クリスマス前最後にカラバオカップでブレントフォードと対戦するブルーズ。この試合を前にチェルシーのクラブ史に精通するリック・グランヴィルとデータ収集家ポール・ダットンが主なポイントを紹介する。

チェルシーにとってのクリスマス前最後の試合は、カラバオカップ準々決勝、ロンドン西部を横断し、83年間一度もブルーズに勝利したことのないブレントフォードとの対戦である。

5試合で1勝と不調なブルーズは、エデン・アザールの終盤のゴールでボーンマスの抵抗を退けた2018年12月以来のリーグカップ準決勝進出を目指す。

ビーズの過去最高の成績は、昨シーズンのベスト8でニューカッスルを1-0で破ったときだ。両チームとも、昨シーズンはトッテナムに一蹴された。

欧州王者は3回戦すべてでトップリーグの相手と対戦しており、アストンヴィラとサウサンプトンには、90分間で1-1となった後、PKで勝利している。いずれもケパが相手のPKをセーブし、リース・ジェイムズが勝利を決めるゴールを決めた。

準決勝の抽選会は、今夜のトッテナム対ウェストハム戦の終了後、Sky Sportsで放送される予定だ。国内サッカー界で最も早い決勝戦は、2月27日(日)にウェンブリーで行われる。

チェルシーのニュース

日曜日に行われたウルブス戦では、ベンチに4人の選手を置いただけだったが、今晩のカラバオカップでは、トーマス・トゥヘルは5人の選手を交代させることができる。しかし、彼のチームはまだ人数が足りない。

先週、検査でコロナ陽性となった選手の復帰には時期尚早であり、負傷によりセンターバックのアンドレアス・クリステンセン、トレヴォ・チャロバー、ベン・チルウェルの欠場が濃厚だ。ジョルジーニョはトレーニングに復帰しているが、MFのエンゴロ・カンテは長期離脱から復帰したばかりで、3日間に2試合出場といったリスクは取らないだろうし、マテオ・コヴァチッチも同様だろう。

テスト結果や怪我の具合など、まだ不確定要素が多い中、コーチングスタッフは今週、2回のセッションで18歳のCBジョシュ・ブルッキングとアルフィー・ギルクリスト、10番のジョー・ハイ、MFのザビエル・シモンズ(18)、ウイングバックもできるディオン・ランキン(19)とルイス・ホール(17)、ストライカーのブライアン・フィアベマ(18)とジェイ・ウェアハム(18)など数人の若い年代の選手たちを召集した。

彼らの前に既に今季トップチームでベンチ入りを果たしているオランダ人センターハーフのシャビエル・ムヤンバ(19)、多才なハーヴェイ・ヴェイル(18)、ゴールキーパーのルーカス・バーグストローム(19)、そしてテディ・シャーマン=ロウ(18)に出場機会が訪れるかもしれない。

トゥヘル監督は、2週間後に始まる準決勝2試合よりも、ボクシング・デーのアウェーでのヴィラ戦でプレミアリーグでの勝ち点を獲得することの必要性を感じているようであれば、DFマラング・サールやMFサウール・ニゲス、ロス・バークリーといった、出場機会の少ないトップチームの選手たちが先発する可能性がある。セサル・アスピリクエタ、リース・ジェイムズ、クリスチャン・プリシッチ、ハキム・ツィエクなどは、必要であればチームに経験値をもたらすだろう。

ケパ・アリサバラガもメンディのアフリカネイションズカップへの参加に先駆けて再適応するために多くの出場機会が与えられる可能性が高い。

10月のリーグ戦では、トーマス・トゥヘル監督がブレントフォードの3-5-2に対し3人の中盤を配置し、1-0の勝利を収めた。サウールはモリニューでこれまでで最も確実なパフォーマンスを見せた。今回も同様のトリオのアンカーを務めるよう求められるかもしれない。10月の後半戦のように、高さで攻めるとしても不思議はないだろう。

久々に試合に臨むブレントフォード

昨夏、74年ぶりにブレントフォードを大舞台に導いたトーマス・フランクの最初の関心事は、12位のチームをプレミアリーグに残留させることだろう。

とはいえ、ビーズには延期になった2試合がまだ残っており、厄介な年末年始の過密スケジュールに直面している。降格圏内との勝ち点差は9である。チームは12月10日(金)以来、試合をしておらず、フランクは今夜は強力なメンバーを揃えるてくるだろう。

マティアス・「ザンカ」・ヨルゲンセンとイーサン・ピノックが最近、病気から復帰したものの、ゴールキーパーのダビド・ラヤ、センターバックのクリストフェル・アイエルとジュリアン・ジャンヴィエ、そしてアンカーのMFジョシュ・ダシルヴァが欠場し、デンマーク人監督は依然として後方に問題を抱えている。しかし、チームのスターFWイヴァン・トニーが復帰する可能性があり、マルクス・フォルスとコンビを組むかもしれない。

フランクのもう一つの懸念は、相手の布陣が予測不可能なこと、つまり特定の選手への対策を立てるのが難しいことだろう。

9月にチェルシーがTW8で勝利したとき、ビーズが最も輝いたのは最後の10分間だった。今夜のチェルシー戦でも、この作戦が通用するかもしれない。

カラバオカップの規定

90分間終了時に引き分けの場合、準決勝までのカラバオカップの試合は延長戦を行わず、PK戦によって決定される。前2戦では、チェルシーが4-3で勝利し、ケパは各試合で1回ずつ相手のシュートをセーブした。ブレントフォードは昨季の大会で2勝している。

今夜は5人の交代が認められ、ベンチには9人を置くことができる。(準決勝や決勝の延長戦では、6人まで交代できる) イエローカードは他の大会に持ち越されない。

リーグカップにおけるロンドン・ダービー

2011年9月、マルティン・ヨル率いるフラムとブリッジで対戦して以来、リーグカップでチェルシーはウェストロンドン・ダービーを行っていない。

この試合、ブルーズはアレックスが終盤にファウルで退場となったが、パイティム・カサミがその後に得たPKを外した。その後、ホワイツはライン上でクリアなどで失点せず、0-0のままPK戦に突入した。

ペトル・チェフに代わって出場したロス・ターンブルは、フラムのシュートを1本セーブし、もう1本もポストに当たり、アンドレ・ビラス・ボアスは準々決勝に進出した。

リーグカップにおけるロンドン勢

このカップで初めて首都のクラブとして優勝を果たしたチェルシーだが、今晩プレミアリーグ所属のロンドンを拠点とする3クラブがベスト4に進出する可能性が出てきた。この大会を主催するフットボールリーグから唯一残った代表であるサンダーランドは、昨夜アーセナルに敗れ敗退した。

トップリーグ以外からこのトロフィーを獲得した最後のクラブは、ディビジョン2に所属していた1991年の決勝でマンチェスター・ユナイテッドを破ったシェフィールド・ウェンズデーである。マンチェスター・シティは過去10回の決勝戦のうち6回、リヴァプール、マンU、スウォンジー(当時プレミアリーグ)、チェルシーがそれぞれ1回ずつ優勝している。

カラバオカップ準々決勝の結果および試合日程

火曜日アーセナル 5 サンダーランド 1

水曜日ブレントフォードvsェルシー 19時45分リヴァプールvsレスター 19時45分トッテナムvsウェストハム 19時45分すべて英国時間