スタンフォードブリッジでの試合をほぼ完全に支配したにもかかわらず、バーンリーとの試合では1ポイントを獲得するにとどまった。

チェルシーはバーンリーに対して25本のシュートを放ったが、代表戦によるブレーク前の最後のプレミアリーグの試合では、カイ・ハフェルツの1点のみが印象に残った。

一方、ショーン・ダイチ監督率いるチームは、後半にマチェイ・ヴィドラがゴールを決め、勝ち点1を手にしてロンドンを後にし、ランカシャー州に戻っていった。

また、日曜夜に行われた3位のリヴァプールと4位のウェストハムの対戦は、後者が3-2で勝利し、首位チェルシーを3ポイント差で追う2位のマンチェスター・シティと並んだ。

一方的な展開

冒頭で述べたように、チェルシーは25本という大量のシュート放ったが、残念ながらGKニック・ポープを破ったのは、ハフェルツの強烈なヘディングシュートによる1回だけだった。

この25本という数字は、2015年に26本のシュートを放ったにもかかわらず、クリスタルパレスに2-1で敗れたとき以来、プレミアリーグのホームゲームで勝利しなかった際に記録した最多の数字だった。

この試合は追加点を決めることができなかったが、トーマス・トゥヘル監督は選手たちのパフォーマンスを称賛した。代表戦によるブレークに向けて、意気消沈しないようにボスの言葉に耳を傾けることが重要だ。

2週間後のリーグ再開時に行われるキングパワー・スタジアムでのレスター戦では、ブルーズはプレミアリーグの頂点に立つことが保証されている。

もっと得点が入っていれば、カラム・ハドソン=オドイ、アンドレアス・クリステンセン、チアゴ・シウバ、ロス・バークリーなどが好機をつくった良い試合と語られていたかもしれない。

インパクトを残したリース

試合最多の101タッチを記録したリース・ジェイムズは、今のチェルシーの試合に大きな影響を与えていると言っていいだろう。

この右ウイングバックは、守備でも攻撃でも素晴らしい活躍を見せたが、中でも前半にハフェルツのヘディングシュートをアシストしたことは、彼にとって間違いなくこの試合のハイライトだった。

右サイドでボールを拾ったリースは、完璧なタッチでボールを操り、体を開いて鞭で打ったようなクロスを送り、ハフェルツのヘディングでのゴールをアシストした。

後半にもほぼ同じことが起こり、ジェームズが再び右から絶妙なクロスを送ったが、今度はチアゴ・シルバのヘディングシュートがポストの内側ではなく外側に当たってしまった。

しかし、ハフェルツへのアシストで、ジェイムズは今シーズンのプレミアリーグで7ゴール(4ゴール、3アシスト)に直接関与した。これは、チェルシーのチームメイトの中で最も多い数字だ。実際、彼の数字を上回るのは、モー・サラー、ミハイル・アントニオ、ジェイミー・バーディの3人だけだ。

チャンスを掴んだロス

昨シーズンをレンタル先で過ごし、夏にはチームの番号が変更されたロス・バークリーには、今シーズン、最も厳しい試練が待ち受けていると言えるだろう。

しかし、バークリーはトレーニングでの献身的なパフォーマンスと姿勢がトゥヘル監督の目に留まり、プレミアリーグとヨーロッパ大会の両方でチャンスを得て、出場時間を増やしている。

バークリーは今シーズン、ホームでのサウサンプトン戦とアウェーでのニューカッスル戦での勝利を筆頭に、すでにベンチから途中出場しチームに大きなインパクトを残しており、トゥヘル監督は今回の試合で彼に2020年7月以来のブルーズでのリーグ戦先発出場というご褒美を与えた。

バークリーは、セント・ジェームズ・パークではトップ右で起用されていたのに対し、バーンリー戦では中央でプレーすることで輝きを放ち、前半にはポストをかすめるシュートでゴールに近づいた。

ロスはクラレッツ戦で試合最多の5本のキーパスを出し、82%のパスを成功させた。また、空中戦でも2回勝利し、ディフェンス面でも献身的なプレーを見せた。

ロスは残り15分余りでルベン・ロフタス=チークと交代したが、交替前最後のプレーで至近距離からシュートを外したのが彼にとって唯一のマイナス点だった。今回の活躍で、彼に次のチャンスが訪れるのはそう遠くないだろう。