今夜はイングランド勢のリヴァプールとスーパー杯で対戦。ペドロはこれまでにバルセロナで同大会を誰よりも多く制覇。また2試合で決勝点を挙げている。
2009年、2015年ペドロは同点の場面でベンチから途中出場を果たしている。2009年にはシャフタール・ドネツクと対戦。当時シャフタール・ドネツクにはウィリアンも所属していた。ペドロは延長後半残り5分でリオネル・メッシからパスを受け決勝ゴール。
彼は6年後にも同じように決勝点をあげた。2015年に彼のゴールの犠牲になったのはセヴィージャだ。2009年の試合とは打って変わり、乱打戦となった。またもや115分にペドロが決勝点を挙げた。またこの得点はこの試合の9点目となり、このゴールがバルセロナでの最後のゴールとなった。
「世界でもベストのチームと対戦するから激しい試合になるんだ。同じ国のチームと対戦してもトロフィーを争うから厳しい試合になる」とリヴァプール戦を前にコメントしたペドロ。
「だから高いインテンシティで競争が激しくなると思う。スーパー杯というとても大事な大会で試合をするんだ」
「この大会に出場できるのはチャンピオンズリーグを制覇したチームと、ヨーロッパリーグを制覇したチームだけだ。だから対戦相手は自ずと強力になる。優勝できたらその後のシーズンにも弾みがつく。ベストなチームを相手にするとなったらチームにとっても大事な大会になるね」
「シーズンの初めからいい感じで進むのは大切だ。それでもリヴァプールはチャンピオンズリーグを制覇したチームだ」と加えたペドロ。
「だからこの試合に勝利できたらイングランドでもベストなチームとなるはずだ。プレミアリーグでもチャンピオンズリーグでも戦う準備はできている。チェルシーにとって重要な試合だ。チームが上手くいくかの指針になる」
ペドロに唯一かけていたタイトルはヨーロッパリーグだったが、バクーで彼はアーセナル相手にゴールを奪い勝利に貢献。今夜も同じ結果を得られるように準備を進めているが、ペドロはチャンピオンズリーグ優勝チームがとても手強いということを理解している。またリヴァプールの強さも話してくれた。
「相手は悪いところからしっかり立て直す賢いチームだ。個人的には彼らの一番の強みは速さだ。ボールを奪い返すためにすごいプレッシャーをかけてくる。攻撃もとても速い」
対戦相手:リヴァプール
「彼らはとても強く研ぎ澄まされている。ボールを失った際には奪い返すためにプレッシャーをかけてくるし、堅いブロックを敷いてくる。ボールを奪い返したら、ボールを前に運ぶが前線には質の高い選手が揃っている。そう簡単には倒せない相手というのをプレミアリーグでもチャンピオンズリーグでも証明していた」
「得点を奪うためにはゲームをしっかりと読んで、コンパクトに保つ必要がある。トロフィーを獲得したいという欲望がある。大事なのはメンタリティだ。チームで戦わないといけないね」