ちょうど60分が経過したところ、クロスレンジでアザールからパスを受けたレミーがゴールをマークし、チームに勝ち点3をもたらした。チェルシーはこのアドンバンテージを確実に、リーグ戦残り8試合の時点で勝ち点差を7にまで広げた。

シーズン最終節、すでにリーグ優勝が決まっていたチェルシーがホームにサンダランドを迎えた一戦でもレミーが見せ場を作った。そのレミーは1-1の同点の場面でピッチに投入されると、あっという間に2ゴールを奪い、チェルシーの勝利に貢献。チームはこのシーズンを勝利で締めくくった。