今シーズン、ランパード政権下でリーグ戦ホーム初勝利に加えて、クリーンシートも達成したチェルシー。そのチェルシーはジョルジーニョとウィリアンがゴールを挙げた。
前半、試合を支配していたチェルシーだったが、ブライトンのゴールキーパーライアンの守るゴールをこじ開けることができなかった。タミー・エイブラハムが放ったヘディングシュートはポストに嫌われた。また、ロス・バークリー、ペドロ、マルコス・アロンソがゴールに迫るも、得点を奪うことはできず。
後半開始早々、メイソン・マウントが相手ボックス内で倒されてPKを獲得。これをジョルジーニョが流し込み先制すると、76分にはウィリアンの今シーズン初ゴールで追加点を奪ったチェルシー。
ブライトンが1点を追う場面では、ダン・バーンがチェルシーゴールのバーを叩くヘディングシュートを放ったものの、チェルシーはブライトンにゴールを許さず、クリーンシートを達成した。
アンドレアス・クリステンセンはこの試合、スタメンに名を連ねた。クル・ズマは体調不良のため欠場。カンテはハムストリングの影響により戦線を離脱している。
6日前のリヴァプール戦からは、3人のメンバー変更があった。この試合、エメルソンに代わりマルコス・アロンソがスタメン出場。リヴァプール戦でスタメンに名を連ねたカンテとマテオ・コヴァチッチに代わりバークリーとペドロが先発。
ミッドウィークのグリムズビー戦から8人のスタメンを変更し、フレッシュな顔ぶれでブライトン戦に臨んだチェルシー。前半開始早々、マウントが倒されてPKをアピールするものの、審判はノーファールの判定。
その後もエイブラハム、ウィリアンがシュートを積極的にシュートを放っていくも、枠を捉えきれず。チェルシーが大きなチャンスを迎えたのは15分のことである。マウントが蹴ったフリーキックに対してエイブラハムが飛び込むも、ボールはポストに当たりゴールは奪えず。
ジョルジーニョが裏に抜けたペドロにパスを送るも、この決定機をライアンが素早い飛び出しから防いだ。前半、17本のシュートを放ったが、0-0のままはハーフタイムを迎えたチェルシー。
後半開始5分、マウントがアダム・ウェブスターのバックパスをカットすると、そのウェブスターがマウントをボックス内で倒す。
主審のクリス・カヴァナがPKスポットに指をさし、チェルシーがPKを獲得。このPKをジョルジーニョがライアンの右手側に流し込み、3月以来となるゴールでチームに先制点をもたらす。
マウントの強烈なプレッシャーからPKを奪ったあと、ペドロとエイブラハムがブライトンゴールに迫るも、この2つのチャンスをライアンが許さず、追加点が奪えないチェルシー。2点目となるゴールを奪えない状態が続き、ブライトンにも勢いが増してきた。
ウィリアンは最近復帰したカラム・ハドソン=オドイからのパスをボックス右側で受けると、そのままボックス内に侵入し、グラウンダー性のシュートを放った。ボールは相手ディフェンダーに当たって起動がずれ、そのままライアンが守るゴールへと吸い込まれていった。
チェルシー (4-2-3-1) ケパ; アスピリクエタ (c)、クリステンセン、トモリ、アロンソ;ジョルジーニョ、バークリー (コヴァチッチ 68);ウィリアン、 ペドロ (ハドソン=オドイ 63)、マウント;エイブラハム(バチュアイ 84)
控え カバジェロ、プリシッチ、ジェイムズ、グエヒ得点者 ジョルジーニョ (PK) 50;ウィリアン 76警告 クリステンセン、アロンソ
ブライトン ライアン;ウェブスター、ダンク(c)、バーン;モントーヤ、スティーブンス、ビスマ(ボング HT)、アルザーテ;グロス、モペイ、ムーイ(コノリー 65)控え バトン、ジャハンバフシュ、マレー、スケロット 警告 モペイ、アルザーテ、ウェブスター
主審 クリス・カヴァナ