アントニオ・リュディガーがブレントフォード戦で決めた見事なロングレンジの一撃が、チェルシーサポーターの間で4月のクラブベストゴールに選ばれてた。
スタンフォード・ブリッジでのビーズ戦の後半早々にゴールを決めたこのディフェンダーの見事な活躍が、今月のゴール・オブ・ザ・マンスに選ばれたことは驚くにあたらないだろう。
エンゴロ・カンテから遠目のスペースでボールを受けたリュディガー。今シーズン、リュディガーは何度もシュートで威嚇してきたが、今回はそれが決まったのだ。40ヤードから放たれた強烈なシュートはゴールに向かって矢のように動き、ブレントフォードのGKダビド・ラヤをかわして左ポストの内側を通過し、ゴール裏へ突き刺さった。
チェルシーの選手がリュディガーのゴールよりも遠くから決めたプレミアリーグのゴールは、2006年10月まで15年以上遡らなければならない。そして、ブレントフォード戦のゴールは、Optaがこうしたデータを記録し始めて以来、ブルースのプレミアリーグにおける最長距離ゴールのリストで3位につけている。
このドイツ人選手の一撃は、4月の月間最優秀ゴールの投票に参加した何千人ものブルース・サポーターの圧倒的な支持を集め、全投票の55パーセントを獲得した。
2位は、メイソン・マウントがベルナベウで行ったチャンピオンズリーグ準々決勝セカンドレグ、レアル・マドリード戦で決めたゴールが15%、3位はクリスチャン・プリシッチがブリッジで行ったウェストハム・ユナイテッド戦での試合終了間近のゴールが8%であった。