週末のプレミアリーグ、イングランド中西部で行われるアウェイゲームをプレビューしていこう…

プレミアリーグ創設から数えてチェルシーはウルヴズと8戦7勝も、昨シーズンは白星なし。ヌノ・エスピリト・サントス監督相手に、勝ち点3をもぎ取りたいところだ。

12月にモリニューで敗れた際、ウルヴズは勝ち点18のうちわずか1しか取れていない状況の中でチェルシーは前半でリードを奪っていた。しかしチャンスを決めきれなかったチェルシーに対し、ウルヴズは枠内シュート2本で2ゴールを記録している。

フランク・ランパード率いるチェルシーはノリッチ戦に続き、アウェイでの連勝を狙う。しかしウルヴズはモリニューでリーグ戦10試合無敗と40年ぶりの好記録を継続している。

2ゴールのタミー・エイブラハム

現在クラブ得点王のタミー・エイブラハムは、この2シーズン強(80試合)でチェルシーでの複数ゴールの最多数を記録。エデン・アザールは71試合で8回、アルヴァロ・モラタは47試合で2回を記録している。

今週末も2得点以上を記録すれば、3試合連続で複数得点を記録した21歳以下のプレミアリーグ選手として3人目の快挙を達成する(ほかは2017年1月のデレ・アリと2006年12月のロナウド)。なおエイブラハムの対ウルヴズ個人成績では、ブリストル・シティ時代に2試合で3ゴールを記録している。

引き分けに終わったシェフィールド戦のスタメン平均年齢は24歳と158日で、チェルシーのプレミアリーグにおける最年少記録。また21歳以下のイングランド人選手のプレー時間は、現時点で2004/05シーズン以降最多を記録している。

シュート数をゴールへ

エイブラハムやメイソン・マウントなど、若手の活躍には笑顔のランパードだろうが、それでもシュート数をさらにゴールへとつなげたいところだろう。今シーズンの枠内シュート数は、マンチェスター・シティ(77)とリヴァプール(70)に続く68本で3位。しかしゴール数は5位だ(6点)。中でもジョルジーニョはシュートにつながる動きの起点となった数が11回で、リーグ最多を記録している。

対するウルヴズはシュート数39回で、最も少ないシェフィールド・ユナイテッドより1回多い。

一方守備面では、被シュート数が4番目に少ないものの、失点数はノリッチに続いて下から2番目のチェルシー。対戦相手には決定機を作らせる確率が高いか、怪我人が絶えないため安定感に欠く中盤と最終ラインが原因と言えるだろう。

ウルヴズにとってヨーロッパリーグは足枷?

2週間前のエヴァートン戦に3-2で敗れたウルヴズにとって、これが今シーズンすでに公式戦10試合目。ヨーロッパリーグ予選6試合は全勝としているが、国内リーグではそうもいかないようだ。

プレミアリーグ4試合を消化し、先制点は無しで3分1敗。また失点5のうち3点は開始15分に喫している。

チェルシーは昨シーズン、ヨーロッパリーグ初戦を迎えるまでのリーグ戦5試合は全勝と好調ぶりを維持。しかしギリシャでの一戦を終えてからヨーロッパリーグが一時中断する12月半ばまでにリーグ戦12試合で勝ち点半分を落とした。

過密日程が続いたウルヴズにとって、今回の代表戦ウィークは大きな休暇となったはずだ。昨シーズンのチェルシー戦ではホーム&アウェイでゴールをあげているルイス・ヒメネスは、メキシコ代表としてアルゼンチン代表戦に臨んでいる。ベルギー代表のレアンデル・デンドンケルは初戦こそ怪我で欠場したものの、スコットランド代表相手の快勝劇ではプレーしている。

ウルヴズにとって痛手の欠場者はウィリー・ボリーと、マット・ドハティ。ドハティについてはアダマ・トラオレが代役を務めるだろうが、ボリーについてはロマン・サイスも負傷とあって、ヘスス・バジェホがプレミアリーグデビューの見込みだ。