チャンピオンズリーグがいよいよ開幕。クラブの専門家であるリック・グランヴィルとポウル・ダットンのチャンピオンズリーグの展望を見ていこう…

ランパードとセラデスはともにチャンピオンズリーグで初めて指揮をとる。そしてこの2人の監督は週末の試合で5-2の試合を演じている。ブルーズはウルヴズ相手に勝利を収めたが、ヴァレンシアはバルセロナ相手に5-2で敗れた。

セラデスは監督として2度目のスタンフォードブリッジでの試合となる。

チェルシーはヴァレンシア相手に直近6試合で3勝3分と負けなし。前回の対戦は2011/12シーズンのグループステージでランパードはこの大会結局キャプテンとしてミュンヘンでトロフィーを獲得した。またランパードよりも多くチャンピオンズリーグに出場しているはジョン・テリーのみとなっている(109試合)。ランパードは102試合に出場した。

チェルシーのストライカー事情

一方でけが人もいるためにその中でランパードはスタメンを決めることになる。オリヴィエ・ジルーは昨シーズンのヨーロッパリーグで得点王に輝き、同大会の制覇に大きく貢献した。またライバルのミシー・バチュアイはウルブズ戦で途中出場を果たしている。しかしタミー・エイブラハムがここ最近見事な活躍を見せている。21歳の彼は日曜日にハットトリックを決め、リーグ戦においてクラブ史上最年少でハットトリックを決めた選手となった。4本のシュートを放ち、枠内に飛んだシュートは全てゴールに吸い込まれた。

2点目は自身プレミア初となるヘディングでのゴールで、この試合先制点はフィカヨ・トモリが決めている。またタミーの3点目はジョルジーニョがアシスト。ジョルジーニョは今季の初アシストとなった。

メイソン・マウントがこの試合で5点目を決めたが、プレミアリーグ史上初めて21歳以下の選手が11得点を決めることとなった。

開幕戦において重要となってくるのがゴールだろう。欧州大会38試合でチェルシーはゴールを奪ってきたが、ネットを揺らしたのは99回で1試合平均2.6点となっている。

戦術的な変更がウルヴズを戸惑わせた

スカイスポーツのゲスト、トニー・ピューリスが明かしたところによると、リーグ戦の日程が発表されると、トップ6と対戦するときは欧州大会の後か、代表戦ウィーク明けになることを願うという。その期間の後は相手チームの質が落ちるという。

しかしフランク・ランパードとコーチ陣は2日間で戦術的にアプローチを加え、ウルヴズ戦に備えた。

プレシーズンでも試した3-4-3を採用し、ウルヴズの2トップを封じた。マルコス・アロンソはフィカヨ・トモリのサポートをし、マウントとウィリアンは中に入りエイブラハムの後ろでギャップを作った。

これから過密日程を迎える中、戦術的な柔軟さを見せたチェルシー。今夜勝利すると、ヨーロッパでの大会での無敗記録を17試合に伸ばすことができる。(PK戦を除く)

新監督を迎えたヴァレンシア

ヴァレンシアは監督のマルセリーノを解任。昨シーズンはチームを4位に導き、11年間で初のタイトルを獲得した。

カスパー・シレッセンは日曜日の古巣相手の試合で5点を奪われた。またヴァレンシアのポジティブな点を挙げるとすれば、若きストライカーのマキシ・ゴメスが初ゴールを決めたことだろう。

元アーセナルのフランシス・コクラン、ガブリエルがフル出場。30歳以上の選手が4人スタメンに入ったが、スタメンの平均年齢は2倍半以上となっている。

チャンピオンズリーグ変更点

グループステージの試合は2試合が午後5:55にキックオフされ、チェルシーはアヤックスとヴァレンシアとのアウェイの試合がその時間のキックオフとなっている。

VARシステムが初めてグループステージで使用される。昨シーズンにはノックアウトステージで使用されていた。

レフェリー委員会のチェアマンであるロベルト・ロゼッティはVAR導入の目的について、使用によって最大限の利益が得られるようにコメントした。現在はプレミアリーグでも使用されている。

またベンチには最大12人を座らせることができるが交代は3枚まで。