この夜、チェルシーは3人のアカデミー組を先発起用し、注目を集めたが、西ロンドンで激闘を制し、ブルーズをリーグカップ準決勝に導く最終的な扉を開けたのは、彼らに経験で上回るアカデミー卒業生だった。

リース・ジェイムズがベンチから登場した10分後、彼の上げたクロスがポントゥス・ヤンソンのオウンゴールを誘い、ゴールネット揺らした。

その数分後、クリスティアン・プリシッチがブレントフォードのGKに倒されて得たPKを、ジョルジーニョがいつものように冷静に、そして自信たっぷりに決めてみせた。

明確なチャンスに乏しい試合展開の中で、このような結果となり、トーマス・トゥヘルは、前半のケパ・アリザバラガの2つの重要なセーブに感謝しているだろう。ヨアン・ウィサとリコ・ヘンリーの至近距離での決定機を阻止した。

後半は、アーセナル、トッテナム、リヴァプールとともに、ベスト4進出を決めるべく、終盤の2ゴールで、チームのプレッシャーが報われた。抽選は水曜日の夜遅くに行われる予定だ。

スタメン

トゥヘルは、週末のウルブス戦から8名のスタメンを変更し、ハーヴェイ・ヴェイル、ザビエル・シモンズ、ジュード・スーンサップ・ベルの3人がシニアレベルでは初出場となった。

ベルが前線に入り、ヴェイルとロス・バークレーがサポートし、マテオ・コヴァチッチとサウールが中盤でコンビを組んだ。

セサル・アスピリクエタ、トレヴォ・チャロバー、マルコス・アロンソの3人は、ブラックカントリーと同じポシションに入り、必要であればベンチにもベテラン勢が控えた。

ケパに仕事が

クリスマスの3日前の夜、ブルーズとビーズは、リーグカップを新年も戦い続ける権利を掴むため、ウエストロンドンで戦った。

序盤はポゼッションで優位に立ち、探り探りの攻撃で早くも落ち着きを取り戻したが、10分過ぎに最初のセーブを求めれたのはメンディだった。

左サイドからの素早い展開、そのスペースにクロスを入れ、バックポストへ。今シーズンの彼らのお得意の攻め方である。ウィサにビッグチャンスが訪れたが、至近距離から放たれたヘディングシュートはケパが巧みにはじき出した。

左サイドが活性化

やがてチェルシーにチャンスが訪れる。アロンソが左サイドを駆け巡り、効果的な足掛かりとなった。バークリーへクロスを入れたが、ヘディングはヒートしきれず、ビーズのキーパー、アルバロ・フェルナンデスに阻まれた。

アスピリクエタもまた、コヴァチッチ、ヴェイル、スーンサップ=ベルの連携プレーから、左サイドのスペースに抜け出し、シュートを放つが、枠の上に外れた。

チャンスが増える

3年ぶりのベスト4入りを目指すブルーズは、前半を通してシュート数を増やしたものの、ハーフタイム直前までフェルナンデスのセーブを引き出す事は出来なかった。

一方、ブレントフォードの攻撃は脅威を持ち続け、リコ・ヘンリーが左サイドからクロスを上げた後、ケパがマティアス・イェンセンとの空中戦を再び阻止する必要があった。

反対ゴール前では、ヴェイルの低いシュートが相手に当たり外れるなど、若手も勇気を持って攻めて行った。そのコーナーからチャロバーがオーバーヘッドキックを放ち、枠へ飛んだが、フェルナンデスがセーブした。その後、シモンズのシュートもうまくセーブされた。

後半立ち上がりに好転

5人の交代枠がある中で、トゥヘルはハーフタイムにサイコロを振り、クリスティアン・プリシッチとジョルジーニョを投入してダブルチェンジ、選手層を厚くした。スーンサップ・ベルとコヴァチッチが退き、コヴァチッチはコロナ隔離施設からの復帰で、まだ出場時間が制限されていた。

気温が下がるTW8、 フィールドは熱気に包まれ、ビジターのチェルシーが突破口を開こうと攻め立てた。サウールのクロスは、ブレントフォードのディフェンダーに当たり、もう少しでゴールネットに届くところだった。しかし、フェルナンデスはニアポストでピノックのオウンゴールを防いだ。

アロンソの低いセンタリングに、相手の裏をかいたバークレーが反応する。しかし、このシュートは惜しくも枠を外れた。

エンジンをかける

トゥヘル監督は、この慌ただしいホリデーシーズン、シニアプレーヤーのプレー時間を懸念、また新型コロナウイルス感染症による多くの欠場者を考慮し、試合の最終クォーターに入るまでマウントとジェイムズを投入を待ち、試合終盤、勝負に挑むことにしたのだ。

ジェイムズはすぐにチャンスを生んだ。左サイドからのフリーキックを勢いよく放ったが、フェルナンデスはまたもやそのシュートに反応し、ボールをパンチングでクリアした。そのこぼれ球をバークリーが左足でシュートしたが数インチ外れてしまった。

ついに先制点

後半、ブレントフォードの脅威は消え、セットプレーのチャンスは最小限に抑えられ、カウンターアタックも元から止められていた。チェルシーのクオリティとプレッシャーが最後の10分間で発揮され、ブレントフォードは完膚なきまでに叩きのめされた。

ジェイムズとエンゴロ・カンテのコンビネーションは、カンテが2人のディフェンダーをうまくかわしながら、サイドにいたジェイムズにボールを戻すことで、先制点をもたらした。

ジェイムズはGKとディフェンスラインの間にシュート性のクロスを放ち、ヤンソンは間に割って入ったが、ボールはゴールネットに突き刺さるだけだった。

準決勝行きを決めた追加点

85分、ブレントフォードの抵抗がようやく解け、ベスト4進出が決定した。さらに2人の選手が交代で入り、力を発揮した。マウントが前方へきれいなパスを出し、プリシッチを走らせると、プリシッチが先にボールに触れ、スライディングしてきたフェルナンデスに倒された。

レフェリーのアンドレ・マリナーはPKを与えるしかなく、ジョルジーニョのキックに、フェルナンデスは反対側に飛び、1月の準決勝(2試合制)進出が決まった。

クリスマス前に2ゴール、無失点、アウェイ席は熱狂的な祝賀ムードに包まれた。

次の予定は?

ブルーズは8日間でプレミアリーグ3試合を控えている。ボクシングデーのアストン・ヴィラとの対戦を皮切りに、12月29日水曜日にはスタンフォードブリッジでブライトンを迎え撃つ予定だ。

チェルシー(3-4-3) ケパ、アスピリクエタ(c)、チャロバー、サール;シモンズ(ジェイムズ 66)、コヴァチッチ(ジョルジーニョ h/t)、サウール、アロンソ、バークリー(カンテ 76)、スーンサップ=ベル(プリシッチ h/t)、ヴェイル(マウント 66)サブ: ベッティネッリ、リュディガー、ホール、ウェブスター得点: ヤンソン(OG)80、ジョルジーニョ(PK)85警告:ヴェイル45、サール77

ブレントフォード(3-5-2)フェルナンデス;ソレンセン、ヤンソン(c)、ピノック;カノス、イェンセン(フォルス81)、バティスト(オニェカ74)、ジャネルト(ノルガード66)、ヘンリー(ゴドス74);ムベウモ、ウィサ(トニー66)コックス、トンプソン、ハート・ハリス、スティーブンス警告:ジャネルト12

主審: アンドレ・マリナー観客数: 16,577人