アカデミーの若きスター候補を特集するこの記事。ストライカーのアルマンド・ブロジャが他のクラブでの経験、自身のアイドルのロナウドについてコメントしてくれた。

小さい頃は2人のいとこと、叔父と母とやっていたね。いつも一緒にパスをしていたよ。当時は自分が3歳だった。生まれてからずっと足元にボールがあったよ。すぐにフットボールを好きになったし、人生の大部分だと言えるね。

チェルシー加入前にはどこでプレーしていたの?

バーナム・ジュニアで最初にプレーを始めたよ。1年でいい思い出がたくさんあるよ。その後レディングのセレクションを受けて、成功したんだけど、その時は他のクラブを探していた。

そして、フルハムのアカデミーに入って、最初の日に契約した選手相手に試合をしたんだけど、監督が自分のことを気に入ってくれたんだ。そしたら契約した選手たちがいるチームに入れてくれて、試合の残りをプレーしたね。

バーナム・ジュニアに所属してトーナメントに出た時にはスパーズのスカウトがいた。自分のチームの他の選手を見に来ていたらしいんだけど、自分がトーナメントのMVPを獲得したから自分を気に入ってくれたみたいだった。そしてトッテナムと契約したよ。U8から2年間所属して、チェルシーと何度も対戦した。そしてチェルシーが自分に声をかけてくれてアカデミーに加入したんだ。

記事 - 過去のティーンエイジキックス

小さい頃尊敬していた人は?

母と父を尊敬していたよ。彼らがいなければ今の自分はいないからね。毎日自分をサポートしてくれたし、そばにいてくれた。父は家族のために一生懸命働いてくれたし、母どこにでも車で連れて行ってくれた。自分が落ち込んだ時には励ましてくれたりもしたよ。

チェルシーでのアイドルはディディエ・ドログバだね。彼はとても強くて最高のフィニッシャーだった。偉大なキャリアだったよ。チェルシーでは多くのことを成し遂げたし、ビッグゲームではいつも点を決めていた。

一番のフットボール界のアイドルはブラジル代表のロナウドだよ。本当に信じられないプレイヤーだったからね。父が初めて彼を紹介してくれた時、映像をたくさん見たよ。彼は強くて、早くて両足でシュートを打てる。全てを兼ね備えていた。彼のようになりたいね。

フットボールの思い出で今思い浮かぶものは?

アンデルレヒト戦だね。2-0で負けていて、前半に1点返したんだ。後半はもっといいプレーを見せて、ゴールを決めて2-2の振り出しに戻した。その10分後、自分がゴールを決めた。結果的には引き分けに終わったんだけど、個人的には思い出のある試合だったよ。

小さい頃のフットボール観戦での思い出は?

チェルシーが2005年に、アーセナルを1-0で倒した試合だね。ドログバが膝でゴールを決めたんだ。これよりも前に多くの試合を見ていたけれど、個人的に印象に残っているのはこの試合だった。

チェルシーで育って、学校とフットボールを両立するのにはどれほど苦労したの?

両立は大変だったよ。個人的にはフットボールに集中したかったからね。でも教育も大切だ。練習がある日の放課後に授業を受けたりして、遅れたりしたこともあった。でもどうにかして乗り越えたよ。

全ての時間をフットボールに費やすという点ではこれまでと違う。毎日やっているけれど、愛しているし、楽しめているよ。チェルシーで本当にいい機会をもらっているね。

- プレミアリーグカップトロフィーに向けブロジャと他の選手たちは初戦のブラックバーン・ローヴァーズと開幕戦を戦う。またグループAではアーセナルとウルヴズとも対戦。一方で育成チームはプレミアリーグ2をレスターと戦う。