土曜に行われたリヴァプール戦で前半終了前にジェイムズが退場処分となり、残りの時間を10人でプレーしたブルーズは、堅守により1-1の引き分けにもちこんだ。

しかし、土曜日の1-1の引き分けで分かったことは、チェルシーはたとえ数的不利の立場に置かれても、決して勝負を諦めないということだ。リース・ジェイムズの退場により10人となった後、堅牢な守備でレッズに追加点を献上せず貴重な勝ち点1を獲得した選手たちの勇気あるプレーに敬意を表して、ここでは試合残り時間45分以上で退場処分を受けた際の過去のブルーズの素晴らしいパフォーマンスを振り返ってみよう。

2006年4月ウェストハム戦

ジェームス・コリンズのゴールでリードされていたチェルシー。17分にマニーシェが危険なタックルで退場したとき、スタンフォードブリッジのファンは最悪の事態を恐れたかもしれないが、ブルーズは数的に優位なハマーズを相手に、王者の風格を見せつけて逆転した。

後半、ジョン・テリーとウィリアム・ギャラスのゴールで4-1の勝利を収め、2年連続のプレミアリーグ制覇に王手をかけた。

2007年5月アーセナル戦

2006/07シーズン、チェルシーはリーグ連覇を達成することができなかったが、初めてエミレーツ・スタジアムに足を運んだ時、チームは王者の誇りを見せつけた。 43分にハリド・ブラールズが退場となり、ジルベルト・シウバがPKを決めたことで、ブルーズは試合を諦めるかと思われた。しかし、後半にはマイケル・エッシェンが同点ゴールを決め、終盤にはフランク・ランパードとサロモン・カルーがイェンス・レーマンを脅かすなど、必死の形相でアーセナルを追い詰めた。

この日の結果は残念なものだったが、ブルーズはその精神を受け継いで、数週間後のFAカップでマンチェスター・ユナイテッドを破り、国内カップ戦のダブル制覇を達成した。

2011年9月スウォンジー戦

2011/12のプレミアリーグのスワンズ戦では、フェルナンド・トーレスがゴールを決めたものの、38分にマーク・ガワーへの挑発行為で退場処分を受けてしまう。

チェルシーは2-0でリードしていたが、ウェールズのチームに逆転される可能性もあった。しかし、インターバル後もチェルシーは主導権を握り続け、ラミレスの2点目でさらにリードを広げ、ドログバの駄目押し点で4-1の勝利を収めた。

2012年4月バルセロナ戦

開始早々にゲイリー・ケーヒルが負傷退場し、37分後にジョン・テリーが退場、そして前半終了間際にアンドレス・イニエスタがバルセロナに先制点をもたらしたことで、ほとんどのブルーズファンは、自分の応援するチームが2012年のチャンピオンズリーグ決勝に進出するという望みを捨てていただろう。

しかし、ロベルト・ディ・マッテオ率いるチームは、ヨーロッパの大会で最も素晴らしいパフォーマンスを見せ、ラミレスの大胆なチップでアウェーゴールを奪い、ホームチームの波状攻撃に耐え、試合終了直前にカウンターからトーレスがゴールを決めて試合を終わらせた。