チェルシーが得意とする早い時間のキックオフとなる今回のプレミアリーグ。クラブの専門家ポウル・ダットンの今シーズン初のロンドンダービーのプレビューを見ていこう...

リーグ戦で現在5連勝を記録しているチェルシーは、直近10試合すべてでネットを揺らしている。プレミアリーグ、アウェイの成績ではクリスタルパレスはリヴァプール、マンチェスター・シティ、ブルーズに続く成績を残している。

またクリスタルパレスはアウェイ直近8試合で5勝、一方でクリーンシートは13試合でわずかに1試合のみ。

直接対決

代表戦ウィークが明け、今節は興味深い対戦が目白押しだ。チェルシー(4位)対クリスタルパレス(9位)、レスター(3位)対アーセナル(5位)、リヴァプール(1位)対マンチェスター・シティ(2位)。

ロンドンのプライド

チェルシーは現在プレミアリーグで勝ちを重ねており、アーセナルとは勝ち点が6、クリスタルパレスとは勝ち点が8、トッテナムとは勝ち点が10それぞれ離れている。

驚くべきことに今回が2019/20シーズンの初めてのロンドンダービーとなる。チェルシーはクリスタルパレス相手にホームでのリーグ戦、直近8試合で6勝。

ブルーズはホームでのロンドンダービー直近5試合で勝利を収めているが、アウェイを含めると直近5試合で3勝。クラブ記録の5連勝は2014年の10月から12月の間に記録したものだ。

ジョルジーニョの欠場

ジョルジーニョとマテオ・コヴァチッチがここまで見事な活躍を見せているが、ジョルジーニョが前節で5回目の警告を受け今節は出場停止に。2018年4月にマルコス・アロンソが出場停止となって以来の出場停止選手となる。

ワトフォード戦でジョルジーニョは90%のパス成功率を記録。そしてタミー・エイブラハムの先制点のアシストとなったパスを含め、11本のロングパスのうち7本を成功。コヴァチッチは95%のパス成功率を記録し、ロングパスでは12本のうち11本を成功させるなどジョルジーニョよりも高い数値を記録した。

火曜日のアヤックス戦でもこの2人は躍動。ジョルジーニョは冷静に2つのPKを決めた。ジョルジーニョが欠場するクリスタルパレス戦は怪我から復帰したエンゴロ・カンテによって穴が埋められるだろう。カンテは火曜日にベンチ入りを果たしている。

18節終了時点より前に5枚の警告をもらったのはジョルジーニョを含め6人。(18節は12月22日に行われ、ブルーズはトッテナムと戦う。)

チェルシープレミアリーグ警告リスト(20) ジョルジーニョ 5、アロンソ 3、エイブラハム 2、クリステンセン 2、トモリ 2、ハドソン=オドイ 1、カンテ 1、コヴァチッチ 1、マウント 1、ウィリアン 1、ズマ 1

二桁得点

プレミアリーグ13試合目の出場で9ゴール目を決めたタミー・エイブラハム。土曜日の一戦で得点を決めると、アリエン・ロッベンに続き、プレミアリーグにおいてチェルシー史上2番目の若さで二桁得点を記録した選手となる。またこの13試合よりも少ない試合数で二桁得点を記録したのは、ディエゴ・コスタ(9試合)、ジミー・フロイド・ハッセルバインク(11試合)のみとなっている。タミー・エイブラハムがプレミアリーグ初ゴールを記録したのは2017年8月のアウェイでのクリスタルパレス戦だ。エイブラハムは当時スウォンジーへとローン移籍していた。

プレミアリーグ得点ランキング

ジェイミー・ヴァーディ 10タミー・エイブラハム 9セルヒオ・アグエロ 9ピエール=エメリク・オーバメヤン 8ラヒーム・スターリング 7

ギャリーの帰還

ギャリー・ケイヒルはチェルシーで8つのタイトルを獲得し、25ゴールを記録。2016年の9月にはエミレーツでダヴィド・ルイスとCBのコンビを組んだケイヒルだが、アントニオ・コンテ政権下ではセサル・アスピリクエタをCBに加えた。ケイヒルはヨークシャー、シェフィールド出身の選手としては80年ぶりとなるチームを優勝に導いた選手となった。