年が明けてホームでマンチェスター・シティとの初戦を迎えるブルーズ。この試合を前にチェルシーのクラブ史に精通するリック・グランヴィルとデータ収集家ポール・ダットンが主なポイントを紹介する。

今週末ブリッジで行われるマンC戦は今年初めての試合となる。この2チーム合わせて過去16シーズンで9回プレミアリーグを制覇している。

首位リヴァプールを7ポイント差で追うチェルシーは、2009年以来(12得点に対し無得点)の対マンC戦ホーム3連勝を狙う。

マンCはプレミアリーグでチェルシーに26回敗れており、最も苦手としている。

チェルシーのニュース

新年を迎え、アストンヴィラ戦で見せた運動量の多さと創造性により再度無敗記録の樹立を狙うチェルシー。

ランパードは無敗の続いた時期の守備陣、クル・ズマとチアゴ・シウバを起用するだろう。リース・ジェイムズはハムストリングの怪我のため召集されない。

シティは何人かの選手が欠場するが、ブルーズは中盤もベストの布陣で臨むだろう。ハキム・ツィエクが復帰する場合、フォワード陣の不足が解消される。

ツィエクは勝利に終わったリーズ戦以降試合に出ていないが、今季チームに大きな影響を与えている。毎試合2回以上チャンスをつくっており、7試合で1得点3アシストを記録、そしてブリッジでの初得点が期待される。

ブリッジで最後にゴールを決めたのはヴィラ戦でのオリヴィエ・ジルーで、ヘディングによるゴールは32点となり、総得点89ゴールの36%となった。タミー・エイブラハムがここ2試合で得点を重ねていることから、ジルーはベンチスタートとなる可能性が高い。

ここ10試合の両者の対戦では、先制点を決めたチームが8勝している。

シティとコロナウイルス

シティにとってこの対戦はリーグ・カップ戦合わせて今月8試合中1試合目となるが、コロナウイルス感染が広がっており、タイトル争いの正念場となりそうだ。

シチズンズは11月にロンドンで行われたトッテナム戦以降負がなく、6試合で5回クリーンシートを記録しているが、ブリッジでは好成績を残せておらず、昨季は2-1で敗れている。

前述の通りチーム内でコロナ感染者が出たため、トレーニングが中断される事態となってしまった。ガブリエル・ジェズスとカイル・ウォーカー(そしてチームスタッフ2人)がクリスマス前に陽性と診断されており、他にも3人の選手が欠場する可能性がある。

32歳のセルヒオ・アグエロはコンディションを取り戻しており、ほぼ確実にスタメン出場するだろう。フェラン・トーレスは多彩なプレーを見せ、ジェズスはプレスに長けるが、アグエロの怖さは誰もが知っていることだ。

昨年までと比べると守備はリーグトップとなったが、得点力は下がっておりリーグ10位となっている。シュートの正確性はリーグ13位となっている。

驚くことに、アウェーでの得点の71%は前半に決めたもので、一方相手のゴールの60%は後半に生まれている。昨季はよりバランスが取れていた。

しかし、若手のロドリゴ・エルナンデスが35歳のフェルナンジーニョに代わって台頭するなど明るい話題も多い。ロドリゴはタックルやボールカットではエンゴロ・カンテの数字に到底及ばないものの、ポジショニングやパスの正確さでシティのポゼッションを支えている。

CBルベン・ディアスも長年レギュラーを務めたヴィンセント・コンパニ―の後継者となっており、ジョン・ストーンズは過去に受けた低評価を覆そうとしている。

しかし、コロナウイルスの検査結果が出るまでは、グアルディオラがどのような布陣で試合に臨むかわからない。

迫る出場停止処分

プレミアリーグでは第19節以降、5枚イエローカードを受けると1試合出場停止処分を受ける。(そしてそれ以降第32節までイエロー10枚で2試合出場停止となる)16試合を終えたチェルシーの中で、出場停止のリスクを抱えるのはエンゴロ・カンテのみである。

リーグ戦でのイエローカード枚数:

カンテ4、ジェイムズ3、アスピリクエタ2、マウント2、チアゴ・シウバ2、アロンソ1、チルウェル1、クリステンセン1、ジルー1、ハフェルツ1、ツィエク1、ズマ1