チャンピオンズリーグ第2節の開催地は北フランス。ロンドンから200マイルと比較的近い遠征地だ。クラブの専門家リック・グランヴィルとポウル・ダットンが試合をプレビューしてくれた…

チャンピオンズリーグ開幕節で無得点に終わったチームの中で、最も多くのシュートを放った両クラブが激突する。チェルシーはホームでヴァレンシア相手に22本、リールはアウェイでアヤックス相手に17本のシュートを放ったものの、ネットを揺らすことはできなかった。

開幕節で無得点に終わった両クラブだが、今夜はさらなる意気込みとともに戦うはずだ。

リールのクリストフ・ガルティエ監督は昨シーズンのヨーロッパリーグ王者にも果敢に挑むだろう。フランス代表を2018年のW杯制覇へ導いた2人も遠征へ帯同している。リヴァプール戦で強烈なゴールを決めたものの、ブライトン戦を欠場したエンゴロ・カンテは昨日のトレーニングに参加、オリヴィエ・ジルーも体調不良から復帰した。

ヴァレンシア戦後のチェルシー

リール戦を前に、フランク・ランパード監督は「勝利が欲しいね。この試合に向けて準備ができていなければいけない」とコメント。

データによれば、開幕戦で敗れたチームがノックアウトステージへ進む確率は30%、敗退する確率は70%だ。開幕2連敗を喫したチームがノックアウトステージへ進む確率は10%にも満たない。一方、開幕2戦を終えて1勝のチームがノックアウトステージへ進む確率は55%だ。

2週間前のヴァレンシア戦ではPK失敗が響き、敗れたブルーズ。しかし、その他も多くのチャンスを決めきれずに終わっていた。ヨーロッパにおいて、ブルーズがスタンフォードブリッジで敗れたのは2016年のPSG戦以来だ。また、グループステージ初戦での敗北は2013年のバーゼル戦まで遡る。

一方、チェルシーはUEFA大会のアウェイゲーム7戦無敗(5勝2分)。アウェイゲーム最近19試合では10勝だ。ブライトン戦では今シーズン初のクリーンシートを記録し、フランク・ランパード率いるチームには負傷離脱していた多くの選手も復帰している。

チャンピオンズリーグでは3連敗を喫したことのないブルーズ。開幕2連敗を経験したこともない。チャンピオンズリーグにおいては本拠地スタッド・ピエール=モーロワで8戦未勝利のリール。国内リーグでは今シーズンここまでホームゲーム4戦全勝だ。

チェルシーの指揮官としてチャンピオンズリーグを戦う6人目のイングランド人であるランパードは、リールの素早い攻撃陣には警戒しなければいけないとコメントを残している。また、リールが今シーズンに喫した10失点のうち、8点は後半に記録されている。

リールの情報

リールはリール・オリンピック・スポーティング・クラブの頭文字を取ってLOSCと呼ばれることも。1944年にオリンピック・リロワとスポーティング・クラブ・フィヴォワが合併して誕生した。エンブレムには犬が描かれ、”グレート・デインズ”の愛称で呼ばれることもある。

最近ではクロード・ピュエル(2002-2008年)やマルセロ・ビエルサ(2017年の7ヶ月)が指揮を執っていた。元チェルシーのエデン・アザール、ジョー・コール、サロモン・カルー、ロイク・レミは両クラブでプレーした経験がある。

昨シーズンの国内リーグを2位で終えたリールは2012/13シーズン以来となるチャンピオンズリーグ出場。この夏にはニコラス・ぺぺのアーセナル加入を筆頭に、多くのスター選手が退団している。リールの選手でUEFA大会に10試合以上出場しているのはジェレミー・ピエド、レナト・サンチェス、レミの3人だけだ。

アヤックスに0-3で敗れ、グループH最下位スタートとなったリール。ルイス・アラウージョなどのカウンターでチャンスを作り出したものの、アヤックスの早いテンポのゲームに敗れている。

ウィリアンが300試合出場へ

ウィリアンは今夜の試合に出場すれば、チェルシー通算300試合出場を達成する。海外出身選手の300試合到達となればブルーズで8人目の快挙だ。1. ペトル・チェフ 4942. ディディエ・ドログバ 3813. ブラニスラヴ・イヴァノヴィッチ 3774. ジョン・ミケル・オビ 3725. エデン・アザール 3526. セサル・アスピリクエタ 3467. ジャンフランコ・ゾラ 312

ウィリアンは南米出身選手として初めてのブルーズ通算300試合出場間近だ。

記事:ランパードのマッチプレビュー