信じられるだろうか?!アイスホッケーのデビュー戦でペトル・チェフが2本のペナルティショットをストップし、マンオブザマッチに輝いた。チェフが所属するギルドフォード・フェニックスはスウィンドン・ワイルドキャッツ2を相手に勝利を収めている。

試合出場が発表されたのは水曜日。チェフはギルドフォードのセカンドチームでアイスホッケーのデビュー戦を飾った。自身の祖国であるチェコではかつてアイスホッケーをプレーしており、ずっとその競技に夢中だったチェフ。チェルシーの元守護神で、現在はクラブのテクニカル&パフォーマンスアドバイザーを務めているチェフはこの試合で好セーブを披露し、通常の試合時間を終えてスコアは2-2のドローとなった。

ギルドフォードは先制点を奪ったものの、第2ピリオドにはスウィンドンに2得点を許し、1点を追う展開に。第3ピリオドではギルドフォードが同点となるゴールをマークし、試合は延長戦へともつれ込んだ。

その後の延長戦でも決着が着かず、ペナルティショット戦へ。スウィンドンの1本目のペナルティショットをストップしたチェフ。すると、ギルフォードが3-2でリードし、後1本止めたら勝利という場面でも、チェフは相手のペナルティショットをセーブして見せた。この試合でギルフォードのマン・オブ・ザ・マッチを獲得したチェフにとって、アイスホッケーでのデビュー戦は忘れ難いものとなっただろう。

ここでは、37歳のチェフのプレーを写真で振り返っていこう!

チェフはクラブレコードとなるクリーンシート数を誇っており、チェルシーFCの歴史で最も成功を収めたキーパーと言えるだろう。

5月のヨーロッパリーグ決勝、アーセナル v チェルシーの一戦がフットボール選手として現役最後の試合となったチェフ。その後、チェフはテクニカル&パフォーマンスアドバイザーとして6月にスタンフォードブリッジへと帰ってきた。

13歳の時、チェフはアイスホッケーかフットボールのどちらかを選択しなければならなかった。なぜなら、彼にはその両方に費やす時間がなかったからだ。イングランドに移住してからギルドフォードの試合を頻繁に観戦していたチェフは、アメリカのNHLも常にチェックしていたようだ。

1998年、当時16歳のチェフは自国の代表チームに釘付けになることに。それは日本で行われた冬季オリンピックでのことだった。

「長野が会場だったんだ。アイスホッケーの準々決勝、準決勝、決勝は全部朝方にやっていたから、学校には行かなかったよ」とチェフは笑った。「絶対に見逃せない試合だったんだ」

「あの年は、NHLでプレーするプロ選手が初めて参加可能になったんだ。各国からベストの選手が参加できたから、『世紀の大会』と呼ばれたんだよ。これからも楽しみだね」

フェニックスへの加入に際して、チェフは「フェニックスでアイスホッケーをする機会を貰えて嬉しいよ。今シーズンのチーム目標を達成するためにも、この若いチームに貢献したいね。そして、出場機会を与えられたら1試合でも多く勝利を収められるように努めたい」とコメントした。

「20年のプロフットボール生活を終えた後、アイスホッケーの試合でプレーするという素晴らしい経験ができるなんて最高だよ。幼い頃からアイスホッケーを見るのもプレーするのも好きだったんだ」