スコアレスドローに終わったブライトン戦をデータで振り返ることにより、なぜブルーズが調子を上げることができなかったかが見えてくるだろう。

最近チェルシーは高い位置で相手にプレッシャーをかけることにより好調を維持してきたが、今回の試合ではブライトンがそれを行い、ブルーズの攻撃面におけるプレーやポゼッションを妨げた。

チェルシーのポゼッションは64.4%だったが、そのうちの半分は3バックとケパによるものだった。

チェルシーはファイナルサードにおいて十分に前線の選手にボールを繋ぐことができず(3人の間でのパスは合計77本)で、ブライトンのプレスが有効だったことがわかるが、一方でトーマス・トゥヘルが試合後にコメントしたようにワンツーの精度が低かったことも事実だ。ポゼッションを失った回数はチェルシーが13回に対しブライトンは4回、タックル成功数はシーガルズが25回に対しブルーズは8回となっている。

プリシッチの奮闘

攻撃の44%は左サイドからで、クリスチャン・プリシッチが大きく関わった。ドリブル突破5回は試合トップで、シュート3本もチームトップとなった。

全体としてブルーズのシュート数は7本で枠内へは4本となった。良いスタートを切ったブルーズだったが22分から84分までの間のシュートは1本のみで、それもブロックされた。ブライトンは同じ時間帯に10本シュートを打っている。

両チームともカウンターからはチャンスを作れなかった。シーガルズのシュート11本のうち6本は近距離から出、彼らの2つの最大のチャンスはチェルシーのミスから生まれ、これも負けてもおかしくなかったというトゥヘルが指摘した問題だった。

2017年にプレミアに昇格してからブライトンはどのチームよりもスコアレスドローが多いため、今回の結果も驚きではない。

ケパは出場した5試合すべてでクリーンシートを達成している。

CKゼロ

全740パス(ブライトンより330本多かった)のうち21%がファイナルサードへ、55%は前線へ向けたものだった。パス成功率は88%。

ブルーズがブリッジにおいてCKを一回も獲得しなかったのは2009年11月のマンU戦に遡る。皮肉にもその試合はフランク・ランパードのFKからジョン・テリーがヘディングシュートを決めてブルーズが勝利している。

リーグ戦でCKが1回もなかったのは昨季アウェーでのリヴァプール戦以来となる。