引き分けに終わったトッテナム戦を今回初めて導入するビデオを含めデータから分析すると、マテオ・コヴァチッチ、リース・ジェイムズ、そしてハキム・ツィエクの高いパフォーマンスが顕著になった。

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脆さを見せないディフェンス

日曜の試合も今季のディフェンスの強さを証明するものだった。トッテナムは枠内へのシュートがたった1本、しかもそれはエリア外から放たれたものだった。

後半はシュート0本で、全5本のシュートは前半のものだった。このうち2本だけがエリア内からで、それ以外はセットプレーからだった。

タックル成功はチェルシーが13回に対しトッテナムが5回と、ブルーズが相手のカウンターを封じた。中盤のエンゴロ・カンテ、コヴァチッチ、そしてメイソン・マウントが合計8回タックルを成功させ、4バックは1回ずつ成功している。

チェルシーは13回シュートを放ち、そのうち3本が枠内、3本ブロックされ、9本はエリア内からだったが、大きなチャンスとはならなかった。

タミー・エイブラハムは他の選手と比べて2倍となる4本シュートを打った。

その他のデータ

パス成功率は89%(587/657)で、リース・ジェイムズの96%がチアゴ・シウバとコヴァチッチ(両者とも95%)を上回った。

ジェイムズとカンテは3本チャンスとなるパスを通した。

エイブラハムは空中戦を5回制し、これはどの選手よりも2回以上多い数字となった。

ブリッジでの次のトッテナム戦では、スパーズ相手に30年間負けがないという記録になる。