11月最後の試合はロンドンダービー。クラブの専門家リック・グランヴィルとポウル・ダットンがウェストハム戦をプレビューした…

今週末から公式戦5試合中4試合をスタンフォードブリッジで迎えるチェルシー。シーズン序盤はホーム3戦未勝利だったものの、それは既に過去の話だ。

その後ブルーズはリーグ戦ホームゲームをいずれも無失点で3連勝。ブルーズが最後にホームで無失点の4連勝を手にしたのはリーグ王者に輝いた2014/15シーズンの1月だ。今週末のウェストハム戦で当時の記録に並べるだろうか。

ブルーズはプレミアリーグにおけるウェストハム戦13試合無敗(9勝4分)。ウェストハムは力強いシーズンのスタートを切ったものの、ここ数試合は低調だ。

ウェストハムはリーグ戦7試合未勝利で降格圏目前。フランク・ランパードは自身のキャリアをスタートした古巣相手に勝利を手にしたいところ。ランパードは選手時代、ウェストハム相手に直近6試合で6ゴールを決めている。

ロンドン同士の戦い

今週末でプレミアリーグ通算250試合目となるロンドンダービーを迎えるブルーズ。2019/20シーズンはブルーズがロンドン勢の中で2位となった。ウェストハムはダービーでの敗戦が最も多く、今週末チェルシーに敗れれば通算100敗目となる。

ポジティブな要素

先週末のマンチェスター・シティ戦で1-2と敗れ、プレミアリーグ6連勝がストップしたチェルシーだが、その試合では多くの収穫があったようだ。

ブルーズは53.3%のボール支配率を記録。これはペップ・グアルディオラ監督率いるチームと対戦した全てのクラブの中で最多の数字だ。グアルディオラ自身もランパードが指揮したチェルシーに対し、中盤の3人がインターセプトの能力に長けていたと賞賛した。

この試合ではエンゴロ・カンテも活躍。シティ戦で先制点を決めたカンテはプレミアリーグ通算7本のシュートを記録。そのうち43%の3本が枠を捉え、いずれもネットを揺らしている。

ヴァレンシア戦では結果よりも試合のパフォーマンスに言及したフランク・ランパード。チェルシーは自力でのノックアウトステージ進出の可能性を残している。最終節でリールを敗ればラウンド16進出が決定。チェルシーがリールを下し、アヤックスがヴァレンシアと引き分ければチェルシーのグループH首位通過が決まる。

ヴァレンシア戦ではチーム得点王のタミー・エイブラハムが負傷。軽傷であることが望まれる。エイブラハムは今シーズンのプレミアリーグにおいて、5試合で先制点を記録。また、チェルシーはリーグ戦11試合で先制点を挙げており、これはロンドン勢の中で最多の数字だ。

プレミアリーグ得点ランク

ジェイミー・ヴァーディ 12タミー・エイブラハム 10セルヒオ・アグエロ 9ピエーレ=エメリック・オバメヤン 8サディオ・マネ 8

ヴァレンシア戦では決定力に課題を残したチェルシー。OPTAによれば、ブルーズは決定機でのゴール率でプレミアリーグ17位。トップは決定機の54.2%をものにしているトッテナムだ。ウェストハムは14位に位置している。

苦戦するウェストハム

ウェストハムと対戦するまで、ニューカッスルはリーグ戦においてセットプレーからのゴールが全くない唯一のチームだった。その試合ではニューカッスルが3-2でウェストハムに勝利。3点はいずれもセットプレーから記録されている。今シーズンのウェストハムはセットプレーから6失点を喫しており、これを上回るのはエヴァートンとアストンヴィラだけだ。

ウェストハムは正GKのルカシュ・ファビアンスキが負傷離脱中のため、ロベルトが代役を務める。今週末はレギュラーに定着していたイッサ・ディオップも出場停止だ。

トッテナム戦ではペジェグリーニ監督がデクラン・ライスを本職の中盤で起用。センターバックはカルロス・サンチェスが務めた。

マイケル・アントニオはトッテナム戦で復帰し、チームに士気を与える活躍。ロベルト・スノッドグラスの背後を狙う動きにも注意が必要だ。