年末年始の過密日程を初めて経験し、日曜日にこれも初めてとなるFA杯を迎えるクリスティアン・プリシッチは、相手ゴール前での精度を上げることを目指している。
ボクシングデイのサウサンプトン戦で負ったハムストリングの怪我から復帰したブライトン戦では、1時間プレーしたプリシッチ。この試合最多の5本のシュートを放つも、セサル・アスピリクエタの先制点に続くことはできず終盤の同点弾に泣いている。
「前半のうちに試合を決められたはずなんだ」と振り返るプリシッチ。
「今シーズンはとにかく決め手に欠くね。精神的な部分と、技術的な部分があると思う。もっと詰め切って、ものにしないと」
「より決定的な仕事をして、どう試合を動かすか掴まないといけない。ここが足りない部分だ。自分ももっと出来るはずだ。もっといいパスや、もっといいシュートが狙えるはずなんだ」
多少怪我はあったものの、アメリカから家族も呼んでイングランドでの初めてのクリスマスを経験したプリシッチ。続く挑戦は、初めてのFA杯だ。
「もちろん大会のことは知っているよ。これもトロフィー獲得のチャンスだ」
「全力で戦うよ。楽しみにしている」