チェルシーは、日曜日のプレミアリーグの試合終了間際に、今シーズン5度目となる試合終了直前の得点を決め、勝ち点3を取得。

週末の試合を終え、5位トッテナム・ホットスパーとの勝ち点差は7となったが、これらの試合終盤の一撃で得た勝ち点10は、来シーズンのチャンピオンズリーグ復帰を目指す上で、まだまだ重要なポイントになりそうである。

下記には、それらの試合で勝利を収めたブルーズのヒーローたちを、ゴールの遅かった時間順にランキングで紹介。

83:43 – ティモ・ヴェルナー v サウサンプトン、 10月2日

サウサンプトン戦の前半、ティモ・ヴェルナーがゴールネットを揺らす前に起きた出来事についてVARによる検証が行われ、ゴールは認められなかったが、残り6分、ティモ・ヴェルナーが2-1のリードを奪うと、その努力がようやく報われた。

ロス・バークレーがセサル・アスピリクエタにクロスパスを送ると、ヴェルナーはボックス内に飛び込み、スペイン人選手の低いクロスに反応し、リードを奪い返すと、5分後にはベン・チルウェルが追加点を挙げ、3-1とした。

88:31 – ハキム・ツィエク v クリスタル・パレス、2月19日

アブダビでのクラブワールドカップ優勝から戻った2月のセルハーストパークでは、チェルシーのパフォーマンスに疲れが見えたが、ハキム・ツィエクのチャンスを嗅ぎ分ける力が、クリスタルパレスとの対戦で9連勝を確実なものにした。

マルコス・アロンソが左サイドからクロスを入れると、4人のディフェンダーがボックス中央のカイ・ハフェルツとロメル・ルカクに集中し、誰もモロッコ人選手には注意を払わず、ファーポストにいたツィエクがジャック・バトランドの股の間を抜けて唯一のゴールとなった。

88:38 – カイ・ハフェルツ v ニューカッスル 、3月13日

セルハースト・パークでのツィエクのゴールからわずか7秒遅れて、先月のニューカッスル・ユナイテッド戦でのハバーツの見事な一撃が決まった。

ジョルジーニョのパスを受けたドイツ人選手が、絶妙なファーストタッチでボールをゴールへと流し込み、88分間ブルーズを抑えていたものの、ニューカッスルがブリッジでの10連敗を喫した。

89:31 – クリスチャン・プリシッチ v ウェストハム・ユナイテッド、4月24日

ウェストハムはジョルジーニョが終盤にPKを外したことで、ダービーから勝ち点1を獲得したと思ったに違いないが、ブルーズは勝利を目指しているときには、終了のホイッスルまで決して気を抜くことはできないことを証明した。

89分、チェルシーの攻撃をすべて退けると、左サイドからのアロンソの低いクロスを4人のディフェンダーがカットできず、プリシッチが左足でゴールネットに突き刺した。

90:00+3:11 –ジョルジーニョ v リーズ・ユナイテッド、12月11日

ジョルジーニョはウェストハム戦ではチャンスをものにできなかったかもしれないが、12月にリーズ・ユナイテッドを迎え撃ったときには勝ち点3を獲得してくれたので、彼には感謝している。

ロスタイムにアントニオ・リュディガーへのファウルでPKを与えた後、イタリア人選手を翻弄しようとしたが、彼は冷静さを保ち、PKスポットでイラン・メリエを逆方向に送り返し、3-2の勝利を収めた。