2020年最初のホームゲームはバーンリー戦。この試合をクラブの専門家リック・グランヴィルとポウル・ダットンがプレビューしてくれた…

トーキングポイント

チェルシーはダブルを達成した2009/10シーズン以来、バーンリー相手にリーグ2勝を目指している。クリスティアン・プリシッチは10月にターフ・ムーアで行われたアウェイゲームでハットトリックを達成し、4-2の勝利に貢献した。

今節では勝利が望まれる。チェルシーは年末年始の過密日程をなんとか乗り越えたが、何度かホームで勝ち点を失った。バーンリーは、2016年の昇格以降印象的な戦いぶりを見せているが、現在は降格圏まで3ポイント差だ。

バーンリーはプレミアリーグの中でもアグレッシブな評判があるが、タックル数はリーグ最低(68%)。

プレミアリーグ直近8試合では、4ゴールしか挙げておらず、前半に得点を上げることができなかったのは9試合。また失点した14試合では、1度も勝っていない。

相手の低い守備ラインを突破

今シーズンは好不調の波があるチェルシーだが、5位マンチェスター・ユナイテッドに5ポイント差の4位につけている。一方、3位のマンチェスター・シティとは8ポイント差だ。

シーズン後半戦では、プレミアリーグ5度の優勝を支えてきたスタンフォードブリッジでの成績に改善の余地があるだろう。

ミッドウィークにはカラバオ杯がなかったため、トレーニングでは相手の低い守備ラインを突破する戦術に時間が費やされたはずだ。

チェルシーはホームゲームで多くの得点チャンスを創り出しているが、ゴール数は少ない。スタンフォードブリッジでの得点は、リーグ戦でブルーズが挙げた得点の30%に留まっている。

一方、守備の面では、相手チームに少ないチャンスからゴールを許している。ホーム、アウェイゲームに関わらず、チェルシーの総失点の28%が残り80分以降で起きており(29失点中の8失点)、この割合はプレミアリーグで1番高い数字となっている。一方でスタンフォードブリッジでは、まだ80分以降にゴールを決めることができていない。

プレミアリーグ得点数

ジェイミー・ヴァーディ 17ピエール=エメリック・オバメヤン 13ダニー・イングス 13タミー・エイブラハム 12マーカス・ラシュフォード 12ハリー・ケイン 11サディオ・マネ 11ラヒーム・スターリング 11

ダイク監督の戦い

残留ラインの3つ上に位置するバーンリーは直近のリーグ戦3試合を全て落としており、アウェイゲームは直近6試合で4敗。トッテナムには5-0と大敗していた。チェルシー戦の後には、レスター、マンチェスター・ユナイテッド、アーセナルとの連戦が控えている。

バーンリーが今シーズンのリーグで起用した選手は20名で、これを下回るのはウルヴズの19名のみ。チェルシーでは23名が出場しており、トッテナムが最多の26名。

今シーズンはメンバーがほぼ固定されており、GKと4バック、中盤の選手は同じような顔ぶれに。前線ではクリス・ウッドがアシュレイ・バーンズやジェイ・ロドリゲスとパートナーを組む。バーンリーはシェフィールド・ユナイテッドに次いでリーグで2番目に多くのロングボールを蹴るチームであることから、ウッドとバーンズは欠かせない選手だ。

ゴールは特定の選手に集中

今シーズン、チェルシーよりもゴールを決めた選手数が多いのは2チームのみ。チェルシーは総得点でもリーグ4位だ。一方のバーンリーでは、リーグ戦でゴールを決めたのはウッド、バーンズ、ロドリゲスの他に5名のみ。この3人はチーム全体の24得点の74%にあたる17ゴールを生み出しており、ダイク監督は選手起用に頭を悩ませるだろう。