クリスティアン・プリシッチとエンゴロ・カンテがグループステージ突破についてコメント。また、ノックアウトステージでチームが成し遂げられること、チームが上を目指すにはどのように成長すべきなのかについても語った。
昨夜、チェルシーはリールを相手に辛勝し、チャンピオンズリーグラウンド16への進出が決まり、スタンフォードブリッジは歓喜の渦に包まれた。
勝利を収めたリール戦は予想していたよりもタフなものになったことだろう。チャンピオンズリーグラウンド16のファーストゲームは来年。チェルシーがその舞台で勝ち進んで行くためには、今以上にチャンスを確実なものにしなければならないのは明確だ。
しかし、タミー・エイブラハムとセサル・アスピリクエタのゴールで予選通過を決めたことは、フランク・ランパード率いるチェルシーにとって自信となったことだろう。リールとの一戦で重要な役割を果たしたプリシッチはチームがファイナルサードで必要な教訓について話した。
「このチームの一員ということに対してとても嬉しく思っている」と試合後にコメントしたプリシッチ。「前半のようなパフォーマンスはとてもナイスだよ。でも、もし自分たちが脅威なチームであるためには、自分自身を含め決定力を上げていく必要があるね」
「リールに得点を奪われたあとにも自分たちはゴールに迫った。もっと多くのゴールを奪うべきだった。そうしたらより簡単な試合運びができただろう。でも、結果的には勝利を収められたから良かったよ。グループステージ突破が決まって自分たちはとても嬉しいんだ」
21歳のプリシッチは以前所属していたボルシア・ドルトムントでノックアウトステージを経験し、2016/17シーズンのモナコ戦では得点をマークしている。また、プリシッチはブルーズのチームメイトがノックアウトステージで躍動すると信じているようだ。
「ノックアウトステージを戦えることはアメイジングなことだね」と加えたランパード。「自分たちは自信に満ち溢れている。どのチームを相手にしても戦えると感じているよ。だから自分たちは次のラウンドが楽しみなんだ。チャンピオンズリーグのノックアウトステージは誰もがプレーしたいと思う舞台だからね」
エンゴロ・カンテもまたチームメイトを賞賛した。そのカンテはピッチを縦横無尽に駆け回り、ポゼッション率の向上に貢献し、チームは優位にゲームを進めた。
「簡単な試合ではなかった」とW杯優勝を経験したカンテが話した。「2-0とリードを広げたあと、自分たちは3点目を奪うのに苦労したね。1点を返されたときは、少し難しくなった。でも、自分たちは手に入れたかった結果をものにすることができた。自分たちはとてもハッピーだよ。多くのチャンス作った中で2点を奪えたことは嬉しかったね。でも、3点目を奪えず苦労したよ」
チャンピオンズリーグの次の試合は1月に開催されるが、シーズン後半に高いレベルで戦うことは選手のモチベーション向上に繋がるとカンテは感じているようだ。
「チャンピオンズリーグでいい成績を残すことはいつもチームの目標だった」と話したカンテ。「リール戦は本当に大切だったし今シーズンの残りにも影響してくる。だからこの大会で戦い続けることは重要な目標なんだ」
「若い選手、全ての選手、クラブにとって強豪と戦うのは大きなチャンスだ。いい成績を残せると信じているしベストを尽くすよ」
ラウンド16の抽選は日本時間12月16日(月)午後8時から行われる。会場はスイス、ニヨン。詳細はこちらをクリック。