チェルシーの勝利に終わったシェフィールド・ユナイテッドとの試合をデータから振り返ると、2アシストのティモ・ヴェルナーや守備陣を含むチームの中心的存在となる選手の重要性が見て取れる。

氷点下近くの寒い夜に行われた試合は、乗り越えるべき障害や苦難、厳しい場面が何度もあった。しかし、ブルーズは前後半に1点ずつ決めたことでシェフィールド・ユナイテッドの反撃を食い止めることができた。

堂々と中盤でプレーしたコヴァチッチ

雪の降るシェフィールドでマテオ・コヴァチッチは混雑した中盤を支配した。

コヴァチッチのポゼッションは9.4%でこの試合トップで、パートナーのジョルジーニョも8.3%、そしてボールタッチ数もトップの121回だった。

これはトーマス・トゥヘル監督の下ブルーズがポゼッションで優位となっていることを示し、ブレイズ戦では相手の2倍以上となった。しかし、ポゼッションで優勢となったにもかかわらず、決定機は相手より1つ多いだけで、枠内へのシュートは同数となった。

コヴァチッチのドリブル突破はブルーズの攻撃の一つとなり、ジェイムズのみが彼の数字を上回った。コヴァチッチはパス数でも106回で試合トップとなり、そのうち23回は前線へのフィードだった。

決定機をつくったヴェルナー

この試合も得点することができなかったヴェルナーだが、勝ち点3を取れたのは彼のおかげだろう。

ヴェルナーはメイソン・マウントへのアシスト、そして後半のPK獲得を演出しただけでなく、エリア内でのボールタッチ数、そしてスプリント数で試合トップとなった。

闘志と賢さを見せたクリステンセン

トゥヘル監督の下避けられただろう状況で初めて失点を喫したブルーズだが、アンドレアス・クリステンセンを筆頭に守備陣の活躍が目についた。

24歳のクリステンセンは3バックの中央でプレーし、チャンスがあればオーバーラップすることもあったが、基本的にはアウェーということもあり自軍のゴールを何としてでも守るという迫力を見せた。

クリステンセンは空中戦でも6回中5回競り勝ち、ヘディングでのクリアーは3回、リカバリーも9回を記録した。トゥヘルがブルーズに来てから枠内に打たれたシュート数がリーグ最少となったのも驚きではない。

その他のデータ

9回訪れたチャンスのうち2回はブロックされ、4回は枠を外れた。CKはブルーズが8本に対しブレイズは1回のみだった。

先制点を決めたマウントはここ8試合で3得点挙げており、リーグでは10ゴール目となる。彼はこの記録をアリエン・ロッベンに次ぐ若さで達成している。

トニ・リュディガーは試合トップとなるクリアー4回、ヘディングでのクリアー3回、リカバリー11回を記録した。

トゥヘル監督就任してから4試合1失点という記録は12年ぶりとなる。