すべての主なポイントで相手を凌駕したチェルシーだったが、結果はホームで再び引き分けに終わった。ここでは、マンチェスター・ユナイテッドとの1-1の試合の主な統計データと注目ポイントを詳しく見てみよう。

前半はチェルシーがずっと主導権を握っていたが、後半開始直後にジョルジーニョのコントロールミスをジャドン・サンチョが突いて、エドゥアール・メンディをかわしてゴールを決めた。

その20分後、チアゴ・シウバがエリア内で倒され、ジョルジーニョのPKによってようやく同点に追いつくことができた。

この試合では、序盤にカラム・ハドソン=オドイが、終了間際にはアントニオ・リュディガーがビッグチャンスを迎え、メンディがボールをフィードした後にフレッジが絶好のチャンスを逃した。

この勝ち点で、12月、そして年末年始の5週間で10試合という過密スケジュールを前に、チェルシーは首位をキープしている。

シュート数で圧倒したブルーズ

チェルシーは、ハキム・ツィエクとティモ・ヴェルナーがそれぞれ6本のシュートを放ち、チーム合計24本のシュートを放った。しかし、枠内へのシュートは6本、枠外が10本、8本がブロックされるなど、やや精度に欠けた。

ゴール期待値(xG)も1.72と、明らかにマンUを上回っていたが、ハドソン=オドイとリュディガーがチャンスを逃したことが、結果的に大きかった。

この結果は、1-1で終わった前回のホームゲーム(バーンリー戦)と同じだ。北西部の2チームを相手に、180分間で49本のシュートを放ち、自陣でのシュートは8本、相手のペナルティーエリア内でのタッチ数は100回に及んだが、獲得した勝ち点は2試合で2ポイントにとどまった。

好調だったが決定機をつくれなかったツィエク

この試合で、ツィエクのタッチ数は、同僚のハドソン=オドイとヴェルナーの合計よりも多く(78対65)、シュート数と枠内へのシュート数も共に多かった。

この試合のタッチマップにもあるように、28歳のツィエクは2回のドリブルを成功させたが、今季のリーグ戦初ゴールに最も近づいたのは、ダビド・デ・ヘアのクロスバーを大きく越えたシュートだけだった。

シウバが輝いたディフェンス

チアゴ・シウバは、チェルシーのディフェンスの中心として、いつものように落ち着いてパワフルにプレーした。また、チーム最多の3回のクリアー、1回のインターセプトを記録し、1回の空中戦を制した。

さらに、アーロン・ワン・ビサカのファウルを誘ってPKを獲得し、試合を振り出しに戻した。

今シーズンの2ゴールに加えて、アシストとして公式には記録に残らないかもしれないが、彼の影響力はそれに劣らないものであった。

また、トゥヘル監督下で3回目となる、リードされている状態からの勝ち点獲得にも貢献した。これまでの8試合で先制点を奪われたが、その後の結果は6敗1引き分け1勝1敗となっている。