現地時間お昼キックオフのこの一戦、マージーサイドでの激突をプレビューしていこう…

3月の対戦では0-2で敗れているチェルシーだが、水曜日にはアウェイに強いアストンヴィラ相手に堂々のパフォーマンスを披露しているだけに期待は十分だ。

リーグ戦アウェイゲームでまだクリーンシートのないブルーズだが、およそ4分の3の確率で勝ち点3を手にしている。ここまでの30得点中19点はアウェイで記録したものだ。

さらにチェルシーは80%の確率で先制点を記録している一方で、エヴァートンほど相手に先制を許しているクラブはない。グディソンパークでは7試合中5試合で先制を許し、合計13回を記録している。

またプレミアリーグホームゲームでは後半になって3試合を落としている。その一方で、ホーム8ゴール中3ゴールは開始15分に決めている。

プレミアリーグ得点ランキング

ジェイミー・ヴァーディ 14タミー・エイブラハム 11ピエール=エメリック・オーバメヤン 10 セルヒオ・アグエロ 9サディオ・マネ 9マーカス・ラッシュフォード 9

マウントとエイブラハムの存在感

ノリッチ、ウルヴズ、サウサンプトン 、そしてアストンヴィラが今回、マウントとエイブラハムの餌食に。アカデミーの若手が抜群のコンビネーションでゴールにアシストと支え合っている。

チェルシーで最初の14試合出場中決めたゴールの数で上回るのはディエゴ・コスタ(2014/15シーズンの12点)とニコラ・アネルカ(2008/09シーズンの12点)。

ゴール数だけでなくピッチ全体での貢献度が高いエイブラハム。水曜日の試合では相手守備陣をかき回すだけでなく、高い位置でのプレスやドログバを彷彿とさせる豊富な運動量で存在感を放った。

また19歳の右サイドバック、リース・ジェイムズも精度の高いクロスでアシストを記録している。

シルヴァなき後

2018年にサム・アラダイスから引き継いだマルコ・シルヴァ監督は、リシャリルソンをワトフォードから引き抜き、さらに昨夏は7人の新たに獲得。その多くが今もレギュラーだ。

基本は4-2-3-1のフォーメーションを採用。ルーカス・ディグネとシーマス・コールマンの攻撃的なサイドバックが持ち味だったが、レスター戦以降は5バックに変更も、ミッドウィークのリヴァプール戦では崩壊してしまった。

最終ラインでボールを回し相手を引き出したところで、ワイドな選手あるいはドミニク・カルヴァート=ルインやリシャリルソンを目掛けてボールを渡す戦術がよく見られた。

守備面では最終ラインを高く設定し、オフサイドトラップを狙う。しかしリヴァプールはシンプルにロングボールを多用し、功を奏していた。

現在降格圏にまで落ちたエヴァートン。ローンでチェルシーに復帰したクル・ズマの離脱も響いたと見られる。

シルヴァのアシスタントを務めていたダンカン・ファーガソンが暫定監督に就任。現役時代はチェルシーと16回対戦し、6敗5分2勝としている。

FA杯とチャンピオンズリーグ

FA杯ではチャンピオンジップ4位のノッティンガム・フォレストと対戦することになるチェルシー。そのノッティンガム・フォレストは金曜日、ミルウォールとのアウェイゲームを戦う。なおフォレストは今シーズン、アウェイでの6勝目を狙う。

リールはリヨンを相手にミッドウィーク、1-0の勝利。こちらも同じく今夜、ブレストをホームに迎える。なおホームで今シーズン負けているのはアヤックスとチェルシーとの試合だけだ。

チェルシーと"新監督"クラブ

ショック療法を狙うエヴァートンだが、チェルシーは前任者解任後、あるいはプレミアリーグ初戦の監督を相手に負けたことがない。

過去3回は引き分け、残り14回は勝利しているチェルシー。前回は昨シーズンのフルハム、スコット・パーカー新監督相手の試合だ。