先週末は南海岸からチームを迎え撃ったチェルシー。日曜日はハンプシャー州へと乗り込みアウェイゲームを戦う。

トーキングポイント

リールに勝ったことで4月以来となる公式戦3連勝を記録したチェルシー。タミー・エイブラハム、ウィリアンのゴールで、欧州大会アウェイゲーム8戦負けなしのクラブ新記録も樹立。グループステージ突破に向けて大きな前進となった。

フランク・ランパード監督としては、代表戦ウィークに入る前のこの一戦をしっかり締めておきたい一方で、サウサンプトンも連敗阻止としたいところだろう。

ランパード監督個人で言えば、1月のFA杯でダービーを率いてすでに対戦している相手だ。この時は引き分けで再試合とし、これも2-2としてPK戦に突入すると、5-3で制している。なおローン移籍中だったメイソン・マウントもネットを揺らした。

2001年8月にセント・メリーズ・スタジアムでの最初のアウェイチームとして勝利を収めたチェルシーは、対サウサンプトン のアウェイゲーム過去15試合で毎試合最低でも1ゴールは記録している。最後に無得点で終わったのは1997年12月のことだ。

ブライトン完封

前節、2-0(シーズン最初のクリーンシート)で勝利したことで、ブライトンとはリーグ戦9試合全勝利記録を継続。これは特定チーム相手に全勝するフットボールリーグの新記録となる(これまではボーンマスの対ウィンブルドン8連勝が最長)。

この記録は1983年から始まり、内訳は19得点2失点。なお失点はいずれもアウェイで喫したものだ。

1月のブライトン戦以来となるリーグ戦でのゴールに続き、自身のクラブ300試合出場となるリール戦でもネットを揺らしたウィリアン。これで2018年9月以来となる2試合連続ゴールも記録している。

課題のセットプレー

フリーキックやコーナーからの失点が続くチェルシーは、リール戦でも同様に失点。プレミアリーグではワトフォード、エヴァートンに続くセットプレーからの失点数だ。

さらにセットプレーからの得点チャンスも少ないチェルシー。枠内シュートで言えばマンチェスター・シティに次ぐ数字だが、セットプレーからとなると上に12チームが存在する。

だがブライトン戦では、今シーズン最多となるシュート数と枠内シュート数を記録している。

プレミアリーグ得点ランキング

セルヒオ・アグエロ 8タミー・エイブラハム 7ピエール=エメリック・オーバメヤン 7テーム・プッキ 6ラヒーム・スターリング 6

ホームで不安定なサウサンプトン

アウェイで好調のサウサンプトンは、これまでの勝ち点7のうち6をアウェイで獲得。また昨シーズン、スタンフォードブリッジで0-0で引き分けた勝ち点1は、残留の大きな足がかりとなった。なおこの時の顔合わせは、ラルフ・ハーゼンヒュットル監督にとって初のチェルシー戦だった。

その一方でセント・メリーズはセインツにとって安息の地とはならない。プレミアリーグでは4月13日以来勝ちがなく、2敗(リヴァプールとボーンマス)3分(ボーンマス、ハダースフィールド、マンチェスター・ユナイテッド)としている。

前節は10人のトッテナム相手に惜しくも2-1と敗戦。それでもストライカーのダニー・イングスは"トップ6"相手のゴール記録を伸ばしている。

ハーゼンヒュットル監督は最終ラインでローテーションを採用し、スパーズ戦では3-4-3を選択。しかしセドリク・ソラレスに代わって右ウィングバックに入ったジェイムズ・ウォード=プラウズは、ソン・フンミンに苦しめられた。

巨大ハリケーン ロレンツォ

大西洋で発生したハリケーン、ロレンツォの影響は日曜日にも及ぶ可能性がある。ビューフォート風力階級はフォース6にまで達し、場合によっては木の枝は揺れ動き、コーナーフラッグも揺れたり飛んだり、さらにボールも予測不可能な動きまでするかもしれない。

セント・メリーズのピッチは大体南北の方向にあるため、北北西からの風は南側のゴールに向かうインスイングのクロスにとって武器になるだろう。